三段昇段リーグに決着がつきます!
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<第一譜>
・八一は名人に勝利し、将棋界のタイトルの一つである『帝位』に挑戦することが決まりました!
あい:「挑戦決定おめでとうございますっ! しかも名人に勝って挑戦なんて……すごすぎです! さすが師匠ですっ!!」
・八一と銀子はお互い将棋に集中するため会わない約束をしていましたが、八一が将棋連盟の前をウロウロしていたら『たまたま遭遇』してしまいました。(わざと)
そのまま二人はイチャイチャタイムに突入。八一が銀子に熱いキスを求めたところで、銀子と同じ三段リーグで戦っている坂梨さんに見つかってしまい、気まずい空気が流れました。
・銀子は八一がキスを求めてくることを、それとなく桂香さんに相談。桂香さんはこの相談がただの惚気自慢だと看破し、「ぶちころすぞわれ?」と銀子のようなことを言って追い返しました。
<第二譜>
三段リーグの対局日。(1日で2局の将棋を指します)
銀子は三段リーグで連勝しましたが、すでに彼女は3回も負けています。
普通なら四段に上がるのは難しい状況ですが、この日、三段リーグの上位陣がこぞって黒星を付けました!『四段になれるかもしれない』という希望が見えたことで、銀子の心は焦燥にかられます。
実はこの日は一戦目に辛香VS坂梨、二戦目に鏡洲VS坂梨と椚颯太VS辛香という、リーグ戦上位陣がぶつかり合う対局が行われていました。
一戦目で辛香が坂梨にわざと負けて勢いづかせ、辛香は二戦目に余力を残して全力で戦いました。
その結果辛香は鏡洲と創多の二人に黒星を付けることに成功したのでした。(おかげで銀子の希望が繋がった!)
小学生棋士を目指す創多は、年長の辛香さんとの勝負でかなり調子を狂わされたようです。
創多:「……調子狂うんですよ。『金銀六枚持ったら優勢』とか言って、トドメに使う金駒を自陣に打ち付けて……盤を耕すみたいに、何度も何度も何度も! あんなの将棋じゃないです! 農民かっての!」
<第三譜>
・歩夢の妹マリアちゃんがJS研のみんなとお話したいと言うので、スマホでマリア・歩夢と通話しながらJS研に向かいました。襖を開けると、何故かJS研小学生たちはみんな全裸でした。
マリアちゃん:『ま、またすっぱだかじゃと!? しかも朝から複数の幼女を……やはり恐るべきロリ王よ! これだけ多くの幼女を孕み袋にしようとは……! これも複数冠への布石なのじゃ!?』
歩夢:『くっ……!ドラゲキン、貴様……遂に人の道を踏み外してしまったのか! その悪魔的な棋風だけでなく、魂までも闇に染まってしまったというのかッ!!』
・銀子と辛香の対局前に、辛香が心無い言葉で銀子の心を揺さぶりました。
(本文から抜粋)――――――――――――
辛香:「空さんと同じ病棟で、一緒に将棋を指した子供たちがどうなったか、知ってる?」
あの子たちは退院したはずだ。私はそう聞いた。
今はもう、私のように完治して、どこかで幸せに暮らし――
辛香:「死んだよ。みんな死んだ」
それだけ言うと、ピエロは私の脇を通り過ぎて連盟を出て行った。
あれだけ熱を発していた身体が今は、冷え切っている。
――――――――――――
・あいが女流棋士の仕事として、商店街の将棋イベントを仕切りました。小学生とは思えない行動力!
・天衣とあいは、後の弟子(かもしれない)シャルちゃんと3人集まって会議を開きます。彼女たちは何となく、銀子と八一との仲が進展していることを察しているようで、内心穏やかではありません。
<第四譜>
夜叉神天衣が不意打ちで八一にキスをして、「好きよ。八一」と自分の思いを告げました!
八一はもちろん動転しますが天衣の決意は固く、八一が銀子とキスしたと知っても全く怯みません。
天衣:「今は空銀子のことが好きでも構わない。そのくらいのハンデがあって上等よ」
「あの女からは全てを奪ってやる」
「まずは女流玉座戦で挑戦者になって、初タイトルを奪取。その次は女王戦で、この前の雪辱を」
「そして最後にあなたを奪う。覚悟しておきなさい、八一」
・八一と於鬼頭曜(おきと よう)帝位の帝位戦が始まりました!この戦いに勝てば、八一は『竜王』と『帝位』の二冠に輝くことになります。
対局は3局あり、1局ごとに二日に分けて指されるため『封じ手』があります。
八一も於鬼頭帝位も序盤はテンポよく駒組を進め、八一が封じ手をすることでその日は終わりました。
※於鬼頭さんは長い髪をバッサリと切り、丸坊主頭で登場。周囲を驚かせました。
<第五譜>
・八一は於鬼頭帝位に勝利!帝位戦の初戦を白星で飾ることができました。
・銀子と辛香の対局は銀子の勝利。銀子は勢いで押し切りました。(盤外での会話もいろいろあった)
辛香:「ハッ! あーあ、負け負け。こんなん勝てるわけあらへんわ!」
「恋する乙女は無敵やん!」
・三段リーグの最後、銀子と鏡洲の対局も銀子が勝利!銀子は四段に昇段し、史上初の女性のプロ棋士となりました。
鏡洲さんの強さに大苦戦しましたが、最後の最後であいから出題された詰め将棋の手筋が奇跡的にハマり、逆転勝利しました。
・四段になれたのは銀子、椚創多、そして坂梨澄人さんの3人!普通は2人しか四段に上がれませんが、坂梨さんは次点の成績だったので、前期の次点と合わせて四段となりました!(三段リーグで2回次点を取ると四段になれるそうです)
・銀子と八一が正式に恋人同士になりました!!!
(『りゅうおうのおしごと!』12巻のネタバレ・あらすじ)
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