2020年07月09日
2016年 11月の自分
自身の放射線治療 娘の手術が無事に終わり
年内に残された懸案事項は
義父のホームへの入所のみになった
表面的には・・・
夫と彼女とのやり取りが見られなくなったことで
自分はホッとするのかな?と思っていた
しかし いざ そうなってみると
二人がどこで何をしているのかわからないことで
かえって いろいろと疑い深くなり
夫の言動 顔色等がより気になり始めた
それまでは 夫がどこにいるのか 何をしているのか
文字通り 手に取るように分かっていたので
やきもきしながらも " 知ってるしね!!" と強気でいられた
娘も 夫が新しいIDを作った事を知って
「奴ら 勘付いたのか??」などと悪態をついていた
少々 不安定な精神状態になりつつあったが
歯科への通院 義実家への定期訪問
こちらでも寿退社する女子の送別会(それもグループ別に3回 笑)
加えて 新人さん達のフォロー研修等々
手帳のスケジュール欄がほとんど埋まるほどの忙しさのおかげで
どうにか 平常心を保っていることができていた
そんな中
1ヶ月以上ぶりのO先生のところでの採血
「ニャンままさん 30回の放射線治療お疲れ様でした
S先生からも連絡をもらっていて 経過は良好だったそうですね」
大学病院への通院か・・・
なんだか すでに遠い昔のことのような感覚になっていた
「今日の採血結果は
まあまあそんなところかな?という数値でした
放射線治療の効果でグッと数値が下がってくるのは
もう少し先になりますが・・・
あ 下がっては来ていますからご心配なく」
O先生は笑顔で言ってくれたが
どういうわけか 採血結果を見せてはくれなかった
ん??? あまり芳しくない数値なのかな?
でも 先生がそれ以上何も言わないので
悪化しているわけではないのだろうと O先生の笑顔を信じた
正直 このころの自分の頭の中では
自身の検査結果などよりも
何をしていても どこにいても
娘から言われた
「もう ここにいるべきではない!」という言葉が
ぐるんぐるん と音を立てて回っている感覚だった
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