2017年12月12日
【重要!】シャフトの種類と性能について
※フライトの種類と性能についてはこちら
※バレルの種類と性能についてはこちら
※ティップの種類と性能についてはこちら
前回はダーツパーツの、
「バレル」についてご説明し、
前々回はダーツパーツの、
「フライト」についてご説明させて頂きましたが、
今回は「シャフト」にピントを合わせて説明していきます。
ダーツパーツの中でも「シャフト」というのは、
全体的なバランス調整を行う、とても重要なパーツになります。
バレルを繋ぐ部分でもありますし、
フライトを繋ぐ部分でもあります。
また、シャフトの長さや素材が変わるだけで、飛びや全体のバランスが変わってくるので、
しっかりと自分に合ったものを選んでいきたいところです。
シャフトの役割とは?
シャフトは基本的に、
フライトとバレルを繋ぐパーツと言う役割です。
しかし、ただそれぞれを繋いでいるわけではありません。
冒頭でも少々ご説明いたしましたが、
シャフトの長さや素材によって飛びやバランスが変わってきます。
一般的に言われているのが、
シャフトが長い場合は、弧を描いた様な飛び方になり、
シャフトが短い場合は、直線的なまっすぐな飛び方になると言われています。
ただ、それはあくまで一般的に言われている事です。
フライトの形状や素材が変わるだけでも飛び方は変わってきますし、
バレルによっても飛び方やバランスが変わってきます。
フライトやバレル、シャフトの組み合わせによって、
飛び方、バランスの変化は無数と言えるでしょう。
その無数にある変化の中から自分に合ったものを探すのも、ダーツの醍醐味と言えるでしょう。
シャフトの素材について
シャフトの素材については、主に4種類あります。
「ナイロン」、「カーボン」、「アルミニウム」、「チタニウム」
それぞれの特徴を説明していきます。
ナイロン
シャフトの素材としては最もポピュラーなものになります。
また、ナイロン素材で出来たシャフトは他の素材よりも軽いです。
軽いという事は、ダーツの重心を前部分に持っていく事ができるという事です。
前重心の方が投げやすいという方にオススメですね。
種類も豊富で、デザインにこだわったものも多数存在するので、
個性を出したい方にもオススメの素材と言えるでしょう。
カーボン
カーボン素材とは、
ダーツのシャフトだけではなく、色々なものに使用される程メジャーな素材になります。
ゴルフクラブのシャフトやレーシングカーのフレーム等にも使用されています。
なぜ色々なものにカーボン素材が使用されるのかというと、
高い耐久性を持ち、かつ軽量な素材だからです。
単純に考えてナイロン素材の上位互換ですが、
デメリットとしてナイロン素材よりも価格が高いので、
高くても性能を求める場合はオススメです。
アルミニウム
アルミニウム製のシャフトはハードダーツで使用される事が多いです。
ですがソフトダーツでも問題なく使用できるので、
選択肢として候補に挙がります。
アルミニウム製のシャフトのメリットは、
金属素材の為、強度が非常に高いという事です。
ただ、デメリットも存在します。
装着した際にシャフトが緩みやすいという事です。
なので実際に使用する場合は、
Oリング等を装着して使用することをオススメします。
チタニウム
シャフト素材の中で最も強度が高いです。
ただ、扱うのは中々難しい素材です。
特徴を上げると、
強度は最高クラス、比重も重い、
バレルやフライトの組み合わせによってはバランスが難しくなる場合もある等、
初心者向けと言うよりは、中級者〜上級者向けの素材と言えるのではないでしょうか。
また、価格に関しても全素材中最も高額になります。
シャフトの形状について
シャフトの形状は3種類存在します。
「ストレート」、「スリム」、「ハイブリッド」
ではそれぞれ説明していきますね。
ストレート型
最もポピュラーな形状になるのが、
このストレート型です。
バランスに関しても全体的に良く、
ダーツを購入した際に付属されているのは、大体ストレート型なので、
誰でも一度は使用した事があるシャフトだと思います。
スリム型
ストレート型と比べると、
中間が細くなっており、
軽量化を図ったタイプになります。
ただし、細くなったという事は、
その分折れやすくもなっているので、
扱う際は慎重に扱うようにしてください。
ハイブリッド型
ハイブリッド型は名前の通り、
ストレート型とスリム型の中間のようなタイプになります。
ハイブリッド型は現状、
コスモダーツの「フィットシャフト」だけにしか存在していません。
シャフトのサイズについて
シャフトのサイズは全3種類あります。
「ショート」、「インビト」、「ロング」
それぞれ説明していきます。
ショート
直線的にまっすぐ飛ばしたい方にオススメのサイズです。
殆どフライトの影響を受けないシャフトサイズと言えるでしょう。
インビト
中間的なサイズ。
中間的ゆえに全サイズの中で一番バランスが取れています。
初心者から上級者まで、
幅広く使用されているサイズです。
ロング
短いサイズとは真逆で、
フライトの影響を受けやすいサイズ帯になります。
フライトによって様々な飛びになるので、
自分に合ったフライトを選ぶことが大切です。
シャフトの種類について
シャフトの種類というよりは、
仕様と言ったほうが近いかもしれません。
種類に関しては主に3種類あります。
「ロック」、「スピン」、「サイレント」
ではそれぞれ説明していきます。
ロック
シャフトの種類、使用の中では最もポピュラーなものになります。
ダーツを購入した際の付属のシャフトは、
大体がこのロックになります。
装着したフライトは回転せず、
固定された状態になります。
スピン
最大の特徴は、
装着したフライトが回転するという事です。
ダーツ同士がはじかれる事を防止したデザインになっている為、
私個人的にはオススメです。
サイレント
スピンと同様に、
こちらもフライトが回転する仕組みになっています。
サイレントとスピンでは何が違うのかと言うと、
発売元とフライトの回転構造です。
サイレントはシャフト自体に回転構造がついており、
スピンに関しては、シャフトの溝に沿る事でフライトが回転します。
最期に
今回は「シャフト」にスポットライトを当てましたが、
いかがでしたでしょうか?
ここでは説明を割愛しましたが、
メーカーオリジナルのシャフトも存在します。
割愛した理由は、
本記事では、シャフトの基本的な事を抑えた記事にする為、
また、あまり長い記事であると、頭に入りづらいと思ったからです。
なので興味がある方は是非調べて見てください。
タグ:ダーツ,シャフト
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