“NHKから国民を守る党”は2013年に設立された立花孝志(たちばなたかし)さんが代表を務める政治団体。
今朝、新聞である記事が目に留まりました。
- 要約 -
11日、放送番組のネット同時配信をNHKに認める改正放送法の成立を受け大晦日の紅白歌合戦からの実施を検討している。NHKでは2019年度中に番組放送と同時にネットへの常時配信を始める計画で来年の東京オリンピック、パラリンピックの聖火リレーを対象にする方針。法改正により受信料を払っていれば追加負担なくスマホなどで24時間番組を見られるようになる。
出た。
放送法では
第六十四条 協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない。(抜粋)
これはテレビを置いてあれば問答無用に受信契約を締結して受信料を払わなくてはならないというもの。
やがてスマホ、PCなどネットを見られる端末を持っている人はすべて受信料を払わなくてはならなくなるという布石でしょう。テレビを設置していなくても。
現にワンセグ携帯やテレビを受信できるカーナビも契約対象にされました。
また、今朝の記事では現在の受信料を払っていれば無料でネット配信を受けられると書いていますが、やがて分割、有料化されることも危惧されています。
というのは、放送法が施行された昭和25年。当時はまだテレビがなく、ラジオの“聴取料”として支払う義務がありました。
その後、白黒テレビができるとしばらくは無料で放送していました。
しかしカラーテレビができるとやがて、白黒テレビを対象とした“普通契約”とカラーテレビを対象とした“カラー契約”として料金を徴収するようになり、ラジオの聴取料は廃止。
昭和61年、BS放送が始まります。大義名分として、
放送法
第十五条 協会は、公共の福祉のために、あまねく日本全国において受信できるように豊かで、かつ、良い放送番組による国内基幹放送(国内放送である基幹放送をいう。以下同じ。)を行うとともに、放送及びその受信の進歩発達に必要な業務を行い、あわせて国際放送及び協会国際衛星放送を行うことを目的とする。
と、地上波アンテナでは届かない世帯へも公平に電波を届けるという理由で衛星放送を始めます。
このように書けば、一般のNHK放送が衛星でどの家庭からも番組を視聴できるようになっただけと思いますが、実際には地上放送とはまったく違うチャンネルを増やすことであとから有料放送にしました。
同時に白黒の普通契約は廃止。もっともこの頃に白黒テレビなどどこにもなかったでしょう。
やがてすべてのPCやスマホ、ネットに接続された端末はNHK受信契約の対象にされる恐れがあります。
別料金で。
立花孝志さんのチャンネルはときどき拝見しています。
NHK受信料を払う・払わないはたまに話題になることもあります。
そんなとき、このチャンネルは勉強になります。※類似チャンネルにもご注意を。
(YouTube:立花孝志)
タグ:NHKから国民を守る党
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