ぶつよくさんの『言いたい放題』。

静かになった戦場・・・そこにあるのは平和な時間。そう、ある意味ではコレこそが真の勝利なのかもしれない。
【こちらはいかが？】　補助系『フィールドモーター』

【本日の戦果】　１勝８敗

ガンダムバトルオペレーション８８日目。今日の敗北は惜敗が非常に多かった。後１機撃破できていれば勝てたというケースばかり。・・・いや、それ以前にこっちが後１機墜ちなければ・・・うおおぅ、最近の被撃端数数の高いこと高いこと・・・。

そして誰もいなくなった

そこは、砂漠地帯５ｖｓ５部屋。

ジオン混成部隊で挑む砂漠地帯で、こんな出来事に遭遇しようとは。

既に格闘機が２機いたので、ＬＶ４ザク�Uに搭乗し直して出撃した。
砂漠中央で交戦開始。攻撃してきたのはジムキャノンとジムである。友軍支援機の援護を受けつつ、一緒に出撃したドム、ゲルググと共にこれを撃破。
ダメージを受けたので修理していたら、ドムのパイロットが降りてきて、「行くぞ！」というジェスチャーを取ってきた。
チャットテキストではなくわざわざＭＳを降りて、というところが細かい。ちょっぴり楽しくなった。

ドム、ゲルググと共に渓谷を進む。途中に別のジムキャノンを発見したが、如何に機体の相性が悪かろうとも３対１では意味を成さない。こちらが止めを刺し、そのまま敵拠点を突く。
爆弾を設置し、周囲を警戒。またしてもジムキャノンが１機でやってきたが、これも返り討ち。そのまま拠点の爆破にも成功した。
後は自軍拠点を守れば完璧だが、こちらが３機もいるのだから敵側が拠点破壊を狙っていてもおかしくない。急ぎ自軍拠点を目指す３機。

しかし、ふとした違和感を感じた。これまでにない、雰囲気に合わない違和感である。

静かだ。
全機で拠点まで戻る間に、普通なら聞こえてくる中継地点を制圧されたというアナウンスも無い。全ての中継地点は自軍の色一色。
かといって、敵機がこちらの拠点に近づいているというアナウンスも無いのだ。

そのまま拠点に到着。静まり返った戦場・・・。
聞こえてくるのはファットアンクルの上からザク�Tスナイパータイプがマゼラアタックをバルカンで破壊しようとしている音と、持続性の無いＭＳの挙動音。

目の前にいたドムが、ゆっくりと、そして小刻みにこちらに振り向いた。
『えーっと、もしかして敵、全員いなくない？』
その動きは、そう言っているようにしか見えない。

そして『お疲さま！』とチャットテキストを表示する気の早いプレイヤーも。残り時間が２分以上もあるのにこんなメッセージを見るなんて・・・。しかしその気持ちも分からんではない。

誰もが確信していた。疑う要素は無かった。

敵プレイヤー、全員離脱という事実を。

素晴らしい・・・！ポイントで勝つだけでなく心までへし折るとは！！あらゆる意味でジオン側の完全勝利・・・舞台が砂漠故に、まるで第３次地球侵攻作戦を成功させた１部隊のようではないか！ゲルググとかドムとかいるけど。
ウソです。全くもって素晴らしくないです。全然面白くないです。気持ちは分からないでもないけど、正直やるせない気分です。

戦闘終了までの約３分、それはそれはのんびりとした時間を過ごさざるを得なかった。

戦わなければならないという観念も、撃破されるかもしれないという恐怖も無い。争いの無い穏やかな時間・・・まさかこんな事でも、平和を感じることが出来るなんて・・・。

【こちらはいかが？】　『フィールドモーター』

機動力の高い敵機に周りをグルグルと旋回されるがコチラは全然追いつけず、涙したことはあるか？この身はそんな思い出ばっかりだ。特にライトアーマーとかライトアーマーとか、あとライトアーマーとか。

格闘コンボを入力中、敵との位置がズレてしまって２撃目、３撃目が外れてしまったことは無いか？この身はそんな思い出ばっかりだ。お陰でグフ等でコンボを決めて大きなダメージを与えた事の方が少ない。

そんなアナタに送る、自機の旋回速度を上げてくれる夢のカスタムパーツ・・・それがこの「フィールドモーター」だ。
これを装着することで、機体の旋回速度が上がる代わりにレティクル（照準）の移動速度が下がる。レベルによってその角度がどんどん大きくなるぞ。
旋回能力が上がるので敵を正面に捕らえやすくなるが、それと同時に照準の移動速度が下がるので射撃重視の場合はその変化を自分で修正しないといけない。

射撃武器の依存度が低く、近距離の小回りが重要な格闘機と非常に相性がいい。連撃の最中に軸がずれてしまっても、攻撃と攻撃の間の一瞬で方向を修正できるようになるぞ。

多少不思議な軌道を描いてでも、敵にキッチリとコンボを叩き込む勇姿を見せてやるがいい。