2015年01月16日
パンフレットだけ渡して帰る?
こんばんわ、今日も30代からの心理学紹介します。
今回紹介するのは「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」という有名な方法です。
この言葉を訳すと、ドアに足を挟むと言う意味です。
イメージとしてはセールスマンが、玄関のドアを閉めようとするのを、足を入れて食い止めているようなイメージです。
「せめて話だけでもお願いします!」と話だけでも聞かそうとするのです。
相手が拒絶しているのに、どうして話だけでも聞かそうとしていると思いますか?
それは、話を聞かせることで、セールスマンの依頼を許可したことになります。
人は一度許可してしまうと、後に続く依頼もNOとは言いにくいのです。
一度YESと言ってしまうと、後に続く依頼に対してもYESと言ってしまうのです。
ですから、「話を聞くだけ」という非常に簡単な依頼を許可してもらえるだけで、セールスマンの思惑通りになるのです。
このテクニックを利用すると、最初にとても簡単な依頼をやってもらってから、徐々に依頼のレベルを上げていくことで、最終的に本当にやってほしい依頼をやってもらえます。
しかしながら、最初から話すら聞いてくれない方がほとんどです。
セールスマンはモノを売りつけるというイメージが定着しているため、話すら聞こうとしないのです。
しかし、この問題は実は簡単に解決できます。
話を聞いて貰うよりも簡単な依頼をするのです。
それは、パンフレットだけ受け取ってもらうという依頼です。
話を聞くというのは、何もしなくていいように思えますが、相手のために自分の時間を取られることになります。
しかも、話を聞いてくださいと言うのは、私に従ってくださいと言っているようなものです。
当然相手は、親しくもない人間の命令に反発しようとするので、来てくれるはずがありません。
しかし、パンフレットはどうでしょうか?
パンフレットは渡すだけで、時間はとられません。
人はモノを貰うだけであれば、苦になりません。
しかもパンフレットを渡して「興味がなければ読んでいただかなくても結構です」と言うことで、読まなくていいと相手に指示していることになります。
やるなと言われれば、反発してやりたくなる心理から、渡された相手は逆に読んでやろうと思うのです。
そして次来たときに、話を聞いてもらえればよいのです。
パンフレットを読んだということは、それに時間を費やしてしまったということになるので、セールスマンの話を聞かなければ、読んだことが無駄になるので、せっかくだから話を聞こうと思ってしまうのです。
このように、一度YESと言ってしまうと、そのYESと言ったことを無駄にしたくないために、次の依頼もYESと答えてしまうのです。
徐々に依頼のレベルを上げていくのを「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」と言いましたが、イエスを言わせ続けるテクニックを「イエスセット」と言います。
「イエスセット」の反対で「ノーセット」と言うのもあります。
相手に一度NOと言わせることで、そのあとに続く依頼も全てNOと言わせやすくなります。
セールスで失敗する方は知らない間に「ノーセット」になってしまっていることがあります。
最初にレベルの高い依頼をしてしまい、相手にNOと言われて、次に少しレベルを下げた依頼をしてもまたNOと言われてしまいます。
最後には、パンフレットすら受け取ってもらえません。
最初に依頼をする際に、相手が考えている期待値よりも簡単なものであれば、相手は引き受けてくれますが、少しでも期待値よりもレベルが高ければ、断られてしまいます。
セールスマンは話をしてくるものだと相手は期待しているので、その期待よりも低いパンフレットを渡すことで、相手の期待を良い意味で裏切ることができます。
また恋愛でもこの方法は使えます。
合コンで相手の電話番号を聞くことがありますが、それもセールスマンがお客に話をするのと同じくらい、拒否率が高いです。
電話を聞かれるのが期待値になっているため、それよりも低い依頼をしないと断られてしまいます。
まずは、相手の簡単なプロフィールを教えてもらい最終的に電話番号を教えてもらうことで、拒否されにくくなります。
また、合コンで、会ったその日に電話番号を聞く方が多いですが、次回も出会える機会があるのならば、1回目の合コンの時はあえて電話番号を聞かない方が良いのです。
2回目出会う時に聞く方が成功率が高くなります。
1回目に電話番号を聞くものだと相手は考えているため、その期待を裏切ることで、次会ったときに簡単に電話番号を教えてもらえるのです。
ポイント
「お願いをするときはまずは一番簡単なものからお願いして、徐々にレベルを上げていく」
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今回紹介するのは「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」という有名な方法です。
この言葉を訳すと、ドアに足を挟むと言う意味です。
イメージとしてはセールスマンが、玄関のドアを閉めようとするのを、足を入れて食い止めているようなイメージです。
「せめて話だけでもお願いします!」と話だけでも聞かそうとするのです。
相手が拒絶しているのに、どうして話だけでも聞かそうとしていると思いますか?
