アイズが【ロキ・ファミリア】に来たばかりの頃のお話!
ソード・オラトリア 9巻 / 大森 藤ノ
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<あらすじ>
アイズ・ヴァレンシュタインが親を失い、戦う力を求めて【ロキ・ファミリア】に入団してからのお話です。
それに加えて、ダンまち本編でラキア王国にヘスティア様が攫われた時の、アイズ視点のお話も同時進行で語られます。
幼少の頃と現在のアイズが交互に語られる、アイズ尽くしのシリーズ9冊目!
子供(小さいアイズ)をどう育てていいか分からず、戸惑うリヴェリアやガレス達も印象的でした。
<感想・評価>
<5段階評価>
おすすめ度 ★★★
ハーレム度 ★★(女のアイズが主人公、恋愛要素少なめ)
戦闘・バトルの量:★★★★
ラブコメ量: ★★
読みやすさ: ★★★★
<感想>
今回はいよいよアイズのお話で、表紙を見たときから楽しみでした!しかし読んでみるとアイズの両親のことについては全然明かされていなくて残念……。
まだ小さかったアイズが、何らかの形で両親を失ってしまい、【ロキ・ファミリア】に拾われた時期の話でした。
期待してたほど新しい情報も無く、『ああ、やっぱり昔のアイズはそんな感じだったんだな』という感想。いい話でしたが、いつものこのシリーズと比べると、驚きや意外性が少なかったかもしれません。
小さいアイズは気性が荒くてすさんでいて、『怖い子供』という感じでしたが、初めてじゃが丸くんを食べたシーンや、ガネーシャ(変態)に戸惑っている様子はかわいかったです!(ほほえましい)
小さかった頃のアイズの話と、ヘスティア様がアレス(オラリオの外のラキア王国の神)に誘拐され、ベル、アイズ、ヘスティア様の3人が山奥で保護されてる話が交互に書かれていました。
2つの話にあまり関連が無いので、現在と過去とを交互に書く意味があんまりなかったと思います!ちょっと読みづらかったです!
どちらの話もなかなか進みません。アイズの『幼少編』と『ベオル山地の村編』の二つに分けた方が良かったんじゃないかと思いました。
ダンまちの番外編であるこの『ソード・オラトリア』では、毎回【ロキ・ファミリア】の誰かがピックアップされて、その人物についてのお話が繰り広げられます。
次回は誰の番なのか、楽しみです!
(『ソード・オラトリア』9巻の感想・評価)
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