2016年11月08日
[ネタバレあり]シティ・スリッカーズ2 黄金伝説を追え(1994)〜中年男3人がお宝探しへ!
『シティ・スリッカーズ2 黄金伝説を追え』(1994・米)
City Slickers II : The Legend of Curly's Gold
監督/ポール・ウェイランド
脚本/ビリー・クリスタル、ローウェル・ガンツ
製作総指揮/ピーター・シンドラー
製作/ビリー・クリスタル
撮影/エイドリアン・ビドル
美術/スティーブン・J・ラインウィーヴァー
音楽/マーク・シャイマン
編集/ウィリアム・A・アンダーソン
スタント・コーディネーター/ミッキー・ギルバート
出演/ビリー・クリスタル、ダニエル・スターン
ジョン・ロヴィッツ、ジャック・パランス
パトリシア・ウェティグ、プルット・テイラー・ヴィンス
ビル・マッキニー、リンジー・クリスタル
お宝探しへいざ出発!中年男3人が挑む雄大な自然!?
大ヒット痛快アドベンチャー・コメディ続編。
【映画ネタバレ】シティ・スリッカーズ2 黄金伝説を追え
<ネタバレあり! 結末まで掲載しています!>
前作、「シティ・スリッカーズ」にて、今は亡き生粋のカウボーイ、カーリーと過ごした2週間のカウボーイ体験ツアーから1年後。ニューヨークのラジオ局の係長となったミッチは心身共にリフレッシュし、中年期の疲れや迷いから脱して仕事は順調、家庭も円満。悩みといえば、カーリーの幻をよく見るようになったことぐらい。
だが、同じツアーに参加しても親友のフィルは全然変わらず、仕事もうまくいかない。そこへもうひとり、一家の厄介者で働かずにブラブラしているミッチの弟グレンが転がり込んできた。そんなある日、ミッチはカーリーの形見の帽子の中から、古びた地図を発見する。
調べた結果、20世紀初頭にカーリーの父親が列車強盗を行い、奪った100万ドルの金塊のありかを書いたものらしいことが判明。ミッチの冒険心が頭をもたげ、彼はフィルとグレンを伴ってユタ州に向かった。目印の奇岩を見つけたミッチは、映画「黄金(1948)」のウォルター・ヒューストンのように狂喜乱舞する。
グレンが虫眼鏡で危うく地図を焼きそうになったり、フィルが毒蛇に噛まれそうになったりと大騒ぎの連続。途中、2人の山男に狙われた彼らのピンチを、カーリーの双子の弟、デュークが救った。ミッチの回りに最近よく現われるカーリーの幻の正体は、彼だったのだ。
船乗りのデュークは兄と違って金に執着する男だった。一行は、デュークの先導で目的地を目指した。野性馬の大暴走に巻き込まれ、食料や機材が少なくなった彼らの不安は増す。
ついに目的地に着いた一行は、苦労の末に金塊を発見。だが、実は全て偽物で、宝探しツアーを始めろというカーリーの遺言だったらしい。3人は落胆するが、旅の間に友情と兄弟の絆の強さを再確認した彼らは満足だった。
宿に戻ったミッチの前にデュークが現れて、本物の金塊を差し出す。地図はデュークの持っていた小片と一緒にして初めて位置が分かるもので、実は本物の金塊はカーリーが別の場所に移し変えていたという。デュークの「もう一度、探すかね?」とのお誘いに、ミッチは快哉を上げた。
<END>
いやぁ、いい映画ですね。大感動というわけではないですが、肩ガックリから→冒険はまだ終わってないぜ!的なお話です。
牛追いツアーで人生の再生を成す物語『シティ・スリッカーズ』の続編。前作は主役の3人組が皆、それぞれに問題を抱えていて、それを冒険と共に乗り換えて大切なものを再発見するという大きなテーマがあったんですが、本作では主役陣には特に問題もなく、単なる宝探し映画でしかないという印象がありますね。
ギャグはやや不発気味。前作の登場人物たちも顔を出し、同窓会的なホノボノ・ムービーとして楽しめます。アメリカの荒野を見てため息をつきたいならオススメですね。
●シティ・スリッカーズ
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●シティ・スリッカーズ2 黄金伝説を追え
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サササッ 三|ノシ・з・|┐ それではまた!
タグ:アメリカ映画