それは、話を聞かせることで、セールスマンの依頼を許可したことになります。
人は一度許可してしまうと、後に続く依頼もNOとは言いにくいのです。
一度YESと言ってしまうと、後に続く依頼に対してもYESと言ってしまうのです。
ですから、「話を聞くだけ」という非常に簡単な依頼を許可してもらえるだけで、セールスマンの思惑通りになるのです。
このテクニックを利用すると、最初にとても簡単な依頼をやってもらってから、徐々に依頼のレベルを上げていくことで、最終的に本当にやってほしい依頼をやってもらえます。
しかしながら、最初から話すら聞いてくれない方がほとんどです。
セールスマンはモノを売りつけるというイメージが定着しているため、話すら聞こうとしないのです。
しかし、この問題は実は簡単に解決できます。
話を聞いて貰うよりも簡単な依頼をするのです。
それは、パンフレットだけ受け取ってもらうという依頼です。
話を聞くというのは、何もしなくていいように思えますが、相手のために自分の時間を取られることになります。
しかも、話を聞いてくださいと言うのは、私に従ってくださいと言っているようなものです。
当然相手は、親しくもない人間の命令に反発しようとするので、来てくれるはずがありません。
しかし、パンフレットはどうでしょうか?
パンフレットは渡すだけで、時間はとられません。
人はモノを貰うだけであれば、苦になりません。
しかもパンフレットを渡して「興味がなければ読んでいただかなくても結構です」と言うことで、読まなくていいと相手に指示していることになります。
やるなと言われれば、反発してやりたくなる心理から、渡された相手は逆に読んでやろうと思うのです。
そして次来たときに、話を聞いてもらえればよいのです。
パンフレットを読んだということは、それに時間を費やしてしまったということになるので、セールスマンの話を聞かなければ、読んだことが無駄になるので、せっかくだから話を聞こうと思ってしまうのです。
このように、一度YESと言ってしまうと、そのYESと言ったことを無駄にしたくないために、次の依頼もYESと答えてしまうのです。
徐々に依頼のレベルを上げていくのを「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」と言いましたが、イエスを言わせ続けるテクニックを「イエスセット」と言います。
「イエスセット」の反対で「ノーセット」と言うのもあります。
相手に一度NOと言わせることで、そのあとに続く依頼も全てNOと言わせやすくなります。
セールスで失敗する方は知らない間に「ノーセット」になってしまっていることがあります。
最初にレベルの高い依頼をしてしまい、相手にNOと言われて、次に少しレベルを下げた依頼をしてもまたNOと言われてしまいます。
最後には、パンフレットすら受け取ってもらえません。
最初に依頼をする際に、相手が考えている期待値よりも簡単なものであれば、相手は引き受けてくれますが、少しでも期待値よりもレベルが高ければ、断られてしまいます。
セールスマンは話をしてくるものだと相手は期待しているので、その期待よりも低いパンフレットを渡すことで、相手の期待を良い意味で裏切ることができます。
また恋愛でもこの方法は使えます。
合コンで相手の電話番号を聞くことがありますが、それもセールスマンがお客に話をするのと同じくらい、拒否率が高いです。
電話を聞かれるのが期待値になっているため、それよりも低い依頼をしないと断られてしまいます。
まずは、相手の簡単なプロフィールを教えてもらい最終的に電話番号を教えてもらうことで、拒否されにくくなります。
また、合コンで、会ったその日に電話番号を聞く方が多いですが、次回も出会える機会があるのならば、1回目の合コンの時はあえて電話番号を聞かない方が良いのです。
2回目出会う時に聞く方が成功率が高くなります。
1回目に電話番号を聞くものだと相手は考えているため、その期待を裏切ることで、次会ったときに簡単に電話番号を教えてもらえるのです。
ポイント
「お願いをするときはまずは一番簡単なものからお願いして、徐々にレベルを上げていく」
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