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2017年03月22日

Windows

いまパソコンといえば、Windowsか、AppleのMacintoshのどちらかだと思います。
国産のメーカー、東芝とか富士通、SonyやNEC、日立、
海外のメーカーではDELLとかASUS、LENOVOなどあります。

Macintosh以外は皆、同じくWindowsパソコンと言っていいでしょう。
パソコンの選択肢はMacintoshかWindowsのどちらかで、Windowsならば上記のメーカーから好きなものを選べるのが当たり前になりました。

でも昔はそうでなく、東芝は東芝専用のソフトがあり、富士通、NECもしかりで、各社互換はありませんでした。
なので当時、例えばワープロソフト「一太郎」がNECのパソコン用を持っていた場合、そのソフトを使い続けるには買い替えるパソコンもNECと必然的にそうなっていました。
さらには一太郎が使えないパソコンメーカーもあったのです。

当時パソコンのシェアはNECがダントツでした。
その理由は後日書きます。

各社、自社対応のソフト、アプリケーションのカタログを用意していました。
当然NECのカタログは厚く、他社のものは薄っぺらい物でした。
余計にNECがシェアを伸ばす土台がありました。

昔というのはWindowsが世に出る以前のことです。
言うまでもなく、WindowsはMicrosoft社のOSです。

Microsoft社は創設者がビル・ゲイツ氏。敵も多いようです。
しかし、Windowsを世に出した彼の功績はすごいとしか言えません。

それまでは各社、自前のソフトで競っていたものが、みなWindowsが動くパソコンを作ることで、どのパソコンでもWindowsさえ動けば、Windows対応のソフトはどのメーカーのパソコンでも一様に使えるようになったのです。

そのことで受ける恩恵は大きく、パソコンの部品はWindows仕様となることで統一され、量産できるから価格も安くなり、ソフトも各メーカーごとに作るのではなく、Windows用に統一されるので開発する側もコストを抑えられることになりました。
結果、より多くのパソコン、周辺機器、ソフトが選べるようになったのです。



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