みかんちゃん日記☆

2020年10月07日

おさるさんとビックママ　エピソード３

エピソード３

無事みかんちゃんのおむつ交換を終え、抱っこであやすみかん父。

先程ぞんざいに扱ったビックママが庭で作業していることは、しばらく前から部屋の窓から見え気づいていました。

そんな時です。

（がさがさ）

庭の柿の木から物音がします。

そう、おサルさんが柿を食べていたのです。

それも１匹ではなく５匹以上の集団です。

ぎゃー

おサルさんが叫びます。

それに気づくビックママ。

おそらく、自分が植えた柿の木に思い入れがあるのでしょう、

ビックママ「あああっつ、さ、サルじゃあ―。〇×#◆☆ーーー」

先ほど、ぞんざいに扱われたストレスと、サルへの敵対心で怒りが増幅されたのでしょう。

近所にビックママの声が響き渡ります。

しかし、坂の上の雲と、木の上のサルです。

怒り狂うビックママを横目に、サルは優雅にどこかへ去っていきました。

残されたのは、柿の木を食い荒らされたビックママのストレスと、すやすや眠るみかんちゃんでした。