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2018年11月12日
職場復帰
2012年の秋も深まり 11月になった
無事に職場復帰も果たし 元気に出勤していた
アリムタ単剤点滴になったせいか 体調も良く
大好きな季節ということもあり
毎日 気分良く過ごしていた
もともと 接客中心の仕事は大好きだし
気分が紛れるのと同時に
明るく綺麗な職場にいると こちらの心持ちも明るくなった
その頃には ますますガン患者だ、との自覚も薄まり
食事はもちろんのこと 生活リズムも 仕事が無い日は
以前のように 夜更かし朝寝坊に近いものになっていた
職場復帰して 2、3日経った時
右手に違和感を感じた
” 痺れてるな・・・力が入らない・・・"
ペンを持つ手が少し震えて しっかり握ることができない
次回の治療の時に 先生に聞いてみればいいか・・・
そんな感じで ごまかしごまかし 仕事をしていた
初回のアリムタ単剤点滴の日から1週間後の診察日
先生に 痺れが出たと話してみた
「うーーん
正直 何とも言えませんね・・・
シスプラチンと2種類点滴している時は
気にならなかったんですね?
けれど 単剤になったからと言って
急に痺れが出るような事は 私が知る限り
あまり聞いた事もないですし」
少し歯切れが悪かったものの それほど神経質になる事はないと
先生が 励ましてくれた
「それよりも 来週 インフルエンザの予防接種をして下さい
今年は 術後初めての冬なので 特に用心して下さいね」
正直 これまで風邪らしい風邪も引いた事がなく
まして インフルエンザなんて無縁のものだと思っていた
事実 夫と娘が同時にインフルエンザにかかった時にも
看病に明け暮れたが 全くうつることはなかったから(笑)
そうか・・・
今年は何かあったらごまかしがきかないな
インフルエンザで 高熱が出たり 体力を消耗するのは
絶対に避けなくては・・・・
幼い頃以来 何十年かぶりに 予防接種の予約をして帰宅した
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2018年11月08日
心配事いろいろ
東京で友人と会っている頃
何と 父が救急車で搬送されていたという事実!
帰りの新幹線に乗り込んだ時間に メールで知らされた
実家に行くには 路線が全然違う・・・
軽い脳梗塞らしかった
翌日 すぐに実家に向かう!
秋晴れの気持ちの良いドライブ日和
片道2時間の一人旅
思っていた通り 大事には至っておらず
ホッとしたのも束の間
今度は 母が心労でダウン気味(汗)
自分の体調管理も大切だが
親を見なければならない年齢になったんだなぁと
今更ながら実感した
親も 子供を頼る年頃なんだ
もしかしたらこれからは 自分達の幼い頃の親とは
全く違った姿を見せるようになってしまうのかな?
ひょっとして ボケちゃう?
いつまでも 私達のことを覚えていてくれるかな?
何だか 急に心配になってきた!
それでも その時は日帰りで帰宅
翌日に アリムタの点滴が控えていたから!!!
こんな感じで 2〜3日間強硬スケジュールをこなしていたが
採血データの問題もなく 予約時間通りに 化学療法室へ!
アリムタ単剤となり 短時間で済むので
「今回 針は正中に刺しますね〜」と
看護師さんの声が明るい(笑)
今まで何度となく 注射位置を探す看護師さんの苦労を見ているし
お湯の中に腕を入れたままの あの姿勢はもうたくさんだ
ベッドに横になるまでもなく ソファでくつろいでいるうちに
小1時間ほどで点滴が終わった!!
今までのあの時間は何だったの?というくらい あっけなかった
このまま この体調をいつまで維持できるのだろうか?
何クールくらい点滴を続ければ より良い状態を
キープできるようになるんだろうか?
薬が減って 副作用も減り 身体は楽になったが
その分 がん細胞が元気になったらどうしよう?
再発は? 転移は?
万が一 悪化してきたら
また 薬の種類や量が増えるのかな?
せっかく 薬が減ったというのに
それならそれで 心配事が増えてしまった
けれど 会計に回る頃には 腹を括った!!
今更 何を泣きごと言ってるの???
今 こうして治療を継続していられるだけでいいじゃない!
美味しいものをおいしく食べられて
職場への復帰も決まって
猫たちと 毎日自宅でぬくぬくジャレあえて
3人の子供達から励まされていて
これ以上 何を望むの?
とにかく 目の前の治療をしっかり受けて
日々の体調管理を怠らず
毎日 自分らしく笑って過ごそう!!!
高く澄んだ秋の青空や 色づいてきた木々の葉を見て
心の中でガッツポーズを決めてみた!
