2015年03月11日
他人に厳しく、自分に甘い落とし穴
どうも、ムラノです。
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今日も社会を生き抜きましょう。
あなたは次の常套句を知っていますか?
「Not in my back-yard.」
詳しい意味はまた後で説明します。
さて、あなたは現代の環境問題や政治問題をどう思いますか?
早く解決してほしいと思いますよね?
周りの人間一人一人が節約やごみについてしっかりと考え行動すべきだと思っている方は多いと思います。
しかし、あなた自身はどうですか?
周りの人間にはしっかりとやってほしいが、自分がやるとなると気が進まなくなる・・・
他人には注文するのに、自分自身はやらないのです。
先ほど紹介した「Not in my back-yard.」という常套句ですが、和訳すると「私の裏庭はダメ」となります。
つまり、他人の裏庭はどうなろうとかまわないが、自分の裏庭は別なのです。
ですから、多くの人に節約してほしいけども、自分自身は節約するのが面倒くさいと思っているのです。
いじめ問題でも他人のいじめにはおせっかいで解決しようとするが、自分と密接に関わるいじめについては、触れたくない、後回しにしたいと思ってしまうのです。
原発の汚染物質を早く廃棄すべきだと、多くの方が考えていますが、仮に自分の地域に埋め立てられることになると、反対側になってしまうのです。
もっと、道路を増やすべきだと思っていても、自分の土地が道路で埋められることになると、反対するはずです。
逆に自分のことまで考える人は、余計な口出しをしないようにしています。
最近起こった大きな問題では、某過激組織を名乗るテロリスト集団が日本人を拉致したことです。
今までテロリストの存在は、外国での問題だけで、日本にとっては密接なかかわりはありませんでした。
ですから、今まで外国で起こるテロ問題には、いろんな意見を言いたい放題でしたが、実際に日本がかかわることになると、意見を全く出せずに、行動も起こせなくなるのです。
こうするべきだ、そうするべきだ、と外国に対して言っていた意見が、言えなくなるのです。
ですから、自分とは関係ない他人に対して意見を言いたい放題言う前に、自分が相手の立場になった場合も考えて、意見を言うべきなのです。
会社でも、自分が周りの人間に対して言った提案を、自分でもやれるかどうか?を考えなければなりません。
逆に、無理難題を押し付けてくる相手に対して、その結果相手自身にどのような影響が出るのかを教えてあげれば、あっさり諦めてくれるかもしれません。
「僕はそれでも問題ありませんが、あなたにはこのような影響が出ますがよろしいのですか?」
このように言うことで、あなたが嫌ですと断るよりも、相手自信に嫌だと思わせることができます。
相手と真っ向から対立するよりもこちらの方が良いのです。
無理難題を押し付けてくる人間は、実は自身に対する影響を考えていないことが多いのです。
ですから、相手にそれを気づかせればよいのです。
人は、メリットよりもデメリットの方が大きく感じるので、デメリットが少しでもあるのであれば、考え直そうとするのです。
福沢諭吉は、「天は人の上に人を造らず」(人間は生まれた身分は関係ない)と言っていましたが、自分の娘が身分の低い男性と結婚するのを反対したという噂があります。
この言葉が、実際に自分に密接にかかわってくるとは思わなかったのでしょう。
今日多くの場所で、反対運動が行われていますが、全く関係ないと思っているあなたは、なんで反対するのだろう?と疑問に思うはずです。
しかし、実際に自分にそれが降りかかるとこになると考えたら、少しは気持ちが理解できるのではないでしょうか?
他人に厳しく、自分に甘いのは、他人への思いやりがないどころか、自分の目の前にある落とし穴すら見えていないのです。
ポイント
「相手の要求に反対するのではなく、相手へのデメリットを教えることで、要求を取り消すことができる」
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周りの人間一人一人が節約やごみについてしっかりと考え行動すべきだと思っている方は多いと思います。
しかし、あなた自身はどうですか?
周りの人間にはしっかりとやってほしいが、自分がやるとなると気が進まなくなる・・・
他人には注文するのに、自分自身はやらないのです。
先ほど紹介した「Not in my back-yard.」という常套句ですが、和訳すると「私の裏庭はダメ」となります。
つまり、他人の裏庭はどうなろうとかまわないが、自分の裏庭は別なのです。
ですから、多くの人に節約してほしいけども、自分自身は節約するのが面倒くさいと思っているのです。
いじめ問題でも他人のいじめにはおせっかいで解決しようとするが、自分と密接に関わるいじめについては、触れたくない、後回しにしたいと思ってしまうのです。
原発の汚染物質を早く廃棄すべきだと、多くの方が考えていますが、仮に自分の地域に埋め立てられることになると、反対側になってしまうのです。
もっと、道路を増やすべきだと思っていても、自分の土地が道路で埋められることになると、反対するはずです。
逆に自分のことまで考える人は、余計な口出しをしないようにしています。
最近起こった大きな問題では、某過激組織を名乗るテロリスト集団が日本人を拉致したことです。
今までテロリストの存在は、外国での問題だけで、日本にとっては密接なかかわりはありませんでした。
ですから、今まで外国で起こるテロ問題には、いろんな意見を言いたい放題でしたが、実際に日本がかかわることになると、意見を全く出せずに、行動も起こせなくなるのです。
こうするべきだ、そうするべきだ、と外国に対して言っていた意見が、言えなくなるのです。
ですから、自分とは関係ない他人に対して意見を言いたい放題言う前に、自分が相手の立場になった場合も考えて、意見を言うべきなのです。
会社でも、自分が周りの人間に対して言った提案を、自分でもやれるかどうか?を考えなければなりません。
逆に、無理難題を押し付けてくる相手に対して、その結果相手自身にどのような影響が出るのかを教えてあげれば、あっさり諦めてくれるかもしれません。
「僕はそれでも問題ありませんが、あなたにはこのような影響が出ますがよろしいのですか?」
このように言うことで、あなたが嫌ですと断るよりも、相手自信に嫌だと思わせることができます。
相手と真っ向から対立するよりもこちらの方が良いのです。
無理難題を押し付けてくる人間は、実は自身に対する影響を考えていないことが多いのです。
ですから、相手にそれを気づかせればよいのです。
人は、メリットよりもデメリットの方が大きく感じるので、デメリットが少しでもあるのであれば、考え直そうとするのです。
福沢諭吉は、「天は人の上に人を造らず」(人間は生まれた身分は関係ない)と言っていましたが、自分の娘が身分の低い男性と結婚するのを反対したという噂があります。
この言葉が、実際に自分に密接にかかわってくるとは思わなかったのでしょう。
今日多くの場所で、反対運動が行われていますが、全く関係ないと思っているあなたは、なんで反対するのだろう?と疑問に思うはずです。
しかし、実際に自分にそれが降りかかるとこになると考えたら、少しは気持ちが理解できるのではないでしょうか?
他人に厳しく、自分に甘いのは、他人への思いやりがないどころか、自分の目の前にある落とし穴すら見えていないのです。
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