2015年02月14日
値下げ以外にも売る方法はある? その2
こんにちは、ムラノです。
今回は、前回の続きからになります。
要求が断られたら、要求のレベルを下げるのではなく、おまけを付ける。
値段の代わりに、ポイントを商品に付けると言いました。
ポイントを操作することで、値下げを行わずに、店の利益をコントロールできます。
おまけは後出しで隠し持っておくと効果的です。
客に商品を売るときに、客が買うかどうか悩んでいるときに、目の前でおまけを付けてあげるのです。
仕事で同僚に要求するときも、最初から、「ジュースおごるから手伝ってほしい」と言ってしまうと、断られたときに、おまけのレベルを上げなければなりません。
ですから、最初は「ジュースをおごる」というおまけは隠しておきましょう。
しかし、注意点があるのですが、隠し事をすると、言い間違いする恐れがあります。
以前、言い間違いというのは本音や、隠し事が含まれていると言いました。
相手が人間を分析するタイプであれば、おまけを隠し持っていることがばれてしまいます。
「ジュース・・・いや、仕事手伝ってくれない?」と言ってしまうと、何でジュースという言葉が出てきたんだろう?
そうか、ジュースおごるから、手伝ってくれと言おうとしていたのか、と勘付かれてしまいます。
そうなると、やはり要求は断られてしまいますし、相手にとってはおまけも含んだ状態から交渉がスタートになります。
用意していたおまけでは足りなくなってしまいます。
このように相手に手の内がばれてしまうのです。
また、おまけ以外にも、プレゼントや付加価値を付ける方法もあります。
プレゼントであれば、何かをあげる代わりに要求をすることができます。
あたかも、要求の報酬のようにプレゼントを渡すテクニックがあります。
仕事で、得意先からお菓子などを貰ったとしましょう。
そのお菓子は社員全員に上司が配るのですが、上司は貰い物というのを伏せて、次のように渡しました。
「このお菓子を君にあげるから、仕事を手伝ってくれないか」
このように言って渡しました。
本来、お菓子は貰い物で、その部下にも無条件で渡されるはずだったのです。
このように言うことで、上司は何の損失もなくプレゼントのように渡すことができます。
返報性の心理で、プレゼントをもらった部下は、お返しをしたいと考え、仕事をやってくれます。
そのお菓子が、小さなものであっても、多少効果はあります。
要求とプレゼントに差がありすぎると一見効果がないように見えます。
しかし、要求が大きく、プレゼントが小さくなると、プレゼントの価値が上がるのです。
商品でいうのであれば、10000円で1ポイント付加するといった具合に設定します。
本来10000円は商品に対して払うものなのですが、別視点から見ると、1ポイントは10000円払わないと手に入らない、1ポイントは10000円の価値があるように見えるのです。
要求に対して、おまけやプレゼントは付加しているだけなので、要求に釣り合う報酬を払うわけではありません。
しかし、おまけやプレゼントがその報酬というように錯覚してしまうため、その要求を引き受けると、必然的におまけやプレゼントの価値が要求に釣り合っていると勘違いしてしまうのです。
そもそも、会社での行動は全て、仕事になるため、それは給料で支払われるため、本来は仕事上での要求は必ず受けなければなりませんが、なるべく楽をしたいと考えている方が多いのです。
また、おまけを付けるときに限定効果を利用することもできます。
今手伝ってくれたら、ジュースおごるよと言うと、相手は今以外に手伝ってもジュースはもらえないと考えます。
ですから、今手伝わないと損だなと考えるのです。
これは選択肢を、「やる」か「やらない」かではなく、「今やる」か「後やる」かのどちらかにしているのです。
今しかおまけは付けないというと、当然「今やる」ほうが得だと考えます。
今断って、後から結局やらないといけなくなる可能性もあるのです。
そうなった場合、せっかくの機会を逃してしまったことになります。
おまけを付けても、要求が承認されない場合は、限定効果を付けることで、おまけのレベルを上げることができます。
商品でいうと、
期間限定で商品のポイントが10%アップと宣伝すると、商品自体は期間限定になったわけではありません。
値段も特別価格になったわけではありません。
しかし、購入率は上がるのです。
おまけを限定化することでも、購入率を上げることができるのです。
「おまけに制限をつけると、要求の承認率が高くなる」
次回は、人に嫌われたい方にお勧めの方法を紹介します。
正確には、好きという感情を好きではないに変える方法です。
完全に嫌になられると、仕返しや後が怖いのです。
好かれて迷惑している方には、お勧めです。
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要求が断られたら、要求のレベルを下げるのではなく、おまけを付ける。
値段の代わりに、ポイントを商品に付けると言いました。
ポイントを操作することで、値下げを行わずに、店の利益をコントロールできます。
おまけは後出しで隠し持っておくと効果的です。
客に商品を売るときに、客が買うかどうか悩んでいるときに、目の前でおまけを付けてあげるのです。
仕事で同僚に要求するときも、最初から、「ジュースおごるから手伝ってほしい」と言ってしまうと、断られたときに、おまけのレベルを上げなければなりません。
ですから、最初は「ジュースをおごる」というおまけは隠しておきましょう。
しかし、注意点があるのですが、隠し事をすると、言い間違いする恐れがあります。
以前、言い間違いというのは本音や、隠し事が含まれていると言いました。
相手が人間を分析するタイプであれば、おまけを隠し持っていることがばれてしまいます。
「ジュース・・・いや、仕事手伝ってくれない?」と言ってしまうと、何でジュースという言葉が出てきたんだろう?