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2018年11月07日
旧友との再会
2012年 10月14日
11月の復職までの時間が 差し迫ってきた!
そこで 中学時代の同級生に会うため 上京
約束をしたのは月曜日だったので
日曜日に まだ結婚前だった次男と会うことに
上野界隈や渋谷にしか行ったことのなかった私
大胆にも新宿駅で待ち合わせという暴挙に(笑)
息子は30分ほど遅れたが
怖いもの知らずの おのぼり母ちゃんは
新宿駅南口の小田急線改札前で 一人で人間観察にいそしんだ
不思議なもので 緊張感もあったせいかちっとも疲れず!
正直な話 退屈しなかった(笑)
復職の許可も出た、と次男に告げると
「じゃ 早速お祝いしなくちゃね!」と
何と お寿司屋さんへ連れて行ってくれた!!!
何ヶ月ぶりだろう?!
これまでの生涯で 一番美味しいお寿司だった!
治療が順調で 無事社会人となった次男と二人で
よりによって 新宿でお寿司を食べるなんて!
母としては これ以上ない喜び!
なんて自分は幸せなんだろうと 本当にうれしかった
翌日 日暮里に住んでいた旧友の指定もあり
上野駅で会うことにした
時間通りに来た彼女と 何十年かぶりの再会を
喜び合った!!!
本当に彼女は以前と変わらず 可愛らしく
ちょっとイタズラっぽく笑う表情もそのままだった
ただ一つ違っていたのは
「乳がん」を患っていたということ
綺麗なウイッグを被り ゆっくりとこちらへ歩いてくる様は
とても病気を患っているようには見えなかった
「遅くなってごめんね」
「時間通りじゃん!
思ってたよりも元気そうでよかった!
全然病気になんか見えないよ!」
「ニャンままだって 肺ガンになんか見えないって!
お互い 相変わらずふくよかだしね」
そろって大声を出して笑った!!
それから二人で 美味しい焼肉ランチ!を食べた
彼女のがんが発見された時には すでにステージWだった
共通の友人から話は聞いていたが 想像も出来ない事だった
「手術はもちろん適用外で 抗がん剤と放射線治療だけなの」と
彼女は微笑みさえ浮かべて 淡々と話してくれた
会った時点で すでに2年近く経過していたが
見た目は全くと言っていいほど変わっていなかった
「ウイッグは 長い付き合いになると思ってオーダーしたのよ」と
うれしそうに笑って 指先でくるくると髪を巻いてみせた
「すごい自然でびっくりしたよ! きれい」
私も早晩 ウイッグをかぶるようになるのかな?と
その時は不謹慎に 値段まで心配していた(笑)
会う1週間前に 彼女はゾメタという薬を点滴したという
「骨転移しているから 薬のお世話になるのは
仕方ないんだけど・・・
毎回この薬の後は 1週間近く身体中が痛むの」と
苦笑いしながら言っていた
彼女が言うには 骨という骨が軋むような痛みが
出てくるのだそう
「頭蓋骨なんて 孫悟空の金の輪っかみたいに
締め付けられる感じで痛むのよ!」
笑いながら話しているが
その痛みは相当なものではあるまいか?
3人の子供たちがいること
ガンと向き合って その中で毎日を意義あるものにしようと
自分なりにできることを実践していること
彼女の足元にも及ばないが 共通点も多い
まだ少し ゾメタの副作用が続いている彼女と話しながら
自分たちは この先どんな風に生きていくんだろう?と
正直 この時初めて「恐怖」を感じた
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2018年11月05日
疲れてるけど・・・
まもなく 次男夫婦のところに二人目の孫が産まれる
彼らは都心に住んでいるので なかなか会えない
先週水曜日から金曜日まで 東京に行ってきた
今回は 一人目の孫(女の子)と
なるべく一緒の時間を過ごすことが目的だ
嫁子さんが里帰り出産を選択しなかったため
入院中にその子の世話をすることになったのだ
比較的 慣れていてくれるとはいえ
やはり寝る時間などは 不安になると思う
こればかりは ママがいない限り
誰がお相手しても同じだろうけれど
次男は 建設業に携わっているので 現場の工程によっては
午前様帰宅・通常出勤 または現場泊まりだったりと
「働き方改革」など どこ吹く風!という業界だ!
ここでバァバが協力しなければ!!!と(笑)
正直 疲れる 疲れた
そして これからはもっと疲れるだろう
帰宅してから 土日と連続出勤!
