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2015年12月21日

20 年下君×私=不倫

帰宅すると、真っ先に子供の居場所へと向かった。

私の姿を見付けた瞬間、大喜びでヨチヨチと走って来る子供。

抱き締めながら、私の胸中も一緒に、痛い程まで締め付けられた。



(どうしようもないお母さんで、ごめんね…ごめんなさい。ごめんなさい。)



その時、母から、

「私ちゃん。男と会っていたんじゃないでしょうね?」

と言われたのだ。咄嗟に私は、

「そんな訳ないじゃん!結婚しているんだよ?そんな馬鹿馬鹿しい事しないよー(笑)」と返した。



女の勘は、末恐ろしい。

と同時に、何が有っても、年下君との関係は周囲に気付かれないように気を付けなくてはいけないと悟った。



(貴方の娘は、人間の底辺へと成り下がりました。南無。)



子供を寝かせた後、そうっと、お風呂に入った。

衣類を脱ぐ瞬間、ふわあと年下君の匂いが漂ってくる。



(夢じゃないんだ。さっきまでの時間は、これは、現実なんだ。)



体を洗い流しながら、私の心は、どうにも落ち着かなかった。

年下君に会えた喜びと、年下君が私を受け入れてくれた幸せと、家族を裏切っている罪悪感と、後戻り出来ない感情への不安と…。

ぐわんぐわん、どろどろどろどろ。

頭の中では、数え切れない想いが何度も生まれていた。駆け巡っては消え、駆け巡っては消え…。



布団に入ると、それは、完全なる罪悪感へと変わってしまっていた。

自然と涙が伝う。旦那は仕事が忙しいようで、連絡が着ていない。

何も知らず、家族の為に働いてくれている旦那が、変わらず居るんだ。



(もう、年下君に会ってはいけない。それだけは、分かる。だけど…。好きだ。どうしようもなく、年下君の事が好きだよ。馬鹿だ、私、本物の馬鹿だ。辛い、辛いだなんて言える立場じゃないけれど…こんなのって。この気持ち、抑え切れないよ…)



年下君からは、連絡が着ていた。

「会えて幸せだった。また必ず会おうね。でも、絶対にバレないよう、しなくちゃいけないな。これからの事、会う頻度だとか慎重に考えないと。大変だけれど、どうにかなるよ。私ちゃん、好きだよ。」



それは、年下君と私の関係が、この先も続く事を示していた。



(神様、もう少しだけ。年下君を好きで居させて下さい…)



数年振りに味わう感覚だった。

久々で慣れていないせいなのか。それとも。

この恋、私の手に負えないかもしれない。



その日の夜、私は一睡も出来なかった。

音楽を聴きながら、年下君との出来事を思い出しては、延々と泣き続けていた。

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