アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2012年09月13日

薬効植物 チガヤ


薬効植物 チガヤ

分類 イネ目 イネ科 チガヤ属 チガヤ
和名 チガヤ

チガヤ(茅・茅萱)というのは、ごく普通に見られるイネ科の多年草である。
日当たりのよい空き地に一面にはえ、白い穂を出す。かつては食べられたこともある、
古くから親しまれた雑草である。


チガヤ 紅 (紅茅) 1ケース (9cmポット苗×40ポット苗)【やま菜(同じ店舗名ですと同梱出来ます!)】

価格:14,040円
(2012/9/13 18:36時点)
感想(0件)




特徴
チガヤ(Imperata cylindrica (L.) P.Beauv.)は、単子葉植物イネ科チガヤ属の植物である。
細い葉を一面に立てた群落を作り、白い穂を出す。
地下茎は横に這い、所々から少数の葉をまとめて出す。地上には花茎以外にはほとんど葉だけが出ている状態である。葉には細くて硬い葉柄があって、その先はやや幅広くなり、広線形。葉はほとんど真っすぐに立ち上がり、高さは30-50cm程になる。葉の裏表の差はあまりない。
葉の縁はざらつくがススキほどではない。
葉は冬に枯れるが、温暖地では残ることもある。
この時期、葉は先端から赤く染まるのが見られる。
初夏に穂を出す。穂は細長い円柱形で、葉よりも高く伸び上がり、ほぼまっすぐに立つ。
分枝はなく、真っ白の綿毛に包まれていて、よく目立つ。
種子はこの綿毛に風を受けて遠くまで飛ぶ。日向の草地にごく普通に見られ、道端や畑にも
出現する。地下にしっかりした匍匐茎があるため、大変しつこい雑草である。
河原の土手などでは、一面に繁茂することがある。芽の先端が細く尖り、塩化ビニール製の
ホース程度なら貫通する場合もあるという。

花の構造
花穂は白い綿毛に包まれるが、この綿毛は小穂の基部から生じるものである。
小穂は花序の主軸から伸びる短い柄の上に、2個ずつつく。
長い柄のものと、短い柄のものとが対になっていて、それらが互いに寄り沿うようになって
いる。
小穂は長さが4mmほど、細い披針形をしている。
小花は1個だけで、これは本来は2個であったものと考えられるが、第1小花はなく、
その鱗片もかなり退化している。
柱頭は細長く、紫に染まっていて、綿毛の間から伸び出すのでよく目立つ。

分布
日本では、北海道から琉球列島までの全土でごく普通。国外ではアジア大陸の中西部から
アフリカ、オーストラリアにわたる広い範囲に分布し、現在では北アメリカにも帰化して
いる。
なお、日本にあるものをフシゲチガヤ(var. koenigii (Retz.) Durand et Schniz) として
変種とする説がある。
原名変種は地中海沿岸に分布し、節に毛がないこと、小穂がやや大きく、柄がほとんどない
ことで区別される。
なお、チガヤ属には世界の熱帯から暖帯に約10種があるが、日本では1種だけである。

人間との係わり
ごく人間の身近に生育する草である。
地下にしっかりした匍匐茎を伸ばすので、やっかいな雑草である。
他方、さまざまな利用も行われた。そのため古くから親しまれ、古名はチ(茅)であり、
花穂はチバナまたはツバナとも呼ばれ、古事記や万葉集にもその名が出る。
この植物はサトウキビとも近縁で、植物体に糖分を蓄える性質がある。外に顔を出す前の
若い穂は、噛むと甘く、子供がおやつ代わりに噛んでいた。
地下茎の新芽も食用となったことがある。
万葉集にも穂を噛む記述がある。
茎葉は乾燥させて屋根を葺くのに使い、また成熟した穂を火口(ほくち)に使った。
乾燥した茎葉を梱包材とした例もある。
また、花穂を乾燥させたものは強壮剤、根茎は茅根(ぼうこん)と呼ばれて利尿剤にも
使われる。
他に、ちまき(粽)は現在ではササの葉などに包むのが普通であるが、本来はチガヤに
巻いた「茅巻き」で、それが名の由来であるとの説がある。
もう一つの利用として、園芸方面がある。この植物はむしろ雑草であるが、葉が赤くなる
性質が強く出るものを栽培する例がある。

利用
日干しした根茎が茅根(ぼうこん)で、急性腎炎や、妊娠中のむくみを取るためにつかう。
15gを600ccの水で半量に煎じて食間3回に分服する。
posted by 豊後国主 at 18:30 | 薬効果物
リンク集
最新記事

プロフィール
豊後国主さんの画像
豊後国主
初参加 2010年 7月30日
プロフィール
写真ギャラリー
カテゴリアーカイブ
わーい(嬉しい顔)"カチィ・・” と 応援宜しくわーい(嬉しい顔)
にほんブログ村 通販ブログへ
にほんブログ村
最新トラックバック
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。