けれども 産後の次男夫婦の家に行けるよう
勤務シフトも流動的に調整していただいている
(本当に職場の方々には感謝しきれないほど)
新しい命がこの世に産まれてくる時に
どんな小さな事であっても
出来る事は手伝ってあげたい
今「生きている」こと
それは
自分が誰かの役に立てるという
こんな瞬間に よりしっかり実感できる
それが仕事であれ 家族のためであれ
症状が治まっている今だからこそ
自分でしてあげられる事は 何でもしてあげたい
そのことが
自分の免疫力アップにも繋がると確信している
さぁ 仕事休みの今日は 自分の両親のお相手をして
少し のんびりモードにして 体力回復に努めよう!
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2018年10月30日
復職への第一歩
O先生に 復職のための診断書を書いていただいた
2種同時点滴の治療が終わり アリムタ単剤点滴となる事
そのため 点滴時間が著しく短縮でき
身体への負担がこれまでよりも軽くなると思われる事
これまでの全身状態の経過と 血液データの推移
先生からのこれからの治療計画と所見
それらを 書面にまとめていただいた
「この数ヶ月 よく頑張ってくれました!
次回から アリムタ単剤点滴になりますが
これからも体調管理を怠る事なく
何事もないように 治療を頑張っていきましょうね」
O先生は とてもにこやかに励ましてくれた
翌日 職場へ 復職願いを提出に
所長と面接だ!
「思っていたより元気そうですね
体調はそれほど悪くなさそうで何よりです
先生からの書面には 11月から復帰できるとのことですが
治療しながらの勤務は大丈夫ですか?」
先生からの書面とカレンダーを見比べながら 所長は聞いた
「幸いなことに アリムタという薬1種類になるので
点滴時間が 諸々入れても2時間ほどに短縮されますし
2剤同時点滴と違って ずっと身体への負担が軽くなるそうです」
「なるほど 身体への負担が減るのはとてもいいことですよね
私の父も 薬の種類とその投与方法で 体調の変化が色々あったので」
話をよくよく聞いてみると 所長のお父様は「胃がん」だったそうだ
びっくりした私の顔を見ながら 所長が笑って続けた
「父もなかなかに元気でいて 胃がんを告知した医者はヤブだ!と
いつも怒ってたんですよ
病院食を食べずに 食堂まで出向いてカツ丼食べてましたからね!
本人はそれほど痛みも無く 食欲も結構あったんですよ(笑)
薬で死ぬのは嫌だと ニャンままさんと同じ事を言っていて
結局 がんで亡くなることは無かったですからね」
いやはや 総務次長の奥様の件といい 今回の所長の話にも
それはもう 驚かされた
身近なところに こんな方々がいらっしゃった
更に 治療を続けながら 仕事と子育てを両立している方の話等
所長のお知り合いのガン患者のお話も聞けた
皆さんすごいなぁーーと感心してしまった
すると所長が ポケッとしている私の顔を見て笑いながら
「戦力として戻ってきてくれるのは大変嬉しいことですが
とにかく無理は絶対にしないように!!!
少しでも体調に変化を感じたら すぐに病院に行くこと!
絶対我慢しないこと! 約束できますか?」
満面の笑みで
「はい!! 約束できます!! また働かせてください!」
少々色黒になった顔色がどうだったかはわからないが
自分としては " 頰をバラ色 "にしてたつもりで
元気に答えて 颯爽と(笑)帰宅した
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2018年10月29日
病気治療と仕事
現在 全くと言っていいほど悪い症状は出ていない
仕事も
両親の世話も含め ごく普通の生活全般
何の問題もなく送れている
職場復帰してからもすっと
同じ会社で仕事を続けている
昨今の「働き方改革」という言葉
時間外労働の縮小 障害者雇用 高齢者雇用・・・
様々な言葉が飛び交っていて 夢のある記事もたくさんある
障害者雇用の水増し疑惑等(事実確認されているものが多いが)
いささか 胡散臭いものも出て来ているが・・・
対して 持病のある方 がん患者等の
表面上では その体調まで把握するのが難しい
そんな健康状態の人に対しての 就労については
様々な面で 難しいことがたくさんある
私自身の体験でいうと
とにかく 周りの方々の理解度がとても高く
先を先を見ていてくださったのが
休職中も復職後も とても心強かった
職場において ご家族やご親類が
がん経験者の方が多かったのも幸いしたんだと思う
以前 病気が発覚した友人は
報告した時点で 退職勧告があったそうだ
会社の規模・雇用形態・雇用契約等々
もちろん 様々な違いはあるだろうが
それぞれの病気に対する認識の差が
直接 その対応の差になるのだと感じる
今は 保険のCM等でも
「ガンは通院治療で対応できる場合も多い」と
言ってくれているほどだ
入院や手術の拘束時間の心配も大事だが
それらが一段落したあと
通院可能な治療が大半を占めてきている事実を
採用部門・人事管理部門の人達にもっと理解してほしい
再発の心配がない「普通の人」を新しく雇用する方が
企業側にしてみれば楽なのかもしれない
けれど 復帰できる人材ならば 少しの間だけでも
待ってみてほしいのだ
通院治療を続けながら仕事をする事は
勤務時間の調整など 直接的な影響が大きいが
患者側から言わせてもらえるのなら
「生きる意味」そのものに張り合いを感じ
仕事に対する集中力・向上力が上がってくるのでは?
