Kansas(カンサス)、アメリカのロックバンドが歌った歌です。
若い頃、とても愛した歌です。
高校のとき、友人からもらったカセットテープに入っていたのが知るきっかけでした。
特に自動車免許を取得して、車で出かけるようになるとよく聞いていました。
まだ車に若葉マークを貼らなければいけなかった頃、彼女を横に乗せて誰かと待ち合わせしていたときだと思います。この歌を何度も何度も巻き戻しては聞きました。
彼女もいい加減、飽きていたでしょう。
私は20歳の7月に単独事故を起こしています。事故はこのブログにも書いてあります。
車は全損でした。退院後、廃車置き場にある車を見に行ったことがあります。
頭を打ったので、事故を境に記憶が分断している気がします。
分断というのは、歌の入っていたカセットテープはきっと車に積んであり事故と同時に失ったのですが、そのことに気付くまで数年かかりました。その間、大好きだった歌が記憶から消えていたのです。
中には同じく事故で失ったであろうカセットテープに入っていた歌を、30年後に思い出したこともあります。
"Dust in the Wind"を思い出したのは、テレビで耳にしたからです。
今では聞かなくなりましたが、十数年前まではときどきテレビで耳にしました。
あるニュース番組のエンディングで流れたとき、字幕で私は初めてこの曲名を知ったのです。
それまでは誰の、何という歌かも知らずに、何度も何度も聞いていたのです。(笑)
さっそく"Dust in the Wind"を再び聞こうとネットでCDを購入しました。
封を開けるとき、CDをかけるときにはもう、ドキドキ、ウキウキでした。
何しろ15年以上、しっかりと聞いていなかったのですから。
が、
聞いてガッカリ。
アレンジが違いました。
もう何度も何度も聞いたので、頭の中にはカセットテープで聞いていたアレンジのコピーが、でき上っていたといって良いくらいでした。
それから今度は聞いていたアレンジの音源探しを始めました。
当てずっぽうにCDを買いあさるわけにもいきません。
CD自体、そんなに種類はありませんでした。
2002年だったと思います。当時はまだYouTubeはありません。
ファイル共有ソフトでいくつもダウンロードしては、ガッカリを重ねました。
やがてあきらめ、さらに10年以上、経過したしたときです。
「これだ!」
と見つけたのはYouTubeでした。
ライブだったんですね。
頭の中にコピーは出来上がっていても、始まりと終わり、観客の拍手は憶えていなかったのです。
いまYouTubeで探してみましたがそのライブは残っていません。削除されたか、非公開になったのか。
ですがそのライブに近いアレンジはあります。
(YouTube:Kirie Aleison)
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image