コールセンターおじさんのブログ

　1978年1月21日発売とあります。

春というのはまだ早い時期です。
でもよく聞いていた、よく流れていたと思います。
テレビなどで見聞きするようになったのはもっとあとだったからでしょう。

あの年の春はワクワクしていました。
何にワクワクしていたのか。

好きだったキャンディーズは解散間近だったし、私もまだ知らない北海道へ行く恐怖？
いえ、まだ当時の私に恐怖感はなく、冒険心に近い期待感があったのだと思います。
実際に訪れた北海道の田舎町で受けるカルチャーショックも知らない頃でした。

実際、東京から人口1万人程度の町へ行ったときのカルチャーショックというのはすごいもので、まして北海道の寒さも知らなかった私です。
今は4か月も雪と一緒に暮らす北海道ですから春になる嬉しさというのは、それはすごいものです。
しかし東京でも春を迎える嬉しさというのがあったのだと思います。

そんなとき、この歌はテレビCMで流れていました。
(YouTube:Glory 昭和CM チャンネル）


よく見ていたのは別バージョンです。
サビの部分から歌が流れていました。

ある日、すごい偶然が起こりました。
この歌のサビは

　「春に誘われたわけじゃない」

と思います。
別バージョンのCMではサビから始まりました。

私はサビの前を（恥ずかしいですが）ひとりで歌っていました。
「春の予感　そんな気分　時をとめてしまえばー」
するとテレビのCMが変わり、サビにぴったりつながりました。
1秒の狂いさえありませんでした。

化粧品のCMだったのは憶えています。
資生堂だった気はします。
でもルージュだとは知りませんでした。