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2019年09月12日

沖縄県の医療史について(その1)

沖縄県で働く際に、前もって知っておくと良いことがあります。
私も沖縄に来てから知ったことですが、沖縄の地政学について転職前には把握されておくと役に立つと思います。

ご存じの通り、沖縄県は戦争後、アメリカの統治下となりました。
結果、内地(沖縄以外の都道府県を指す)の医師に関わる体制とは違う歴史を歩むことになります。


@医介輔制度

アメリカ統治下の沖縄では、医介輔(いかいほ)という資格が存在してました。
沖縄戦で約60人まで減ってしまった医師の代わりに、米軍が制限付きで認めた制度です。
最後のお一人は2008年まで診療をされていました。ドラマにもなっています。

≪参考≫
現役最後の医介輔(沖縄タイムス)


A国費・自費沖縄学生制度
本土復帰前には沖縄で選抜された学生が、内地の大学に進学できるという制度がありました。
復帰後も琉球大学に医学部が設置され学生を受け入れる1981年まで続いたそうです。
内地の大学側に沖縄出身枠があり、国費生の場合は国から学費が支給されたそうです。
そのため、私が沖縄に来た20年前には、琉球大学出身の病院長や教授はいなかったと記憶しています。
今は琉球大学出身の方々が活躍されており、時代は流れていることを感じています。
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島内茶安
九州から沖縄県に来て約20年になります。医療業界に長く関わっており、沖縄の情報がなく困っている方にお会いした経験から、お役に立つ情報を発信できればと思い、サイトを立ち上げました。 よろしくお願い致します。
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