2015年04月28日
GWはダッジオーブン料理
(株)エイ※出版社刊「キャンプの主役はダッジ・オーブン!」(H19.3.10第二刷発行)※=木編に世
このブログでは、キャンプについてけっこう書いていますが、キャンプそのものよりもキャンプの料理について多く書いています。というのも、3.11大震災のあと、避難生活でキャンプの調理道具がサバイバルに役に立ったことが原動力となっているためなんです。
先に、カートリッジ式ガスボンベのコンロ(ストーブ)は、コンパクト収納・軽量・簡単着火というメリットがあることを紹介しました。でも、このコンロは1〜2名くらいの賄いには適していますが、人数の多い家族となるとうまくは行きません。
その点ダッジオーブンは10インチ口径の中型鍋1台で相当な活躍を期待できます。
炊飯、シチュー、鍋もの、パン焼き、ブロック肉のロースト料理、焼き芋などなど。
以前、蔵王でキャンプしたときに、ダッジオーブンを使ったローストチキンを作ってもらいましたが、これがうまいのなんの。参加者全員が驚嘆の声をあげ、猛烈な勢いで胃袋に納めていました。
上記写真の『キャンプの主役はダッジ・オーブン!』((株)エイ※出版社〈※=木編に世の字〉刊)という文庫本にもしっかりローストチキンのレシピが載っています。
この本ではコールマンのツーバーナーコンロで調理していますが、川原なら石で炉を作るなり、平地なら鍋が収まる大きさの穴を掘って下に薪と炭を熾して調理します。薪炭では温度調整が難しいなら、トライポッドという自在鍵のような三脚があり、これなら鍋を火に近づけたり、離したりして鍋内の温度を調整できます。ぼくの知り合いも震災後、電気・水道・ガスが止まったままの生活でダッジオーブンを使い家族みんなで、そうとう優雅な食生活を送ったと言っていました。
ダッジオーブンは重くて、火の扱いに工夫がいるので慣れるまで使いづらいんですが、一度コツとメンテナンスを覚えてしまえば、かなり便利な道具です。
西部開拓時代の開拓者たちはみなこの鉄鍋で毎日の食事を作っていたのですから、キャンプそのものの源流にあたる調理具ですね。
アウトドア&スポーツ ナチュラム
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