2019年02月20日
思い出してしまう
堀ちえみさんの 病気の公表
つらい 言葉が出ない
池江璃花子さんの時にも 大きなショックを受けたが
堀さんのブログを読んで 泣いてしまった
娘さんの言葉・・・
自分の時のことを思い出してしまう
大学生で 成人式もまだの娘に
自分の病気を告げる時には やるせなかった
病気になった自分も もちろん混乱して辛い
けれど それを聞かされた家族はどうなるのか?
私の場合 転移する前まで
病気の事は 夫しか知らなかった
夫にしてみれば 病院に呼び出され
家族として告知された!という感覚だったのだろうが
実家にさえも言っていなかった
結果的に 夫にはそれが重荷だったのかもしれない
次に話したのは 自宅から大学に通っていた娘だ
同居しているのだから
抗がん剤で入院する事を 誤魔化すわけにはいかないし
娘の立場なら 話してほしいと思うだろう
冷静に聞いてくれてた・・・表面上は
そして 目にたくさんの涙を浮かべて 言った
「ちょっとした腫れものを取る手術だって言われた時
悪い病気じゃないといいな、と思ってた
それから 春ごろ検査入院とかもしてたから心配だった
(ガンマナイフも検査入院という事にしていた!)
でもね そのあとお母さんが元気そうだったから
不安はあったけど もう大丈夫なんだと思ってた
抗がん剤って 大丈夫なの? 辛いんでしょ?
かえって 体力が落ちちゃったりしないの?」
私以上に 体のことを思いやってくれた
娘自身の方が 大きな不安を抱えてしまったはずなのに
その時には 謝っても謝りきれない
後悔ばかりが襲ってきた
" なぜ 市民検診で要精検の通知が来た時
すぐに病院へ行かなかったのだろう? "
本当に こんな自覚のない母親でごめん・・・と
そして 家から出ている息子達には
抗がん剤を始める時に 病室から手紙を書いて送ったのだ
思い出すと いまだに胸がキリキリする
けれど あれからいろいろ辛いことがあっても
私はこうして生きている!!!
手術では 右肺上葉と中葉少々
おまけに腎臓まで摘出している
転移性脳腫瘍も見つかり ガンマナイフを2回している
抗ガン剤治療 イレッサ服用 そして放射線治療も経験した
(まだその経緯を書いていないものも含めて)
50過ぎたおばさんが 発症してからこれまで生きてる!
医療技術 薬学共に日進月歩だ!
医療関係者の方々の努力も素晴らしいものだ!
患者としては ” 諦めずに!” 毎日を精一杯生きて行く事が
文字通り 明日につながるのだと思う
さぁ これからも 一歩一歩 行きますよ!!!
これから 都心の息子宅に週末まで行ってきます!
また 来週から 書いていきます!
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お帰りになったという事は
続編が読めるっていう…きゃぁ 嬉しい!
私の一番の娯楽です
執筆、頼みますね
シスプラチンの副作用で
飲まず食わずの1週間を過ごし
3キロの減量に成功(泣)
今日は8日目の抗がん剤 ロゼウスです
*楽しく笑ってるよ*
と、タイトルコールできるのは…いつ?
ゆりさん
コメントありがとうございます。
闘病については ほとんど私と同じ経過をたどっていらっしゃるような・・・。
けれども 要精検の通知後 すぐ検査に行かれてよかったですね!
私は放って置いたせいで 状況が悪くなってしまいましたからね。
術後も 抗ガン剤治療等がないというのは一番です!
「一病息災」!!!
定期的に病院に通う事が面倒にならないのも 病気になったおかげでして(笑)
ある意味 感謝ですね♪
夫については ゆりさんのご感想どおり、想い人がいたせいで
私の病気については(怖がって?)深入りしないようなスタンスでした。
ゆりさんのご主人「醜態」だなんて とんでもない!!!
家族が癌の宣告を受けているのですから
どうしていいのかわからず 当人よりもやるせなかったと思います。
私の夫は「お花畑不倫脳」の時ですから
尋常の尺度では計れないものがあったんでしょうね。
そんなこんなで これからますますバタつくブログになります!
拙いブログですが どうぞこれからもよろしくお願いします!
まだまだ「事件」が起こりますので どうぞご期待ください(笑)
ひょんなことから当ブログにたどり着きました。
そして一気読みしました。
私は昨年の秋、会社の健康診断で「肺腫瘤の疑いあり要精密検査」の結果が出て、
検査をした結果、初期の肺腺癌と診断されました(ステージTA-2)。
幸い転移もなく、左の肺葉下半分とリンパ節の切除のみで終わりました。
その後の抗がん治療もなく今は2ヶ月に一度の検査で、経過観察中です。
健康診断からわずか2ヶ月の間に再検査→紹介状を持って総合病院の呼吸器内科での精密検査→気管支鏡検査入院→癌宣告→入院手術に向けた各種検査→入院・手術→退院→仕事復帰
というタスクを怒号のごとくこなすことになろうとは・・・
ニャンままさまとは年齢も近く、結婚後もお仕事をされ、子供の人数こそ違うものの
ほぼ、私と同じような環境での闘病体験。
私は未だ混乱が続いていますので、とても共感しました。
そして、まさかのご主人の不倫発覚。
うん、なんだろう。闘病当時の、文章の中のご主人の印象がやけに薄く
優しいのだけれど、ちょっと冷静すぎない? 大人なだけ? と思ったのです。
いや、まさかそんな秘密があったとは。ただの癌ブログかと思いきや
不謹慎ながら、そっちの話が、早く読みたいと思っています。
(どこかのTV局がドラマ化してもいいレベル)。
うちの主人は、私が癌を宣告された時、待合ロビーで号泣し
近くにいた看護士さんに慰められるという醜態をさらしました。
お陰で、私はさぁーっと冷静になれたのですが笑(こんな弱い夫を残して
死ねない、子供に迷惑がかかる! って)
癌という死に神カードを突きつけられた時、感情って一つじゃないんだってこと
初めて知りました。死にたくない、怖い、心配、悲しい、恥ずかしい、
というあらゆる負の感情とは別に、なんというか、長い間、帰っていない、
懐かしい場所にやっと戻れるんだ、みたいな妙な安らぎがありました。
ほんの、少しですけどね。でも、その安らぎに救われたのも事実。
ともあれ、今は病状も安定し、子供さんたちは立派に成長、独立、結婚
お孫さんに囲まれ、充実した日々を過ごされてる様子に安心しました。
記事の今後の展開を楽しみにしています。
突然の長文、乱筆、失礼しました。