海外投資の寺子屋

2019年05月12日

劇薬であるマイナス金利導入は結局プラス？マイナス？

vol.352

こんにちは＼(^o^)／

オージローです！

さて、今日は・・・

劇薬であるマイナス金利導入は結局プラス？マイナス？

2016年にメディアを賑わした

「マイナス金利政策」

当ブログを

お読みいただいているみなさんなら

マイナスの金利は

あくまでも

金融機関が日銀に預けている

当座預金に対してかかるものであり

我々が銀行に預けている貯金に

直接すぐに影響を与えるものではない

というのは

ご理解いただけたかと思います。

しかしながら、

言葉の響きが

悪かったのでしょうか…！？

景気対策として導入されたものの

自分たちの預金が減らされる！

と勘違いした人が

導入した当時、

少なくなく

どちらかというとプラスよりも

それこそマイナスの効果の方が

大きかったようにも思えます。

そんな先行き不安な中で

あるモノの人気が高まりました。

なんだかお分かりになりますか？

マイナス金利で人気が出た、

こんな身近な商品とは？

1つは百貨店などが発行する

「友の会」

こちらは毎月の積立で

ボーナス分として買い物券が

もらえるという仕組みです。

例えば、

1口1万円を1年間

満期まで積み立てると

1万円の買い物券をもらえます。

これは利回りに換算すると

年8.3％

悪くないですよね(^^)

ただし、満期まで積み立てないと

ボーナスはつきませんし

積立金は買い物にしか使えない

といった制約があるようです。

それでも2016年2月は

昨年対比で申し込みが

2倍～3倍まで増えたそうです。

世間の奥様方は賢いですね。

2つめに売れ行き好調だったのは

「自宅用金庫」

あるホームセンターでは

2016年2月の売上が

前年9月と比べて

約4倍も伸びたとか・・・

そもそも
金庫がブームになったのは

2015年10月に導入された

「マイナンバー制度」

がきっかけだと言われています。

銀行に預けている

預金などの資産が

全て当局に把握されてしまう！

というイメージが先行し

現金を手元に置きておきたい

と考える人が増えたそうです。

それに加えて

2016年のマイナス金利政策で

銀行への預金は資産が目減りする

という間違った解釈から…

自宅金庫を使った

いわゆる「タンス預金」が

増えたようです。

なお、

売れ筋の価格帯の金庫は

1万円の新札で

1億2000万円ほど入る

サイズだというから驚きですね。

それほどの大量の紙幣を持ってる人

そんなにいるのかな・・・

そもそも、

地震や津波といった

自然災害のリスクがある日本で

果たしてその金庫を持って

逃げれるのか！？

目先の不安感だけで行動し

肝心なリスク対策が

疎かになっては

元も子もありませんね！

see you…♪( ´θ｀)

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posted by オージロー at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 金利について

プロフィール

オージロー

マレーシア・ペナン島に移住しています！仕事は資産運用のコンサルタントをしています(^o^) 海外には投資案件の現地視察と遊びを兼ねていく機会が多く、シンガポール、香港、マレーシアなどASEANを中心に活動しています。海外に行って思うことは「あ～　なんて日本って良い国なんだろう！！」治安が良く、飯は美味い！　四季があり、自然環境にも恵まれ、温泉も観光地も・・・そんな素晴らしい日本ですが、ことお金に関しては全く駄目な国に成り下がってしまいました・・・涙それって、誰のせい？？？日本人は、海外の方からよく金融リテラシーが低いと言われます。なぜでしょうか？それは、わたしたちが悪いのか・・・？そうじゃないんです！ここマレーシア・ペナン島からそんな感じのことを情報発信していきます。一緒に楽しみながら学んでいきましょう！

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