ガンダムバトルオペレーション日記U369『カムフラージュ大作戦』 - ぶつよくさんの『言いたい放題』。
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ガンダムバトルオペレーション日記U369『カムフラージュ大作戦』

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敵を欺き、無防備な背中を突く。背後にいるのは、敵か味方か。

【本日の進行具合】 大佐 LV10


ガンダムバトルオペレーション(2周目)369日目。・・・ホントにバトルメモリーの実装でチップのドロップ率って落ちたのだろうか??ブロンズチップオンリーなんてのが連続しているのだが・・・ぐぬぬ、機体も主兵装も複数開発中のものがあるのにこんな状態になるのが不満なんじゃっちゅーねん!!

カムフラージュ大作戦


さて、先日のアップロードで追加された新型MSのひとつ「ゲムカモフ」。この機体の出所は、実のところ映像媒体では無い。
本機が登場したのは、フルCG作品の名作として名高い「機動戦士ガンダム MS IGLOO」のコミック版「機動戦士ガンダム MS IGLOO 603」に収録された、『蝙蝠はソロモンにはばたく』というエピソードである。そう、コミック版のみに登場する機体なのだ。

このカモフ(Camouf)という言葉だが、これだけでは何のことやらピンとこないだろう。が「カモフラージュ」と聞けば何となく分かるだろう?良く言えば「偽装」「迷彩」、悪く言えば「ごまかし」「見せかけ」という訳だ。ゲムの方は、単にジム(GM)のドイツ語風発音だ。直訳すると「偽装ジム」という事になるぞ。
ちなみにコミックで一緒に登場していた「ゲファンナーゲム」のゲファンナー(Gefangener)は「鹵獲した」という意味だぞ。
・・・すでにこの段階でどんなストーリーなのか大まかに分かってしまう気もするが、ストーリー自体の説明は省くとしよう。これも非常に面白い話ので、興味がある人は是非読んでみるといいぞ。

そんなマイナー機体であるゲムカモフがついに完成した。いやー、コレ使うの楽しみだったんだよねぇ。新スキル「偽装伝達装置」は敵に使われて面倒だったので、自分でも使ってみたいと思っていたのだ。

今回のテーマはより原作を意識した「偽装」。ゲームのシステム上見分ける術はいくらでもあるが、試しにやれる事をやって遊んでみようという魂胆である。

まずはペイントだ。ゲムカモフはジムのシルエットを意識しているので、ここはノーマルのジムのペイントをそのまま持ってくるのも悪くない。しかしいくらコスト200制限部屋とはいえ、ノーマルなジムを出す者は少ないだろうし、ペイントもデフォルトのままということもあるまい。それを考慮して、ジム改の地上仕様カラーにペイントを施してみた。これならガンダムファンなら違和感を感じまい。無論デカールも連邦フラッグ等を使用。フムス、思っていた以上にそれっぽくなったじゃないか。うんうん、すごく連邦機っぽいぞ。
そして本当は個性的な135mm対艦ライフルを装備したいところだが、それはむしろ自己主張が激しくなってしまい今回のテーマに即していない。故に、敢えて完成したばかりの280mmバズーカで出撃することにした。ふふふ、これならどう見ても(前から限定)バズーカ装備の連邦系汎用機にしか見えまい!こりゃ楽しくなってきた!!

今回お邪魔したのはベーシック・無人都市4対4・コスト200制限部屋。一応ホストさん始めルーム内のメンバーに、完成したばかりで強化していなくても参加していいですかと聞いてみると、景気よく「OK!」の返事が並んだ。ありがたい事だねぇ・・・感謝しつつ、いそいそと出撃準備を完了させた。

戦闘開始。出撃後、左回りに移動する。真正面から進んでしまっては偽装の意味が無いので裏取りするように移動するのだ。しかし、連邦側が思ったよりも早く侵攻して来た為、中継地点Cまで移動する必要も無かった。
中央広場の真ん中のビルを抜けたところが主戦場となっていた。乱戦に乗じて連邦側の後ろへ回り込む。いいぞ、位置的に如何にも連邦側で戦っているみたいだ。では、そこでウロウロしている陸戦型ジムに攻撃してみよう。ドカーン

