2018年07月16日
感情と冷静について
以前ブログで『感情は要らない』という内容を書いた事がありますが
『冷酷な人間になりましょう!』という事を言いたいわけではありません。
重大な事を決めなければならない時に、きちんとした理由が無い状態で、感情だけで突発的に行動してしまうと危険だということです。
例えば、何かに挑戦しようとしたり何かに投資しようとしている時
まだ見えていないものに対しての情報やチャンスには特に慎重にならなければならない。
情報が『素晴らしいものだ』『絶対に成功する』80%・デメリットが20%だと言われたとすると
感情が高ぶるのは当然ですよね。
勝率が高い方にかけるべきですが、聞いた話だけではまだ成功率は10%かもしれない。
感情的になると「安心の言葉」の情報を信じたいし、そこに頼りたくなるのが人間です。
しかし、その話は本当に自分の目的にとって正しい情報なのか
何にしての割合なのかも、具体的に考えなければなりません。
人脈、ビジネス、投資、生活、金融
様々ですが、生きているものに『絶対』ということはありませんし、何方に転んでもおかしくない。
うまい話には必ず裏があると言いますが
裏というよりも、物事は「良い事」だけではないし、成功するためには
それに見合うだけの努力や、その過程でのトラブルなども覚悟しておかなければ
本物は得られないという事です。
裏があるというのは、そういった大変な部分かもしれません。
又は
何か「騙し」「嘘」「偽り」があるのかもしれません。
その事もあり得るリスクの一つとして胸にしまっておかなければなりません。
感情だけの判断では、そういったことに気が付けません。
良い話の中のリスクから目をそむけて人任せにしてしまうのは、自分のリスクからの『逃避』に近い、ですが実際には人に頼る事は出来ません。
ですから、
決める前に『一旦受け止めた状態』で
実際に自分の足でまわり、自分の目で確かめる必要があります。
つまり、判断基準は自分自身の行動力と、論理的思考力になるわけです。
そしてその材料となる情報源は「その事に一番近い存在」から得たり、その事を実際に行っている人と「情報交換」をすることや、
ネットなどで調べられる知識は全て調べる必要が有ります。
不安要素から逃れて、プラス方向に進めるためには、一度感情は置いておく必要があります。
良い話が有ると、逆の感情が働きます。
期待する分、反対の絶望・失望『逃したくない、失いたくない』といった不安の感情も湧く為に焦りが生まれてしまう、
焦りや不安感は、冷静な思考の邪魔になるんです。
ですから、冷静を取り戻すためには一度『感情』をおいて置かなければならないと言うわけです。
つづく。
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