2019年04月10日
父のこと そして自分は?
春先特有の 気温の差が激しい今日この頃
まだ 落ち着いて花見もしていない
介護というほどの重いものではないが
実家の両親の お世話・話し相手・手伝いをしている
最近 父のボケが進んできた
「認知症」と診断されるほどではない(これは希望 笑)
昔 大家族であった頃は笑って「ボケたね〜〜」と
笑える程度のものであろう
よく「まだらボケ」という言葉を聞くが
父はまさにそんな感じだ
何ら普通と変わらない時と ボーッとしている時の
その差が より鮮明になってきたと言うか・・・
少し 落ち込んだ事があった
一昨日のこと
私の名前が出てこない 誰なのかもわからないと言う
そして 自宅に帰りたいので運賃を貸してくれないか?と
何度も何度も 実の娘である私をじっと見て懇願する
びっくりするほど 真剣に、だ!
あぁ とうとう そういう段階まできたか・・・・
差し向かいで昼食を食べながら 一挙にさみしい気持ちになった
けれど 母のことはしっかり認知できているし←大好きだから 笑
日頃のトイレや食事は ゆっくりながら自分で出来ている
この夏で90歳になるので 筋力は落ちているが
寝ている時間が長くなってきたことを除けば
ほんの少し前の時代の年寄りのような
普通にボケてきたおじいちゃん、という感じだ
いや そう思いたいだけか・・・・
訪問診療に切り替えて まもなく7ヶ月近く経つ
先日 先生から
「もしもの時のノート」というような冊子を渡された
まだまだ大丈夫だろうけれど
歳が歳だけに 急変する場合もある
その時慌てたのでは遅いので
日頃から「もしもの時」どうしたいのか
家族で話し合っていてほしいと
自身がガン患者であると同時に 老齢の親を持つ娘の身
あちら側へ旅立つ者 それを見送る者
双方の気持ちが 何となくではあるが
身近に感じられて 複雑な心境だ
延命治療するのか しないのか
するとしたら どの程度の治療まで行うのか
とても細かいところまで 説明が載っていた
「命」が終わる時 実際 家族はどうするのが良いのだろう
正解はわからないし 答えは出ないと思う
義父を見送った時も 最後の最後をどうすればいいのか
夫の兄弟たちで話し合ってもらった
どんな現実が目の前にあっても
親には いつまでも「ここに」いてほしいというのが
夫をはじめとする子供達3人の本音であったろうと思う
父を見ていて
そろそろ逃げずに考えなくては・・・と思う
と同時に 娘から急かされている
自分自身の「エンディングノート」を
しっかり記入しておかなければ!と慌てる
エンディングノート
「今を生きる」ために とても大事なものだと思う
自分の在りようを 客観的に捉えられるし
自身がどんなことを考えているのか 改めて掘り下げられる
小学生の頃 「どんな自分になりたいですか?」と
先生に聞かれたことを思い出す
そして何より 自分の意思を書き留めておけば
子供達に 悲しい思いをさせたり
つらい決断かもしれないものを 課せなくともいいことになる
それが しっかり伝わるように
だからこその「笑顔」を毎日大事にしていこうと思う
病気になってから 何度もバージョンアップしている
私のエンディングノート(笑)
この分だと あと数年は 更新し続けていけそうだ!
何年 バージョンアップしていけるか分からないが
このブログのように 細々ながらも
ズーーっと 更新していくのが目標!!!
完全なるガンサバイバー目指して ますます頑張るぞっと!!!
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ゆりさんへ キャサリンさんへ
エンディングノート
書店で見るとその種類が豊富なのに驚きますよね
私は 数年前に購入したものを たたき台にして
最終的には それにきちんと清書するつもりで
お気に入りのノートで 各項目の整理をしています
自身の生活を見直し これからどうしていけばいいのか
指針になるような気がします
なぁんて たいそうなことを書いていますが
私は単純に 字を書くことが大、大、大好きで
何でも書き出すことが 精神安定剤の役割を果たしているんです
そんな時 書道を習わせてくれていた親に感謝感謝です
これからまた 裁判ブログの様相を呈していきますが
展開が遅いのか速いのか・・・ どうぞご期待ください
*エンディングノートと呼ぶには あまりにも慌ただしいブログです(爆)
エンディングノートの話題だったので出てきました@ひょっこり
実は、癌が発覚する1年前、今から考えれば虫の知らせだったのか、購入しました。
というか年賀状プログラムが突然、壊れて、それで新しいものをDLするしかなく
その時の「特典」みたいな形で、ほぼタダで入手できたからなんですが←これも変な話でしょ
私のはノートタイプではなく、PCにDLするタイプのものです。
自分のこと、持っている金融資産状況、保険の加入状況、もしもの時に連絡を取って欲しい友人一覧表、パスワード管理、延命治療についてするかしないか・・・葬儀はどうするか、などなどタブをクリックして順番に記入していけばいい感じなので、結構、楽です。
ただ私の場合、その時、ダーーっと記入して、それっきりになっています@汗
また更新しなきゃですね
癌を患うというのは、悪いことばっかりじゃなくて
自分の生き様、今までの人生のありかた、家族や周りの人への感謝の気持ち
そんなことを再確認させてくれました
ブログの内容はまだまだ大変なことが起こりそうですが
こちらもある意味、エンディングノートみたいなものでしょうか
にゃんママさんの生き様、これからも楽しみにしています
お父様のこと 離れているとご心配ですね
私は自身の病のことは両親に言いましたが
父は もう何もおぼえていません
ある意味 平和ですが(笑)
私も「絶対に親より先に逝かない」のが目標です
その事が結構な励みになっているのだと感じます
エンディングノート
1冊は購入してみましたが
ネット等で 自分でカスタマイズした方がいいなと
思い
今は お気に入りの普通のノートにしています
書式は それこそネット上で参考になるものが
たくさんあるので ぜひご自分にあった書式を
選んで書き始めてください🎵
花冷えというには寒すぎる気温
治療にむかい 体調崩されませんように
横浜は季節外れの冷たい雨です
体調崩されていませんか?
今回のブログはズシンと、ちくっと、心に響きました
私の父(82歳)は実家で一人暮らしなのですが(母は5年前に他界)
会うたびに弱っていきます
私の病気のことは何も知らせていません
老いた親に心配かけたくないという私の我儘です
そして願わくば、父より長生きしたいと思います
先に逝くことは絶対に避けたい!(これも我儘ですが・・・・)
ただ、高齢化の現代ではお子さんを見送る親御さんが増えているのも事実ですね
切ないけど・・・・
エンディングノートについてはまさにタイムリー(笑)でした
色々な種類があって悩んでいます
更新していくものですので、書き足せるタイプがいいのかな?とか。
もしよろしかったらお勧めを教えていただけますか?
って、こんなこと図々しくお願いしてすみません
”我儘ながん友”の戯言とお許しくださいませ。