2019年05月18日
デング熱!?
マレーシアにて高熱で寝込んでおりました。
前日、山道を歩いて4か所程蚊に刺されたため
もしかして・・・デング熱?と、かなり焦りました。
という事で、身近に感じた「デング熱」について調べてみました。
旅行先でもしかして私デングかも?と思った方は読んでみて下さいませ。
≪デング熱≫
「場所」:東南・南アジア、中南米などの熱帯地域に流行する病気
「原因」:デングウイルスを持っているネッタイシマカやヒトスジシマカに刺されて感染。
「症状」:感染しても発症するまで潜伏期間がある。通常3〜7日(早くて2日、長くても15日)発症様式には、比較的軽症にすむ➀「デング熱」と、重篤な➁「デング出血熱」の二つがある。
@「デング熱」
頭痛・眼の裏の痛み・筋肉痛・吐き気・嘔吐・皮疹:皮膚の発疹は、熱が下がったころに起こり、胸部や胴体・背中からはじまり、手足・顔面に広がる。
※全く症状を示さない「不顕性感染」で終わることも多い。
➁「デング出血熱」
デング熱と同じ症状後、熱が下がりかけたと思ったら症状が急激に悪化!
「デング出血熱の特徴」鼻血や消化管出血などから出血しやすくなる、不安・興奮状態、呼吸苦や腹部膨満感。重症になるとショック状態や循環血液量減少性ショックのいずれかがみられる。
※デングウイルスに感染してもデング出血熱を発症することは多くない。
「検査・診断」:血液や尿中に存在するウイルス遺伝子の確認(RT-PCR法)
デングウイルスの抗体が体内で作られているかどうか血液検査で確認。
「予防」:とにかく蚊に刺されるな!蚊に近寄るな!虫よけスプレー!
※2015年末から2016年初めに、初めてのデング熱ワクチンDengvaxia(CYD-TDV)が、流行地域の9−45歳に向けて数か国で承認登録されたとのこと。
※蚊に刺されるリスクが最も高いのは早朝、夜明けから数時間の間、夕方から日没にかけての時間といわれています。
「治療」:という治療はないそうですが、解熱剤・鎮痛剤の使用・適水分補給をし
重篤なデング出血熱を発症した場合は入院治療による全身の管理、呼吸・循環の管理などが必要になります。
ちなみに最近のマレーシアのデーターによりますと、
2019年第13週に、デング熱患者2,063人(死亡者0人)が報告されました。2019年3月30日時点で累計数は36,285人、59人の死亡者となりました。患者数は、2018年の同じ時期の14,734人、32人の死亡者と比べて、高くなったそうです。
昨日まで、私死ぬかも・・・と思っていましたがデングで必ず死ぬとは限らないそうです^^
※マラリアはかなり危険みたいですが・・・
ちなみに私、熱も下がり元気です!おそらく疲労からの熱だと思います
前回、私のお客様も「デングになった〜」とお話しされていたこともあり
マレーシアでは現実的に起こる病気なのだと実感・・・
とにかく虫よけは必需品です
それから、免疫力アップ!!これはどんなことに対しても重要になってきます。
簡単に病院に行けて、保険も安心な日本とは違います、救急車も遅れる事があるようで、やはり自分の身は自分で守らなければなりませんね。
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