そうか、ジュースおごるから、手伝ってくれと言おうとしていたのか、と勘付かれてしまいます。
そうなると、やはり要求は断られてしまいますし、相手にとってはおまけも含んだ状態から交渉がスタートになります。
用意していたおまけでは足りなくなってしまいます。
このように相手に手の内がばれてしまうのです。
また、おまけ以外にも、プレゼントや付加価値を付ける方法もあります。
プレゼントであれば、何かをあげる代わりに要求をすることができます。
あたかも、要求の報酬のようにプレゼントを渡すテクニックがあります。
仕事で、得意先からお菓子などを貰ったとしましょう。
そのお菓子は社員全員に上司が配るのですが、上司は貰い物というのを伏せて、次のように渡しました。
「このお菓子を君にあげるから、仕事を手伝ってくれないか」
このように言って渡しました。
本来、お菓子は貰い物で、その部下にも無条件で渡されるはずだったのです。
このように言うことで、上司は何の損失もなくプレゼントのように渡すことができます。
返報性の心理で、プレゼントをもらった部下は、お返しをしたいと考え、仕事をやってくれます。
そのお菓子が、小さなものであっても、多少効果はあります。
要求とプレゼントに差がありすぎると一見効果がないように見えます。
しかし、要求が大きく、プレゼントが小さくなると、プレゼントの価値が上がるのです。
商品でいうのであれば、10000円で1ポイント付加するといった具合に設定します。
本来10000円は商品に対して払うものなのですが、別視点から見ると、1ポイントは10000円払わないと手に入らない、1ポイントは10000円の価値があるように見えるのです。
要求に対して、おまけやプレゼントは付加しているだけなので、要求に釣り合う報酬を払うわけではありません。
しかし、おまけやプレゼントがその報酬というように錯覚してしまうため、その要求を引き受けると、必然的におまけやプレゼントの価値が要求に釣り合っていると勘違いしてしまうのです。
そもそも、会社での行動は全て、仕事になるため、それは給料で支払われるため、本来は仕事上での要求は必ず受けなければなりませんが、なるべく楽をしたいと考えている方が多いのです。
また、おまけを付けるときに限定効果を利用することもできます。
今手伝ってくれたら、ジュースおごるよと言うと、相手は今以外に手伝ってもジュースはもらえないと考えます。
ですから、今手伝わないと損だなと考えるのです。
これは選択肢を、「やる」か「やらない」かではなく、「今やる」か「後やる」かのどちらかにしているのです。
今しかおまけは付けないというと、当然「今やる」ほうが得だと考えます。
今断って、後から結局やらないといけなくなる可能性もあるのです。
そうなった場合、せっかくの機会を逃してしまったことになります。
おまけを付けても、要求が承認されない場合は、限定効果を付けることで、おまけのレベルを上げることができます。
商品でいうと、
期間限定で商品のポイントが10%アップと宣伝すると、商品自体は期間限定になったわけではありません。
値段も特別価格になったわけではありません。
しかし、購入率は上がるのです。
おまけを限定化することでも、購入率を上げることができるのです。
「おまけに制限をつけると、要求の承認率が高くなる」
次回は、人に嫌われたい方にお勧めの方法を紹介します。
正確には、好きという感情を好きではないに変える方法です。
完全に嫌になられると、仕返しや後が怖いのです。
好かれて迷惑している方には、お勧めです。
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