コールセンターおじさんのブログ

　いまの業務は、はっきりいって疲れます。

今までコールセンターでこんなに疲れる仕事って、あっただろうか？ってくらいです。
どうしてか考えてみると、発信先がずべて携帯電話だからというのが大きいようです。
携帯電話といっても平日はたいてい留守電とか多忙で話せないのがほとんどなんです。

しかしここは違います。
きっと9割以上の電話がつながります。
だから一日ほとんど話していなければなりません。

まだ春だから、ブースの湿度だって低いでしょう。
その中で話し続けるから夕方には声だって出なくなってきます。
このペースのままずっと続けていたら、咽喉癌になるかと恐ろしいくらいです。

さて、今朝のことです。
日曜だから不要不急の外出は避けましょうと、バスは空いていました。
コールセンターのあるビルはJR札幌駅に近いので、JR札幌駅行のバスに乗ります。

終点のJR札幌駅の前に、時計台前のバス停に止まります。
いつもはこの時計台前のバス停で降りる人が、一番多いです。

しかし今日は違いました。
バスだから、次のバス停が告げられると、降りる人は降車ボタンを押します。
が、今日は誰も押さないんです。その時点でバスに乗っていたのは5人くらいでした。

誰も降りない、誰も待っていないバス停は通過します。
もしやと思い、時計台前のバス停を通過する様子をスマホでビデオ撮影しました。

バス通勤をするようになってから、4年と少し経ちました。
週休二日だと、一年で出勤するのはだいたい250日くらいです。
4年と少しだから1,000日強です。止まらず通過したのは初めてです。

帰りもJR札幌駅ターミナルには、いつもだったら長蛇の列ができるのに、待っていたのは8人だけ。
次に乗る客の多い時計台前で待つ人は誰もいませんでした。

私が降りたとき、私を含め5人だけ乗っていて、私と二人が降りたから、それから先は二人の乗客でした。
それあと誰か乗ったのか、どうなのか。乗らなかったら二人の乗客だって終点まで乗るとは限りませんから、バスは途中から乗客「0」になったかも知れないですね。いろいろなことが“未曾有”です。