2017年11月09日
忘れかけていた事
忘れかけていた事
まだ社会人なり立てのころ
昔務めていた職場の先輩二人が
いつも、悪口を言い合っていたんですよね
それで、私はどうして二人ともそうやって
お互いの足を引っ張りあうのか
謎だったんです。
初めは、聞き流していたんですが
毎日毎日、悪い言葉を耳にしたり
私をワンクッション代わりにされているうちに
私はそれが嫌で嫌でたまらなくなりました。
けど、当時の私はそれが嫌だと言う勇気もなく
店長に
いつもいつも「あの二人は悪口ばかりで本当に迷惑です。」
という内容を、話してみたんです。
けれど、それでも何一つも変わらなくて、
毎日毎日、その内容を店長に話していると
ある日。その店長が優しく私に言いました。
「貴方は、毎日あの二人の事を言っているけれど、
あの二人から貴方の悪口を聞いたことは、今まで一度たりともないよ」と。
ただそれだけ言って、微笑みました
その言葉はかなり、衝撃的で
私にとっては、心が砕け散るくらいの言葉でした。
穴に入りたいくらい恥ずかしかったし、
あの二人の先輩に対しての自分の考えが不適切で、申し訳なかったと
反省しました。
私はずっと、二人の事ばかり気にしているようで
本当は自分の事しか考えておらず、
人の悪いところを見つけて(人を裁く)
それを他者に発散して、その人にまで影響を及ぼす。
間違っていたのは私自身で
何も変わらないのではなく、変わるべきだったのは
私自身だったのです。
だれも私を傷つけようとしたわけではなく
勝手に自分が被害者だと思い込んでいたのです。
当時の私は、全く自分の事が見ていませんでした。
腹が立つ事と、まったく同じことを知らず知らずに
自分自身もしてしまっていたのです。
腹が立つときというのは、
腹が立つのに何も言えない自分への怒りや、
自分自身が、その腹が立つ内容を絶対にしないと、自分を厳しく縛り付けていたり
過去に、同じことをして、誰かに叱られた時の思いを
引きずって生きているから、余計に腹が立つのかもしれません。
自分を許せない気持ちや怒りが消えずに
それと同じような事をしている人に、
その怒りを向けてしまったのかもしれません。
私の場合は
人の事を悪くいってはいけませんと小さい頃からきつく教え込まれていたり
私自身も、当時の私に相談をされる店長の立場と同じだったことが有るんです。
いつも、「あの人はすぐ人の事を悪く言うわよね」などと
相談されていました。
けれど考えてみると、その人も
当時の私のように、自分が直接相手に自分の事を言われていたわけではないのです。
結局のところ
あの人たちというのは、全く悪くなくて、
そうやって、被害妄想を繰り返し、あの人たちの気持ちを考えずに
誰かを批判し続けていたのは、自分自身だったのです。
あの時、店長が本当の事を言ってくれなければ
私はずっと気が付くことが出来ずに
人を批判し続けていたかもしれません。
けれどその根本的な理由は
自分自身であって、自分が自分を許し
人は人で、
私は平和に生きれば良いだけのはなしで
何にも難しくかんがえる必要はなっかたのです。
久しぶりに昔の学びを思い出したので
何方かの参考になればと思いかきました^^
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