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2012年07月22日

薬効果物 クリ

薬効果物 クリ

分類 ブナ目 ブナ科 クリ属 クリ

和名 クリ
英名 Japanese Chestnut
クリ(日本栗・学名Castanea crenata)とはブナ科クリ属の木の一種。
日本と朝鮮半島南部原産。中華人民共和国東部と台湾でも栽培されている。
クリのうち、各栽培品種の原種で山野に自生するものは、シバグリ(柴栗)
またはヤマグリ(山栗)と呼ばれる、栽培品種はシバグリに比べて果実が大粒である。
また、シバグリもごく一部では栽培される。


食品カロリー栄養素成分表/栄養価
日本栗(100g中)
熱量(カロリー) 164kcal
タンパク質 2.8g
ビタミンD 0μg
脂質 0.5g
ビタミンE 0mg
炭水化物 36.9g
ビタミンK 1μg
βカロテン 37μg
亜鉛 0.5mg
レチノール 0μg
カリウム 420mg
ビタミンB1 0.21mg
カルシウム 23mg
ビタミンB2 0.07mg
鉄 0.8mg
ナイアシン 1mg
銅 0.32mg
パントテン酸 1.04mg
マグネシウム 40mg
ビタミンB6 0.27mg
マンガン 3.27mg
葉酸 74μg
リン 70mg
ビタミンB12 0μg
食物繊維 4.2g
ビタミンC 33mg
コレステロール 0mg

特徴
落葉性高木で、高さ17m、幹の直径は80cm、あるいはそれ以上になる。
樹皮は灰色で厚く、縦に深い裂け目を生じる。葉は長楕円形か長楕円状披針形、
やや薄くてぱりぱりしている。表はつやがあり、裏はやや色が薄い。
周囲には鋭く突き出した小さな鋸歯が並ぶ。
雌雄異花で、いずれも5月から6月に開花する。雄花は穂状で斜めに立ち上がり、
全体にクリーム色を帯びた白で、個々の花は小さいものの目を引く。
また、香りが強い。非常によく昆虫が集まる。
ブナ科植物は風媒花で花が地味のものが多いが、クリやシイは虫媒花となっている。
なお、この花の香りは芳香成分としてスペルミンを含むため、
ヒトの精液の臭いに似た独特の香りを放つ。
一般に雌花は3個の子房を含み、受精した子房のみが肥大して果実となり、
不受精のものはしいなとなる。9月から10月頃に実が成熟すると自然にいがのある
殻斗が裂開して中から堅い果実(堅果であり種子ではない)が
1 - 3個ずつ現れる。
果実は単にクリ(栗)、またはクリノミ(栗の実)と呼ばれ、普通は他のブナ科植物の
果実であるドングリとは区別される(但し、ブナ科植物の果実の総称はドングリであり、
広義にはドングリとも言える)。
また、毬状の殻斗に包まれていることからこの状態が毬果と呼ばれることもあるが、
中にあるクリノミ自体が種子ではなく果実であるため誤りである、
毬果とは、松かさのようなマツ綱植物の果実を指す。
香りの主成分はメチオナール(サツマイモの香りの主成分)と
フラノン(他にはイチゴやパイナップルに含まれている)。
シナグリなどと比較して、渋皮剥皮が困難であり、生食用用途では渋皮を直下の果肉と
ともに削り取る作業が必須である。特にこのことが近年の家庭におけるニホングリの需要を
低下させる原因となってきた。
そのような中、近年独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所において、
シナグリ並に渋皮剥皮性の優れるニホングリ品種「ぽろたん」
(2007年10月22日品種登録)が育成された。

生態
北海道西南部から本州、四国、九州に分布。国外では朝鮮中南部に産する。
暖帯から温帯域に分布し、特に暖帯上部に多産する場合があり、これをクリ帯という。
ただし、現在では広く栽培されているため、自然分布との境目がわかりにくい場合がある。

栽培
日本のクリは縄文時代人の主食であり、青森県の三内丸山遺跡から出土したクリから、
縄文時代にはすでに本種が栽培されていたことがわかっている。
年間平均気温10 - 14℃、最低気温氷点下20℃をくだらない地方であれば、
どこでも栽培が可能で、国内においてはほぼ全都道府県でみられ、生産量は、茨城、熊本、
愛媛、岐阜、埼玉の順に多い。
クリの害虫被害については、平成初期まではクリタマバチの被害が最も問題であり、
農水省果樹試験場(現独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所)でも
クリタマバチ抵抗性品種の育成を主に育種を行ってきたが、クリタマバチの天敵である
チュウゴクオナガコバチがクリの主産地で放飼されたことにより、被害が激減し、
現在ではあまり問題となっていない。
次に問題となっているのが、クリシギゾウムシによる果実被害である。
これまでは、収穫後の臭化メチルによるくん蒸を主として防除がなされていたが、
臭化メチルガスは温室効果が高いため、2012年までに全廃される
(2005年に全廃であったが、現在まで不可欠用途申請されている分量のみが使用されている)
。したがって、現在、臭化メチルくん蒸の代替技術の確立が必須である。
日本のクリはシナグリに次いでクリ胴枯病に対する抵抗性が高い。

posted by 豊後国主 at 12:34 | 薬効果物
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初参加 2010年 7月30日
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