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2013年10月28日

深センでコーヒーを飲む その3

またまたコーヒーの話題です。
豊かな生活の代名詞となったコーヒー専門店。

実際に店の中に入ってみると、どこでもプ―ンと香ばしいコーヒーの香りが漂ってきます。
レジでコーヒーを注文すると、カウンターの内側にいる若い従業員が、
手なれた手つきでコーヒーを煎れてくれます。

コーヒー豆の粉を機械にセットし、ボタンを押すと、圧力がかかって、濃厚なコーヒーが
ちょろちょろと音を立ててカップに注がれます。

その後プシューッと大きな音を立てて機械の圧を開放する傍らで、
従業員が目いっぱいの牛乳をカップに注ぎこみ、カフェラッテの出来上がり。

お値段は一番大きいサイズで、34元(約544元)。
路地裏で家族四人分の朝食を買っても20元程度ですから、
このコーヒー一杯の値段はそう安いとはいえません。

しかもカップの中の半分以上が牛乳であることを考えれば、
これは相当いい商売といえそうです。

ただ、いまどきの深センで、コーヒーを飲みに来る人々というは、
豊かな生活を体現できている、それなりに生活レベルの高い人々です。
野菜市場で値段交渉をするように、コーヒーの値段を云々しているお客などは、
みたことがありません。

先日、中国の中央テレビが、
スターバックスが中国国内で販売しているコーヒーの値段は、
アメリカで販売している値段より高い、といって文句をつけたそうですね。

生活必需品ならいざ知らず、値段が高くて気に入らないなら飲まなければいいのですから、
この文句のつけ方はお門違いのような気がします。

ちなみに僕がシンガポールのスターバックスで飲んだカフェラッテの値段は、
人民元に換算すると、ちょうど深センのカフェラッテの値段と同じでした。



‥コーヒーをカウンターで受け取った後、空いている座席に座り込んで、コーヒーを楽しみます。

最近の店では、大抵どこでもWi-Fiが使え、無料でインターネットへの接続が可能です。
ですので、特に週末などは、ノートパソコンやiPadなどを手にした若者たちで賑わいます。

‥そう、文字通り賑わってしまうんですね。

こちらがコーヒーを飲みながら静かなひと時を過ごしたいと思っても、
大声でおしゃべりをしているお客が多く、騒々しい。

こんな時は、いっそテイクアウトにして、
外のベンチなどに腰掛けてのんびり時間を過ごすのもいいものです。












posted by 月雲の父 at 00:37| コーヒー
プロフィール
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月雲の父
神奈川県葉山町生まれ。 子供の頃からレゴに親しむ。 特技:合気道,中国語。 趣味:レゴで遊ぶこと,コーヒーを飲むこと。 1999年より中国広東省深セン市に居住。 現地採用社員として日系企業に勤務。 娘:月と息子:雲の父。
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