実際 仕事を再開した後は 自身のためにはもちろん
会社や職場のメンバーに恩返し!といった意味合いも込めて
より仕事に生きがいを感じて頑張っている
その事が いい方向で精神安定をもたらしているのだ
当然 体調のいい時ばかりではない
再発したり 再手術や放射線治療といった闘病中も
みんなが応援してくれていると思うと
まるでドラゴンボールに出てくる
「元気玉」をもらったような気持ちになったものだ
暗く 沈まず 前向きに病気に向かっている私を見て
何より 子供達に余計な心配をかける事なく
今まで生きてこられた
「仕事」を通して
自分が必要とされている 誰かの役に立っている事を
日々実感できていたからだと思う
けれど どこかの企業に所属することばかりが「仕事」ではない
たとえ 定年で退職したとしても
自分が必要とされている「仕事」を見つけて
日々 張り合いを持って生きていく事を
目標として頑張っていきたい
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2018年10月25日
化学療法中の体重変化
アリムタ&シスプラチン 最後の2種点滴から1週間後
ドキドキの採血日
結果を聞きに 呼吸器外科の外来に行くと
相変わらずの混み具合
順番が来てO先生のところへ
「ニャンままさん 体調はどうですか?
少し ふくよかになったかな?」
ふくよかどころか 思いっきり太ってしまった
2月の手術時から比べても 軽く5キロは太っている
見た目だけでは 全く病人には見えない(笑)
原因はわかっている
化学療法の副作用に対して 結構な恐怖心があり
弱ってたまるものかと 食べられる体調の時には
口にできるものは 何でも食べてたから
とにかく 食べるのが大好きなので
治療中であっても 食欲のある時は
きちんと食べたいものを食べていた
幸い 味覚異常もほとんどなかったので
美味しいものは美味しくいただけたし
家族への食事も 滞りなく作る事ができた
「美味しく食事ができるのは何よりいい事です
夏バテしなかったのは きちんと食事を摂れていたからだね」
先生は うれしそうに微笑んで言ってくれた
街で偶然 職場の人に会った時には
雰囲気が違っていて 誰だかわからなかったと言われたが(笑)
「ニャンままさん
先週は アリムタ単体の点滴に移行する事をお伝えしましたが
今日も 一つお伝えすることがあります」
え?? " お伝えしたいこと "って何? 何か悪い事かな?
O先生が 採血データを見せてくれた
「白血球値が5000台半ばに戻って来てます!
よく 頑張りましたね!
もう 生ものを食べるのを解禁にしてもいいですよ」
ヒャッホーーー!!! お寿司食べられるぅ!!!
小学生のように騒ぐ私に 先生も苦笑するしかない
「あまり食べ過ぎないでくださいね
元気なのはいいことだけど 過食は良くないですから」
それはそうなのだけれど・・・うれしくて!!!
生ものを食べられるって 限りなく普通の生活に近いよね?
「では 復職に向けての診断書を書いていただけますか?」
唐突に聞いた私に向かって 先生は強く頷いてくれた
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2018年10月24日
アリムタ&シスプラチン 6回目
化学療法も6回目を迎え
当日接種のビタミンB12の筋肉注射にも慣れたもの
先生が 療法室に上がる前に ご褒美をくれた!
* 先日の採血結果で 白血球値が復活してきた事
* 多少のダルさはあるものの 全身状態が
非常に良好に推移している事
この2点を考慮して 2種類併せての抗がん剤点滴は
今回を最後にします、と!!!
一時は 7クールまで行っちゃうかな?と考えていた
ここで 次回からはアリムタの単独接種と決まった事で
復職に向けて 自分自身への励みにもなる!
冗談ではなく 身体がフッと軽くなったと感じるほど
力が抜けて 解放感があふれた
2種接種の時間的な拘束や 副作用への恐れが
半減どころか 2割くらいまで激減した感じ(笑)
外来での化学療法で
ほぼ一日中 点滴に繋がれる事は今日がラストだ!
