一つは研究者が資料を集めたり分析したりしてきた事、二つ目はそれを雑誌などに紹介する人たちがいた事、そして最後はそうした蓄積を基に新しい妖怪を作り出していく創作者の人たちがいた事です。
「滅んでいく迷信の研究なんかして何になる」と散々馬鹿にされてきましたけど、過去の文化を研究する事は、未来の新たな文化を創造していく事に繋がると、僕はずっとそう思って研究をしてきました。
そこは、ぶれる事がなかったですよ。
小松 和彦さん 文化人類学者 1947年東京都生まれ。 専門は文化人類学、民俗学。
妖怪研究の第一人者として知られ、大阪大教授や国際日本文化研究センター所長などを歴任。
「憑霊信仰論」「異人論」「妖怪学新考」など著書多数。
愛媛新聞 お蔭さんで今から
妖怪学あるらしい。
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