・・・おや、無視したか。でも気持ちは分かる。この身も初めてジムナイトシーカーに攻撃された時は「何だよ後ろから・・・誤射か?」程度にしか思わなかったからな。その後別の機体に対する攻撃チャンスも伺っていたが、中途半端な位置でウロウロしている陸戦型ジムは恰好の狙い目。じゃあもう一発いってみようかな!ドカーン

おお!?さすがにこちらを向いたか。思いっきり見られたからには本腰を入れて戦わねばなるまい。先制できただけで充分、これで・・・
すると、こちらを向いた陸戦型ジムが、すぐに元の方へ向き直った。そう、チラリと一瞥しただけで、すぐに背を向けたのである。

え?どうしたんだ?ま、まさか・・・気付かなかった、のか??

目視されたのに無視されるという不思議な感覚。おお?もしかして、視覚効果もバッチリってコトか??
念には念を入れて、今度は陸戦型ジムの左側に移動する。あのシールドを直視されるとモロバレなので、視界に入っても右半身であれば偽装も活きると思ったのだ。そしてやや後方から近づく。ほほー、ステルスでもないのに敵の背後を取れるとは新しいな。これは面白い絵面だ。自然とニヤニヤしてしまったヨ。

しかしこの頃になると混戦度合いも随分と激しくなり、敵味方入り乱れて派手な戦いになっていた。その隙の乗じて、三度陸戦型ジムを攻撃してみた。ドカーーン
再びこちらを向く陸戦型ジム。しかし混戦時という事もあってか、こちらの一点を見たと言うよりも周囲をキョロキョロと見る様な仕草をした後、またすぐに背を向けたのである。

うっひょーい!コイツゥ、本当に分かってないんでやんの!!

スゲェぞ!機体の頭上に友軍アイコンが映っているかどうか等判断材料はあるものの、バズーカ装備の盾持ちのシルエットだと視認してもパッと見ただけでは敵か味方か分かりにくいと言う事か!!混戦時という事も大きいが、ここまで気付かれないとそれだけで凄く面白く感じてしまうな。やはり人間の視覚情報の大きさは絶大!偽装に意味はあったのだ!!
もういいやと開き直り、陸戦型ジムの背後からバズーカで怯ませたところで武器を切り替え、タックルで怯みを継続させてシュツルムファウストを撃ち放つ。本気で味方だと思っていたのだろう、不意を突かれ上手く対処できないまま陸戦型ジムは爆散したのだった。

この時点でもう大いに満足していた。しかし、こううまくいくと調子に乗ってしまうのはこの身の性である。ついつい他の機体にも同じようにしてみたのだが、2機目は早々にばれたらしく追いかけまわされた。
このゲムカモフ、緊急回避が無いので一度捕捉されるとボッコボコにされやすい。その分シュツルムファウストや高性能バランサ―がある為攻撃的に動く事が出来る。守っては負ける機体なのである。

中盤以降は例の陸戦型ジムに目の敵にされたようで、ものすごい勢いで絡まれてしまった。顔真っ赤状態なのが目に浮かぶが、頭に血を登らせているだけでは動きが雑になるぞ?ぅぇへへへへ、返り討ちじゃー!

そして、時々おもむろにフレンドリーファイアが発生する。かつてブルーディスティニー2・3号機が実装された時のように勘違いから起こる事故である。これもまた人間の視覚情報の大きさ故の結果なのだが、こ、これでは原作と同じじゃないか!ヤメヤメヤメロー!お、お前達、ゲムカモフと一緒に出ているのを忘れうぼぁー!?

前半は偽装を堪能し、後半は偽装故の問題に出食わしたといったところだろうか。スキルのお陰でヘイトが少ないはずなのだが、陸戦型ジムが執拗でネェ・・・まぁこういう機体なんだからそんなに怒らんといてー。

ちなみにこの戦いの結果は惜敗。いやーポイント的には大して差が無いくらいいい戦いだったのだが、結局追い上げきれなかったな。個人的には楽しめたけども、やはりLV1ハンガー強化無しの機体ということで色々と力不足だったかもしれないな。

新たなる可能性を見せた「偽装伝達装置」。それは正に戦場の狂気・・・いつも上手くいくハズもないが、これは高レベル機体の実装が楽しみだな。またひとつ面白い要素が増えたと思いたいな。



koukoku



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