2015年01月20日
第三者として話すことで、信憑性が上がる?
こんばんわ、社会を生き抜く心理学です。
今回のテーマは、噂話の信用度の高さです。
あなたは、Aさんが「私はお金持ちなの」と言うと信用できますか?
疑ってしまいますよね?
人は、相手に劣等感を感じると、本当に相手が、自分よりも優れているのかどうか、疑おうとします。
また、相手が自分自身をけなすことを言うと、心理的に信用しやすくなります。
しかし、このことを理解している方は、相手が自分自信を自慢しようが、けなそうが、相手が直接言った言葉は信用しません。
ではどうすれば信用してもらえるのでしょうか?
それは噂話にすると、信用されやすくなります。
もちろん、あなたが、あなたの噂を相手に伝えても意味はありません。
自分以外の第三者の噂は信用されやすいのです。
注意してほしいのは、あなたが、関係者であるように話すのでは効果はありません。
例えば、
「Aさんはお金持ちみたいですよ」「Aさんはもうすぐ会社を辞めるみたいですよ」
このように言ってしまうと、あなたが、Aさんのことを、そのまま話していることになってしまいます。
この場合は、あなたがAさんに代わって代弁しているのと変わりませんので、相手に信用されにくいのです。
噂話と言うのは、あなたが全くかかわっておらず、「誰かがAさんの話をしていたこと」を話すことで、成り立ちます。
「噂で聞いたんだけど、Aさんお金持ちらしいよ」「たまたま耳にしたんだけど、Aさん会社辞めるらしいよ」
このように言うことで、その件では、あなたはAさんとは無関係だと思われます。
Aさんに代弁を頼まれたわけでもないし、あなたがAさんの話を捻じ曲げようとしていると、疑われることもないのです。
Aさんが「私お金持ちだよ」と言う・・・Aさん本人が言っているので、信用できない。
↓
あなたが、「Aさんはお金持ちだよ」と言う・・・あなたが代弁しているだけなので、Aさん本人が言っているのと変わらない。信用できない。
↓
あなたが、「Aさんがお金持ちであるという噂を聞いた」と言う・・・Aさんについての噂が流れていると言うだけなので、実際にあなたが、そう決めつけているわけではない。なので、その噂の存在は信じてしまう。
最近、問題になっていたSTAP細胞を例にすると、
小保方さんが「STAP細胞はあります。」と言ったり、他の研究員の方が、「小保方さんがSTAP細胞はあると言っています」と言うのでは、信憑性が低いのです。
第三者が「STAP細胞があるというのを耳にしたことがあります。」と言う方が、信憑性は上がります。
このように本人が言うよりも、誰が言ったか分からないものほど、信憑性は上がるのです。
記事を書くときも、「〜であります」と言うよりも、「〜であると言われています」と言う方が信憑性があります。
会議などで、自身で作成したデータや統計を用いて直接解説するよりも、「とある会社の調査ではこのように言われています」と言って解説するほうが、信用されます。
もしそのデータが間違っていたとしても、あなたが間違ったことにはなりません。
ポイント
「話を信用してもらうには、誰かから聞いた噂話として話す」
今回のテーマは、噂話の信用度の高さです。
あなたは、Aさんが「私はお金持ちなの」と言うと信用できますか?
疑ってしまいますよね?
人は、相手に劣等感を感じると、本当に相手が、自分よりも優れているのかどうか、疑おうとします。
また、相手が自分自身をけなすことを言うと、心理的に信用しやすくなります。
しかし、このことを理解している方は、相手が自分自信を自慢しようが、けなそうが、相手が直接言った言葉は信用しません。
ではどうすれば信用してもらえるのでしょうか?
それは噂話にすると、信用されやすくなります。
もちろん、あなたが、あなたの噂を相手に伝えても意味はありません。
自分以外の第三者の噂は信用されやすいのです。
注意してほしいのは、あなたが、関係者であるように話すのでは効果はありません。
例えば、
「Aさんはお金持ちみたいですよ」「Aさんはもうすぐ会社を辞めるみたいですよ」
このように言ってしまうと、あなたが、Aさんのことを、そのまま話していることになってしまいます。
この場合は、あなたがAさんに代わって代弁しているのと変わりませんので、相手に信用されにくいのです。
噂話と言うのは、あなたが全くかかわっておらず、「誰かがAさんの話をしていたこと」を話すことで、成り立ちます。
「噂で聞いたんだけど、Aさんお金持ちらしいよ」「たまたま耳にしたんだけど、Aさん会社辞めるらしいよ」
このように言うことで、その件では、あなたはAさんとは無関係だと思われます。
Aさんに代弁を頼まれたわけでもないし、あなたがAさんの話を捻じ曲げようとしていると、疑われることもないのです。
Aさんが「私お金持ちだよ」と言う・・・Aさん本人が言っているので、信用できない。
↓
あなたが、「Aさんはお金持ちだよ」と言う・・・あなたが代弁しているだけなので、Aさん本人が言っているのと変わらない。信用できない。
↓
あなたが、「Aさんがお金持ちであるという噂を聞いた」と言う・・・Aさんについての噂が流れていると言うだけなので、実際にあなたが、そう決めつけているわけではない。なので、その噂の存在は信じてしまう。
最近、問題になっていたSTAP細胞を例にすると、
小保方さんが「STAP細胞はあります。」と言ったり、他の研究員の方が、「小保方さんがSTAP細胞はあると言っています」と言うのでは、信憑性が低いのです。
第三者が「STAP細胞があるというのを耳にしたことがあります。」と言う方が、信憑性は上がります。
このように本人が言うよりも、誰が言ったか分からないものほど、信憑性は上がるのです。
記事を書くときも、「〜であります」と言うよりも、「〜であると言われています」と言う方が信憑性があります。
会議などで、自身で作成したデータや統計を用いて直接解説するよりも、「とある会社の調査ではこのように言われています」と言って解説するほうが、信用されます。
もしそのデータが間違っていたとしても、あなたが間違ったことにはなりません。
ポイント
「話を信用してもらうには、誰かから聞いた噂話として話す」
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