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2015年12月21日

15 年下君×私=不倫

年下君と連絡を取り合うようになると、たちまち過去へと戻った感覚がした。

それは、私が年下君からの連絡を避けるようになった頃と似ていた。



「私ちゃん。会いたい…今から会いに行っても良い?顔を見たら一瞬で帰るから。」

「嫌、無理だよ。妊娠してから色々と変わっているし。数キロも増えたままだし…」

「関係無いよ。どんな私ちゃんも受け止める!俺も最近、外食ばかりで太ったし。良いじゃん、お互い様で!」

「そんなの嘘だ(笑)…じゃあ、私、運動を始めるね!んーと…半年間くらい待ってくれる?」

「会ってくれるんだ!でも長いよ(笑)せめて一ヶ月。俺も、私ちゃんに会えるからダイエットしようっと。」

「無理無理無理!でも。頑張ってみる。」

「一ヶ月後には必ず会ってね!早く会いたい!嬉しい!ありがとう!」



無邪気に大喜びをする年下君とは対照的に、底知れぬ不安を背負う羽目になった私。



(年下君は、妊娠前の私しか知らない…どうしよう。怖過ぎる。げええええ)



心配する点は、そこじゃないでしょうに。

母親になっても。女で在る事には変わりがなかった。



私は、年下君と連絡を取り始めたと同時に運動を開始した。



(たった一ヶ月間で、そこまで変わるかなあ?でも。しないよりはマシだよね。)



毎日、子供が眠っている隙を見計らい、無心で運動をし続けた。

誰かを想う力は偉大です。

お洒落に興味なんて一切持たなくなっていた私が、身形を気にするようになれたのだから。



ある時、会社の飲み会を終えて帰宅した年下君から電話が掛かって来た。

「私ちゃん。会いたい…」

「未だ無理だってば。酔っ払っていますねー?」

「今日ね、二次会でガールズバーに先輩と行ったんだ。それが、不細工ばっかりなの。私ちゃんの事を考えていたら、皆が不細工にしか見えないの。私ちゃんが一番、可愛いんだよ。会いたいよー!」



その瞬間、自分でも驚いたのだけれども。涙が溢れてしまった。

年下君の言葉に感動した訳では無く…真逆の意味で。



(女の人の居るお店に行ったんだ。どうしよう、年下君は私にとって嬉しい言葉を掛けてくれている筈なのに…嫉妬心の方が大きいよ。苦しい、吐きそう。うげええええ)



「私ちゃん?泣いているの?怒った?ごめんね。女の子と喋るだけのお店だからね?」

「うっ、うええええ。だって、私は何も言える立場じゃない。結婚している立場で、年下君に、どうこう言ったりなんて出来ないよ。でも。嫌だった。どうしよう、嫉妬で辛いよ。何これ。うううう」

「私ちゃん?辛いなら怒って良いんだよ?もっと俺に何でも言って良いんだから。行って欲しくないなら行くなって言えよ。俺を縛れよ!」

「縛るって…何それ(笑)」



段々と分かって来た事が有った。年下君は、酔うと感情を露わにするタイプ。

確かに、私の事を好きで居てくれているのだろう。



こんなにも。こんなにまで、か。

この時、私は完全に、年下君に恋をしている自分自身に気が付いてしまった。

そして、また。この恋には難関しか無い事を感じ取った。



(これって、許される筈が無い恋愛だ。不倫と変わらない。年下君に会ってしまえば、後戻りが、出来なくなるかもしれない。でも。会わずに居れば、結局…年下君を余計に想い続けてしまうだろう。一回だけ。一回だけ会って、嫌われなかったら…私は、それだけで幸せになれる。そして終わりにしよう。)



約一ヶ月半後、年下君と私は再会する事となる。

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