2019年11月04日
大学病院への予約
もう一度 O先生の病院に戻る
洗濯物を取り込みながら 考えていたことを
O先生に聞いてみようかとも思ったが
大学病院のこれからの担当医に聞くべきだろうと
冷静に考え直して 診察室に入った
「ニャンままさん 大学病院の予約が無事取れましたよ!
来週木曜日の9時に 泌尿器科副腎内分泌外科に行って下さい」
何だか えらく長い名前のところだな・・・とぼんやり思った
正直 一度では聞き取れなかった(笑)
「診療データと紹介状はこれから作成しますので
来週水曜日 大学病院に行く前日に取りに来てください
担当医とチームが判断して治療方針を決めますが
ニャンままさんは おそらく手術になると思われます
今からでも
食事のバランスに気をつけて体力つけておいて下さいね」
O先生も かつてはその大学病院の医師だったので
先生方とのパイプも強い
電話でおおよその事を伝えたときの判断だろうが
やはり 手術が濃厚という結論になったのだろう
何となく 自分の周りが勝手に回転し始めたような
そんな感覚に陥った
よくテレビドラマで見る ぐるぐる回るカメラワークそのもの
ガンマナイフと違い また本当のメスを身体に刺すのか・・・
転移しているから手術なんだろうけれど
きれいに取りきれるのだろうか?
術式は 開腹になってしまうんだろうか?
そうなったら 肺のときの傷と同じに
お腹に大きな傷ができてしまうんだろうな・・・などと
とりとめなく考えてしまった
「ニャンままさん!
転移といっても まだ早い段階だと思われますから
大学病院の担当医と 最善・最良の治療をしていけますよ
あまり 考えすぎないで プロに任せてください!」
O先生からのこの言葉で いつもの自分を取り戻した
そうだ!!
自分が考えたからといって 治療方法が決まるわけではないし
もちろん執刀するわけでもない!
今まで通り先生方を信頼し 全てお任せすればいいだけだ!!!
余計な力が入っていた肩が フッと軽くなったような気がした
「先生 改めて これからもよろしくお願い致します!」
「大丈夫ですよ!
私はずっとニャンままさんの担当医としてそばにいますので!」
O先生からの言葉に励まされ 帰路についた
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