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2018年09月20日

美人とブスの条件

 よく、あの人は美人だとか、可愛いとか話題にりますね。
 では、美人ってどんな顔なんでしょう?
 調べてみると日本人の一般的な美人の基準としては、
・白くてきめ細かい肌
・卵型の輪郭
・二重で大きな目
・鼻筋の通った鼻
・ポテッとした厚めの唇
・鼻とあごを結んだラインにちょうど唇が触れる横顔

 と、これに全体のバランスが整った顔だそうです。

 なかなか厳しい条件ですね。

 でも、この条件は日本だけの話。

 日本ではどちらかというとおとなしめの顔が好まれますが、海外では逆にワイルドで強そうな女性が好まれたり、とにかく太った女性が好まれたりと様々。
 よく外国人男性は不美人が好きだと言う方がいますが、これはあくまで日本人の感覚
(外国人男性と付き合っている方、ゴメンナサイ!)
 その国の感性では美人なのです。
 加えて、日本人と付き合う欧米男性はそもそもアジア系の顔立ちが好きな傾向が強いので、目が細いアジア人顔を好むという話もあるそうです。

 また、日本でも平安時代は、
・下ぶくれの輪郭
・細い目
・小さな唇
 と、ちょうど“おかめ”のお面のような顔。

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 今とはだいぶ違いますね。

 さらに江戸時代は、
・細長い輪郭(瓜実顔)
・一重の細い目(切れ長)
・軽く出た下唇
 と、これも現代とは大きく違う基準。
 浮世絵の美人画が現代の私たちにあまり美人には見えないのもうなずけます。

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 さらにスタイルも“柳腰”といってお尻の小さな寸胴体型が好まれたそうで、胸やお尻が大きな女性は下品といって好まれなかったそうです。
 
 このように、美人の基準は地域や時代で大きく違っています。

 では、ブスは?

 そもそもブスの語源はトリカブトの根「附子」の事。
 トリカブトはご存知の通り猛毒。
 これを誤っって口にすると強い神経毒のため麻痺して顔の表情がなくなることから、無表情の事をブスと言うようになったそうです。

 つまり、本来ブスとは感情を表に出さない、笑顔のない人のことを言うんですね。

 たしかにどんな美人でも、一緒にいてニコリともしない、全く無反応では楽しくないし、息が詰まってしまいそうです。

 そういえば昔の職場で、顔立ちはお世辞にも美人と言えない、顔だけ見たら明らかに不細工な女性が居ましたが、彼女は知性があり、とても明るく喜怒哀楽がはっきりしていました
 そのため、彼女は職場の人気者
 男女問わず、彼女のことを嫌う人は居ず、まわりの男性からもモテモテでした。

 内面から出る明るさ、美しさが周りの人を引き付けていたんですね。

 そういえばおかめのお面も笑顔ですね。

 古今東西、美人の条件は様々ですが、もし共通してる条件があるとしたらそれは内面から湧き上がってくる笑顔なんじゃないでしょうか。

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 2004年から糖尿病対策で自転車通勤を始め、その楽しさにはまりました。 雨の日の電車賃、メンテナンス費用を、会社からの通勤費でまかなっていますが、収支はプラスにできています。
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