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2016年03月27日
黒川博行『キャッツアイころがった』第4回(1986年) サントリーミステリー大賞受賞
キャッツアイころがった
滋賀県北部の余呉湖で、身元不明の死体が発見された。
唯一の手がかりは、胃の中にあった宝石キャッツアイ。
続いて京都の美大生、大阪の日雇労働者が相次いで殺害され、ともにキャッツアイを口に含んでいた。
事件の鍵は殺された美大生が死の直前に旅行していたインドにあると、啓子と弘美は一路彼の地へ旅立つ…。
第4回サントリーミステリー大賞を受賞した、黒川博行の出世作。
著者 黒川博行
1949年愛媛県生まれ。京都市立芸術大学卒。84年、第1回サントリーミステリー大賞佳作に入選した『二度のお別れ』でデビュー。86年『キャッツアイころがった』で同賞大賞を受賞。96年「カウント・プラン」で日本推理作家協会賞を受賞する。