さぁ 頑張ろう!!!
・・・・と意気揚々と行ったはいいが・・・
今日も またしてもお湯入りバケツのお世話になった(涙)
本当に 血管が弱々しくて 参ってしまう
これから 万が一 再発転移でもして
別の薬を打つような事になったら どうなるんだろう?
せっかく アリムタ単体接種になるというのに
血管が弱い事を 念をおされた形で突きつけられ
長い付き合いとなるであろう 自分の病気に対して
改めて しっかり立ち向かわないと!と決心した
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2018年10月23日
旅行後の体調変化は?
2012年9月14日から 2泊3日で東京へ!
先生からも許可をいただいていたし お天気も良かったし
本当に楽しかった!
初日は上野の美術館巡りのあと
従姉妹夫婦と浦安のホテルでディナー
2日目は 当時千葉の大学に行っていた長男と浅草観光
3日目は 世田谷区内に住んでいる次男と代官山・渋谷観光
この頃は 体調が良くても 薬が奏功していても
どこかで「死んじゃう」という意識があった
ガン患者だけではなく
俗にいう「命に関わる」病気にかかった人は
必ず 一度は意識すると思う
自分自身で「死ぬ」事なんか信じていなくても
やっぱり いつのまにか「意識させられてる」感じ
そんな意識があったせいか 普通に生活する時はもちろん
特に 離れている息子達に会うような時には
元気な姿を覚えていてもらおう!という意識が多分に働いていた
まだまだ暑い時期ではあったが 夫同伴だったので
少しくらいはしゃいでも大丈夫だと 張り切っていた
楽しい楽しい3日間を終えると
その反動で グッタリ寝てばかりの日々
やはり はしゃぎすぎたのだろう
ダルさが半端なくて 参った!
帰宅後4日目の診察日
ドキドキして 採血結果を聞いてみると・・・
何と!!!
白血球値が 4500台まで復活していた!!!
3日間くらいゴロゴロして 疲れを完全に取ったせいなのか?
東京で思いっきり楽しんで 免疫力が爆上がりしたのか?
何れにしても
来週に控えている化学療法は 予定通り実施される事に!
残暑の中 とにかくホッとした心持ちで帰宅した
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2018年10月22日
少しずつ影響が?
5回目の化学療法から1週間
相変わらず50番台の採血順
特に自覚症状が出ているわけではなかったので
いつも通り 安否確認のノリでO先生の元へ
開口一番
「9月になっても暑い毎日だけど 疲れていませんか?」
「暑さのせいもあるかもしれませんが
少々ダルさが強くなってきた感じがします。
それに 顔がすすけてドス黒い色に近づいているような・・・」
先生が 採血データを見ながら 私の顔色を確認する
「うん 顔色はご本人が気にするほど酷くはないですよ
ダルいのは 回数を重ねてきているので仕方ないかもしれません
今日のデータを見ると 白血球が3000台を割り込んでますからね」
白血球値が下がってきた、という事には いささかショックだった
これからもう少し暑い日が続くだろうし
何より 翌日から上京する予定があったからだ
「先生 白血球が下がってきた事で
普段の生活の中で 注意しなければならない事はないですか?」
「1000台を割り込んでしまうと要注意だけど
この程度だったら 特別に無理をしなければ大丈夫ですよ
数値が下がっているというのは 免疫力も下がっているので
日々の自分の体調にはしっかり向かい合って
絶対に無理はしないでくださいね!」
先生は 私の顔を覗き込むようにして さらに付け加えた
「前から言っているけど 特にまだ暑さが残っているので
生ものは絶対食べないでね!
お寿司とか刺身とか 食べたいでしょうけど 我慢我慢!!」
せっかく上京するからには
築地のお寿司屋さんにでも!と思ってたのに(嘆)
抗がん剤治療の真っ最中に
それも 白血球値が下がり 免疫力も下がっている時
2泊3日の旅行に行こうという計画は 無謀なのだろうか?
恐る恐る先生に聞いてみた! すると・・・
「止めても行くんでしょ?(笑)
インフルエンザが流行っているような時期だったら
もちろん 迷わず禁止にするけど・・・
旅行に行こうという気力体力があるなら大丈夫!
ご主人と行くのであれば 体調の変化はすぐに伝えて
絶対無理はしないようにね! 楽しんできてください!」
やったぁーーーーーーー!!!
東京にいる息子達 そして浦安の従姉妹に
元気な顔を見せに行こう!!!
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