小学校のときからエレキギターには興味があったんです。弾いてみたいなって。
でも遅咲きでしたね。
中学校では、なぜか家にあった、素人の手作りっぽいフォークギターをつま弾く程度でした。
当時、仲間内で流行っていた松山千春さんの“旅立ち”や伊勢正三さんの“22歳の別れ”をなんとか弾いていたんです。でもアルペジオは好きでした。
それが高校に進学するとき、進学祝いを独り占めして8万5千円のアリアプロ2、レスポールモデルを買ったんです。ですがギターヘッドには「レスポール」ではなく、「レオパード」モデルと書いてあったのがショックでしたけど(笑)。
あとはもう、ギターの練習に明け暮れました。
「学生の本分は学業」
それはどこへいったんだか。
特に中間テスト、期末テスト期間中はギターを弾く腕が上達したように思います。
高校が終わっても、仕事が終わってからは1〜2時間、ギターを弾いている毎日でした。
何歳のときだったかは憶えていません。バンドを組もうってなったんです。
メンバーはみな、私よりも7歳上の人たち。
私がリードギターで、サイドギター、ベース、ドラム、キーボード、ヴォーカルの6人というバンドでした。
ただ、誰が誰に声をかけて集まったメンバーだったのか、今では思い出せないんです。
メンバーの個性が皆、強かったので、それぞれが「やりたい」という曲目は統一性がなく、
・ブルーラグーン(高中正義)
・ビコーズアイラブユー(チューブ)
・身も心も(ダウンタウンブギウギバンド)
・Yes my Love(矢沢永吉)
そんな感じでした。
バンドマスターは私、、、
というように祭り上げられたようでしたが、他のメンバーは皆、私より7歳も年上。
なかなか私の意見など通らない、肩身の狭い思いをしていました。
それが私が23歳のとき、結婚を機に自然消滅したようになくなってしまいました。
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