2020年07月08日
/// 今日の一曲 ///「時代のかたすみで(せめて、今だけ)」〜オフコース〜
映画『幕末青春グラフィティ Ronin 坂本竜馬』の挿入歌です。
ベスト盤の『IT'S ALL RIGHT SELECTION III 1984-1987』に収録されているだけなので、ご存知の方は少ないかも知れないです。でも『幕末青春グラフィティ Ronin 坂本竜馬』が公開されたのは1986年。僕もまだ多感な時期で、映画のバックにかかる歌でありながら良いなと思った歌です。
映画では吉田拓郎さん演じる高杉晋作が心労もあり酒に明け暮れ、とうとう血を吐きます。そして不安を紛らせるように世話役である“おうの”、浅野温子さんに襲いかかるのです。
「やっ!」
おうのは抵抗し、高杉も吐血するほどの体力。おうのの上で力尽きます。
そして高杉は
「あと十日、あと十日生きたいんじゃ」
おうのは
「大丈夫、大丈夫よ」
そして高杉の背中を抱擁し、
「大丈夫」
と。
高杉の時代、それも100年以上あとから作られた映画。実際にこのようなことがあったとは考えられません。
けれども、映画の中の高杉、また誰しもが若い頃、こんな想いになったことがあるのではないですか。
〜 歌詞 〜
https://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B15274
(YouTube:神風)
ブログからは再生できないようなので、リンク
https://www.youtube.com/watch?v=s5y1Pxzy3JQ
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