プレアデスの塔の完全攻略を目指します!
Re:ゼロから始める異世界生活 25巻 / 長月 達平
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<あらすじ>
これまでのプレアデスの塔での生活で、スバルの記憶は奪われてしまっています。
更に記憶が無くなった後何度も『死に戻り』して、この後は@初代剣聖レイドが試験の部屋を出てスバルたちを襲い、A『暴食』の大罪司教が二人も襲ってきて、B外の魔獣たちも襲ってきて、Cシャウラが大サソリの怪物に化けて襲ってきて、D最終的に塔が黒い影に飲まれて全員死ぬことが分かっています。(本当に酷い状況)
もはや絶望的ですが、それでもスバルたちはこれらの脅威全てと戦い、全て対処して生き延びようとします。
リゼロ第六章のクライマックスです!
<感想・評価>
<作品の特徴(5段階評価)>
おすすめ度 ★★★★
ハーレム度 ★★
戦闘・バトルの量:★★★★★
ラブコメ量: ★★
読みやすさ: ★★★
<感想>
第六章のクライマックス、いよいよプレアデス監視塔(と言って良いんでしょうか?)の攻略です!
単純にページ数が多く、しかも見所がかなり多い1冊。とってもボリューミーでした!
この巻で塔の問題を一挙に解決していくので、これまで謎だったものが次々と明かされ、バンバン伏線回収がされていきます。
別にミステリ小説ではないので、伏線回収されて『そういうことだったのか!』みたいなスッキリ感は無いですが、スバルたちの生死が掛かっていることなので、謎が一つ解ける度、あるいは戦闘が終わって誰かが生き残る度にホッと安心しました。
この塔を攻略すればレムは目を覚まして、レムに関する問題は全て解決すると思っていました。しかし!この25巻が終わってもまだレムの問題は続きます。
……はやく元通りなレムが見たいです。私はレムが好きなんですが、ずーーーーーーーーっとおあずけを食らっているような気分で寂しいです。レムのいないリゼロなんて……。
リゼロは、以前はもっともっと絶望感に溢れた、とにかくスバルが苦しみまくる作品だったと思います。
でも最近は絶望的な状況でも、ほんの少しだけは希望があるというか、読んでいて暗い気分になりません。以前は読んでいて暗い気持ちになったり、嫌な気分になったりもしました。
私は今のリゼロの方が好きです!(この25巻がクライマックスで、全てに片を付ける回だったから、私の中で明るいイメージが残っただけかもしれないですけども)
ライトノベルには、女性キャラばっかりに注力して男性キャラの描写やイラストがいい加減なものが多くありますが、リゼロシリーズは男キャラ達がとてもいい味を出してます!今回光ったのはユリウスでした。
ユリウスかっこよかった!
次回(26巻)から第七章が始まって、またメンバーも入れ替えだそうです。レムがどんな感じになるのかとても楽しみです。はやくレムの様子を見たいです!
(『Re:ゼロから始める異世界生活』25巻の感想・紹介)
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