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2018年04月24日

[ネタバレあり]ソング・オブ・ザ・シー 海のうた (2016)〜ケルト神話を元にした兄妹の冒険

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『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』 Song of the Sea (2016・愛)

監督/トム・ムーア
脚本/ウィル・コリンズ
原案/トム・ムーア
出演/デビッド・ロウル、ブレンダン・グリーソン
   リサ・ハニガン、ルーシー・オコンネル
製作/カートゥーン・サルーン
配給/チャイルド・フィルム、ミラクルヴォイス



<ネタバレあり! 結末まで掲載しています!>

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静かな海辺にある孤島の灯台で、お父さんのコナー、お母さんのブロナー、愛犬のクーと幸せに暮らしていた男の子のベン。彼らは、新しい家族を迎えようとしていた。大好きなお母さんから、「あなたは世界で一番のお兄ちゃんになるのよ」と言われ、ベンも赤ちゃんが生まれてくる日を楽しみにしていた。

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優しくて物知りなお母さんは、ベンにたくさんのお話や歌を教えてくれた。巨人のマクリルと愛犬の物語や、アザラシの妖精セルキーが歌うと妖精が家に戻れる不思議な伝説、古い言葉で綴られる美しい歌など……。

ある晩、ベンはお母さんに海の歌が聞こえる貝の笛をもらう。うれしくて、笛を大事に抱いて眠りについたのだが、目を覚ますとお母さんの姿が見当たらない。 お母さんは赤ちゃんを残して、海へ消えてしまったのだ。

それから6年・・・今もベンとお父さんの心は傷ついたまま。ベンは、お母さんがいなくなったのは妹シアーシャのせいだと思いこみ、ついつい彼女に意地悪をしてしまう。お父さんもシアーシャにばかり甘くて、ベンのことなんか気にかけていない様子。しかもシアーシャは、まるで声を失ってしまったかのように、話すことができない。それもまた、ベンの苛立ちを増幅させてしまっていたのだった。

そして、お母さんがいなくなった日であり、シアーシャの誕生日でもある、家族にとって唯一の記念日がやってきた。それに合わせて、本島の町からおばあちゃんがやってくる。おばあちゃんは、いまだに喋らないシアーシャが心配でたまらない様子。誕生日ケーキが登場すると、ベンは意地悪をして、シアーシャの顔をケーキに叩きつけてしまう。

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その夜、シアーシャは不思議な光に導かれ、お父さんがこっそり隠していた不思議なコートを見つけ、海へ入ってしまう。するとシアーシャはアザラシの姿に変身し、待っていたアザラシたちと共に海の中を自由に泳ぎ始めた。そう、実はお母さんはアザラシの妖精セルキーであり、娘であるシアーシャもまた、その力を継いでいたのだ。

その後、海に打ち上げられているシアーシャをおばあちゃんが発見する。悲劇の再来を恐れたお父さんは、セルキーのコートを宝箱にしまいなおし、海へ投げ捨ててしまった。さらに、おばあちゃんは嫌がる兄妹を町へ連れて行くことにした。

町はハロウィンでお祭り騒ぎ。居心地の悪いおばあちゃんの家からすぐに抜け出した兄妹は、愛犬クーとお父さんが待つ家へ向かおうとする。ベンは家までの道のりをメモしており、それをたどりに歩を進める。

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そんなふたりの後を妖精ディーナシーの3人組が追いかける。彼らはシアーシャがセルキーだと気付き、フクロウの魔女マカとその手下のフクロウたちのせいで石にされた妖精を元通りにしてほしいと頼んできた。その時、4羽のフクロウがシアーシャに襲いかかり、それをかばったディーナシーたちの感情を吸い取って石に変えてしまった。

何とか逃げ切った兄妹だったが、ベンが目を離した隙にシアーシャがいなくなってしまった。妹を探すうちにベンは語り部の精霊シャナキーから、魔女マカの歪んだ愛情が妖精の国と妹の命を消しつつあると教えられる。マカの魔力に勝てるのはセルキーの歌だけ。それもハロウィンの夜が明けるまでに歌わないと、すべてが消えるという。

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シャナキーの助けもあって、魔女マカのところへたどり着き、彼女を説得しようと試みるベン。しかしマカは、「私だってみんなが思うような悪人じゃないわ」と言う。彼女がみんなから感情を抜き取って石にしてしまうのは、みんなの悲しい心や辛い気持ちから解放してあげたい、という願いからだった。

ベンは歌い、母の形見の貝を吹くことにより、マカは正気を取り戻した。そして、ベンとシアーシャを生まれ育った孤島へ送り届ける。しかし、父がセルキーのコートを海に捨ててしまっていたと知ったベンは、勇気を出して夜の海に飛び込む。コートが入った宝箱は海底に沈んでおり、拾うのは無理かと思われたが、アザラシたちが手伝ってくれて無事コートを手に入れる。

ベンはコートをシアーシャに着せて、母から聞いていた歌を妹にも歌わせると、具合が悪くなっていたシアーシャは元気を取り戻した。さらに、石化されていた妖精たちは開放され、元の姿に戻り始める。ハロウィンの夜、すべての妖精たちが消え去る間際に、シアーシャの歌が間に合ったのだ。

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そして、ベンとシアーシャの母、ブロナーが海から現れた。母はセルキーとして海に戻らなければならないが、シアーシャは母についていくことより、陸で生きていく道を選ぶ。母は家族と最後の別れをする。

それから一年がたち、シアーシャの誕生日がやってきた。一年前のお返しとばかりに、シアーシャはベンの顔を誕生日ケーキに叩きつけると、家族は大声で笑いあった。

<END>

私の一番好きな映画が決まりました。これです!

「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」は、アイルランド神話をベースにして、主人公の男の子ベンが妹シアーシャと一緒に冒険したり、フクロウの魔女と戦ったりしながら、母親の真実にせまっていく、ファンタジー・アニメ映画ですね。アカデミー賞の長編アニメーション部門ノミネートということですが、日本での上映館数はかなり少なめでした。ジブリやディズニーアニメと比べてしまうと、中々の苦戦ぶりだったのではないかと思います。

絵柄が絵本みたいでかわいいんですよね。ストーリーは、「北欧のアイルランド神話(ケルト神話)には、アザラシの妖精セルキーの伝承がある」ということを知っている前提で進みますが、そんなの、日本では知らない人の方が多いと思います。「日本では川にカッパという生き物がおり、子供と相撲をとろうとする」とか、アイルランド人は知らないと思います。しかし、知っていないとちょっと話がわかりづらい。説明が少なく、場面がちょっと飛んだりしますし。

色々なレビューを見たんですが、この映画、あまり評判は良くないみたいですね。北欧好きな人なら、劇中の水や風の模様、そして音楽に北欧らしさを感じられるんじゃないでしょうか。私はかなり好きです。

まぁ、だまされたと思って、アイルランド出身の女性ユニット「ケルティックウーマン」の歌でも聞いてください。BGMは全編こんな感じです。wiiの「フォーエバーブルー 海の呼び声」でも使用された曲です。

Celtic Woman - A New Journey - Dulaman


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サササッ 三|ノシ・з・|┐ それではまた!

グーペ グーペ

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