2019年11月15日
大学病院へ 3
A先生に 突っかかりそうになりながらも
どうにか気持ちを抑えて深呼吸した
A先生は 自分の手帳とPCの画面を見比べて
軽い調子で言った
「じゃあ 来週の火曜日30日から検査入院という事で!」
「では 今日はもう帰宅してもいいんですか?」
拍子抜けしていた夫が口を開いた
「そうですね・・・ 特にやる事もないので!
こちらへの入院は初めてでしょうから
看護師さんからの説明をよく聞いて行ってくださいね」
何をしに来たんだろう?
肝心の担当医に会って話をする事もできず
とどのつまり 検査入院の話だけ
夫が話しておいてくれたという教授の話も一言もなく
診察室に入った時には A先生も
画像を食い入るように見ていたと思ったんだけど・・・
帰っていいと言われたからには 長居する必要もない
入院説明とその予約の確認
入院に関しては 大学病院とはいえど他の病院と大差ない
手続き全般 病棟説明 病衣レンタル・・・ etc.
細々とした説明を受け 会計に向かう
別居中ということもあり 洗濯物は頼まずに済むよう
病衣は タオル付きのレンタルの手続きをした
この時初めて レンタルを利用したが
短期入院の時とか 家族の負担を少しでも減らしたい時には
手軽でいいな、と!
大学病院なので 遠方からの患者さんも多く
レンタル手続きの窓口までも込み合っていた
何度もいうが 自分が病人になって感じたのは
世の中 本当に病気の人たちが多いという事
そのほとんどが 傍目にはすぐに病人とはわからない
自分もその一人だが " 普通 " の人に見えて
重い病を抱えている人たちもいるのだ
会計を待つ人たちに混じって
思わず心の中で
" みんな!!一緒に頑張ろうね!!" と
握りこぶしを掲げていた!
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