あなたは、自分の行動に対して後悔することがありますよね?
人間の行動には大きく2種類あります。
・増やす行動
・減らす行動
この2つです。
今回紹介する行動は、食べる、走る、食べない、走らないといった瞬間的な行動ではなりません。
止めない限り永続的に続く行動のことです。
労働であったり、恋人と付き合う事であったり、結婚であったり、部活であったり、何かに所属している。
労働などといった契約や所属は、自分の行動を増やす行動になります。
これらを止めることが、減らす行動になります。
仕事を止めると、後で多くの方が後悔しています。
恋人と別れても、やはり後悔している方が多いです。
結果、もう一度働きたい、もう一度付き合いたい、と考えてしまいます。
しかし、これは勘違いしている可能性があります。
しかし後悔する心理を理解すれば、勘違いで後悔することもなくなります。
人は楽しい記憶は長期的に覚えていますが、辛い記憶は忘れようとします。
どんな仕事や、人間にも悪いところもあれば、良いところも存在します。
時間が経てば、辛い記憶だけわすれて、楽しかった記憶だけ残るのです。
会社に勤めていて、辛い部分があるため、仕事を辞めます。
すると、その時は、つらい出来事と楽しい出来事両方が記憶に残っていますが、人は、直前の出来事で大きく感情が左右されます。
楽しいことがあるときは、今までの楽しい出来事が強調されます。
しかし、辛い出来事があるときは、今までの辛い出来事が強調されます。
ですから、その時はまだ、辞めて正解だと感じるのです。
しかし、時間が経つと、辛かった記憶だけ忘れて、楽しかった記憶だけのこります。
辛かったから仕事を辞めたのに、その記憶を忘れてしまうと、辞めた理由を忘れたことになってしまいます。
忘れると言っても、完全に忘れるわけではありませんが、とても曖昧にしか覚えていないので、小さなものに感じてしまうのです。
結果、そんなに辛いわけではなかったのに、なんで辞めてしまったのだろう?
今思ったら楽しかったなあ。
と考えてしまうのです。
再び同じ会社に就職して、再び辛い記憶を思い出して、また辞めることになってしまうのです。
恋人と別れて、もう一回付き合っても、やはり辛い記憶を思い出して、再び別れることになってしまうのです。
この連鎖を断ち切るためには、辛い思い出を記録しておけばよいのです。
辛いことが多いから止めたのであれば、その辛い記憶をメモに記録しておくことで、後になって「やっぱり辞めなければ良かった」と思ってしまったときに、そのメモを見れば、そんな勘違いもなくなります。
辞めて正解だったんだ、と前向きになりますし、次の会社を選ぶときにも失敗を防ぐことができます。
人が何度も辛い失敗を繰り返すのは、失敗することになった原因を忘れてしまっているからです。
ですから、失敗や辛い記憶はメモに記録して、後から思い出す必要があるのです。
辛いことが9あったとして、良いことが1しかなかったとしても、時間が経つと、辛かったことが2〜3くらいに小さくなって、良かったことが5くらいに膨れ上がるので、やっぱり良いんだと感じるのです。
ですから、辞めたくなる仕事であっても、辞めたくない場合は、楽しい部分だけを意識すれば、良いのです。
しかし、なんとしても辞めたい方は、辛い部分を意識すれば、会社の甘い言葉に惑わされなくなります。
しかしながら、会社側としては、アメとムチで楽と辛をバランスよく与えなければなりません。
常に、楽を与え続けていると、楽が当たり前となって、より上の要求をしてきます。
その要求に答えられないと、楽を与えているにもかかわらず、不満を与えてしまうことになるのです。
仕事を辞めて、恋人と別れて、後悔しているあなたは、もう一度思い返してください。
辛かったことや嫌だったことを思い出してみてください。
その後悔が間違いだったことに気づくかもしれません。
ポイント
「やめたことによる後悔は、辛い記憶を忘れてしまっているだけである」
色んな心理学のサイトがあります
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