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2015年02月10日

辞めたけど、もう一度働きたくなる?

こんにちは、ムラノです。

あなたは、自分の行動に対して後悔することがありますよね?

人間の行動には大きく2種類あります。

・増やす行動

・減らす行動

この2つです。

今回紹介する行動は、食べる、走る、食べない、走らないといった瞬間的な行動ではなりません。

止めない限り永続的に続く行動のことです。

労働であったり、恋人と付き合う事であったり、結婚であったり、部活であったり、何かに所属している。

労働などといった契約や所属は、自分の行動を増やす行動になります。

これらを止めることが、減らす行動になります。


仕事を止めると、後で多くの方が後悔しています。

恋人と別れても、やはり後悔している方が多いです。

結果、もう一度働きたい、もう一度付き合いたい、と考えてしまいます

しかし、これは勘違いしている可能性があります

しかし後悔する心理を理解すれば、勘違いで後悔することもなくなります。


人は楽しい記憶は長期的に覚えていますが、辛い記憶は忘れようとします。

どんな仕事や、人間にも悪いところもあれば、良いところも存在します。

時間が経てば、辛い記憶だけわすれて、楽しかった記憶だけ残るのです。


会社に勤めていて、辛い部分があるため、仕事を辞めます。

すると、その時は、つらい出来事と楽しい出来事両方が記憶に残っていますが、人は、直前の出来事で大きく感情が左右されます。

楽しいことがあるときは、今までの楽しい出来事が強調されます。

しかし、辛い出来事があるときは、今までの辛い出来事が強調されます。

ですから、その時はまだ、辞めて正解だと感じるのです。


しかし、時間が経つと、辛かった記憶だけ忘れて、楽しかった記憶だけのこります。

辛かったから仕事を辞めたのに、その記憶を忘れてしまうと、辞めた理由を忘れたことになってしまいます。

忘れると言っても、完全に忘れるわけではありませんが、とても曖昧にしか覚えていないので、小さなものに感じてしまうのです。

結果、そんなに辛いわけではなかったのに、なんで辞めてしまったのだろう?

今思ったら楽しかったなあ。

と考えてしまうのです。


再び同じ会社に就職して、再び辛い記憶を思い出して、また辞めることになってしまうのです。

恋人と別れて、もう一回付き合っても、やはり辛い記憶を思い出して、再び別れることになってしまうのです。

この連鎖を断ち切るためには、辛い思い出を記録しておけばよいのです。

辛いことが多いから止めたのであれば、その辛い記憶をメモに記録しておくことで、後になって「やっぱり辞めなければ良かった」と思ってしまったときに、そのメモを見れば、そんな勘違いもなくなります。

辞めて正解だったんだ、と前向きになりますし、次の会社を選ぶときにも失敗を防ぐことができます。

人が何度も辛い失敗を繰り返すのは、失敗することになった原因を忘れてしまっているからです。

ですから、失敗や辛い記憶はメモに記録して、後から思い出す必要があるのです。

辛いことが9あったとして、良いことが1しかなかったとしても、時間が経つと、辛かったことが2〜3くらいに小さくなって、良かったことが5くらいに膨れ上がるので、やっぱり良いんだと感じるのです。

ですから、辞めたくなる仕事であっても、辞めたくない場合は、楽しい部分だけを意識すれば、良いのです。

しかし、なんとしても辞めたい方は、辛い部分を意識すれば、会社の甘い言葉に惑わされなくなります。

しかしながら、会社側としては、アメとムチで楽と辛をバランスよく与えなければなりません。

常に、楽を与え続けていると、楽が当たり前となって、より上の要求をしてきます。

その要求に答えられないと、楽を与えているにもかかわらず、不満を与えてしまうことになるのです。


仕事を辞めて、恋人と別れて、後悔しているあなたは、もう一度思い返してください。

辛かったことや嫌だったことを思い出してみてください。

その後悔が間違いだったことに気づくかもしれません。


ポイント
「やめたことによる後悔は、辛い記憶を忘れてしまっているだけである」





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辛い仕事生活でも本を読んで楽になった。 辛いことに耐えるだけでは何も変わらない。 本を読んで働き方に真っ向から立ち向かって いかなければいけないと気づきました。
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