2014年06月09日
ガンダムバトルオペレーション日記U347『邪心に満ちた峡谷』
凶悪極まるその編成。その悪しき心を祓うには、この一撃しかない。
【本日の進行具合】 大佐 LV8
ガンダムバトルオペレーション(2周目)347日目。すっごい・・・すっごいチップ祭り!今日はドロップした設計図が全てブロンズチップだったのサ!!・・・萎える・・・。
邪心に満ちた峡谷
先日の傭兵稼業は夕方の話。日付が変わってからのほほんとプレイしていたら、またしても呼び出しを受けた。あ、どうも皆さん、さっきぶりー。正直なところ、この時間は結構な睡魔に襲われていた。真面目に戦おうにも戦えないような気がしていた。それなら、と思い、最初からゾゴックを選択しておいた。すると、気がつくとジオン側が全機ゾゴックで出撃することになってしまっていた。ほらー、やっぱり皆ゾゴック楽しいんよ!ねぇ?
実は1戦目で「コスト制限無しの無人都市4対4で、ポイント差わずか10ポイントで勝利」という奇跡的な勝利を収めた。これだけでも充分過ぎるほどブログの記事にできそうだったのだが、今回はその2戦後に行われた、コスト350制限・峡谷6対6の戦いの様子を書こう。それは、ゾゴック隊にとって非常に印象深い一戦となったのだ・・・。
3戦目、それは峡谷6対6・コスト350部屋であった。「ジオンの皆さんは分かってますね!」というDさん(仮称)の呼びかけから、ジオン側はゾゴック一色で決まりである(何故か1、2戦もゾゴックのみだったけども)。何故コストが上がっているのか?それはすでにLV5ゾゴックを使用する者達がいたからである。ああ、我がLV5ゾゴックも、早くハンガー強化が完了しないものかなぁ。すると
「ボコボコのメチャメチャにされないように注意してね」
と、戦闘開始直前に、連邦側で準備しているDさん(仮称)がチャットルーム内でこんな発言をした。んん?普段からボコボコのメチャメチャにされているのだが、何故今更??さっきの2戦目なんてアナタ、危うく10倍近いポイント差で負けるところだったよ??結局Dさん(仮称)の意図が読めぬまま、出撃する事になった。
戦闘開始から中央広場へ躍り出るところまではいつも通りだ。そして中央の崖沿いに中継地点Bの見えるところまで移動する。では早速ブーメランカッ・・・ぁ痛いっ!?何だ、もう砲撃だと!?ちょいちょいちょいちょい、あの山なりの軌道はミサイルランチャーのものだぞ!?げぇー!パシュパシュと凄い勢いでミサイルがぁー!?
緊急回避で崖の陰に隠れる。そしてウロウロしながら様子を見ていたのだが、そこにいたのは、あまり見たくない機体ばかり。どう見てもどう見てもど・う・見・て・も
支援機しかおらんやないかい!
こ、これは・・・もしやチャットルームでの「ボコボコのメチャメチャにされないように注意してね」という台詞は、この編成で出撃するからだったのか!!
しかしコレ、大人気ないを通り越した、微塵も笑えないホンマモンの狩り部屋状態やないかーーーい!
直接的表現ではないにしろ、ジオン側がゾゴック=汎用機のみの編成なのは周知の事実。その為、単に勝つだけであれば、連邦側は相性的に有利な支援機重視の編成で戦えばいいだけの事。しかしこれをやってしまうと、文字通りの「狩り」部屋にしかならない。それは誰もが分かっていた事だった。故にこれまで、一度も支援機編成等という事はしなかったのだと思っていたのだが・・・
まさか、今回はそれを臆面も無くやってくるとは・・・これは本当に予想外だった。
やれやれ、よもやその暗黙の了解までも飲み込み、ついに禁忌に触れたというのか・・・!汚い・・・さすが連邦、キタナイ!!
ならばその悪しき魂、我らがゾゴックの拳をもって浄化してくれん!この情熱のこもった拳を受けて、目をっ覚ませっ!!
などとひとり盛り上がっていたら、ガンキャノンSML装備のスプレーミサイルランチャーで身動きが出来なくなったところを、ジムスナイパーの狙撃で文字通り瞬殺されてしまった。グゥの音も出ない凶悪極まりないコンビネーションである!当然、これはジオン側最速被撃破であった。
この凶悪な編成の前に、結局緒戦は全滅させられてしまったゾゴック隊。この段階では連邦側を1機撃破するのが精々だった。そしてこの時点でのポイント差は5倍以上・・・地形的には多少の有利があるものの、やはり非常に厳しい状況であった。この状況に、さすがのゾゴック隊もややテンションが落ちたようで、皆のボイスチャット(以下VC)の声のトーンが、一段下がっていた。
しかし交戦して気付いたのだが、わずかながら希望は残されていた。
ひとつ目は、低コスト機は対衝撃装甲値が決して高いものでは無かった事だ。機体によっては、拳一つで耐久値の半分からもっていけるのを確認していた。
ふたつ目は、接近時に自衛力の高い機体が少なかった事だ。近付くまでが大変だが、取り付いてしまえば勝機はある。
そしてゾゴック隊に、この状況で完全に意気消沈してそのまま崩れ去る・・・なんてデリケィトハートの持ち主はいなかった。そうだ、相手がどんな編成であれ、ゾゴック側が有利極まりないという状況はなかなか無い。これまでだって余裕綽々で勝ってきた戦いなどほとんど無いではないか。最上限にキツイものがあるが、それでも勝つ!
誰が何かを言った訳ではない。しかし徐々に皆の声色に精気が宿ってゆく。テンションが上がってゆく。なぁに、気持ちが落ちたら・・・開き直ればいいのさ!!
そしてテンションを高めた理由はもう一つあった。序盤では確かに全滅させられたが、連邦側も決して余裕があった訳では無かったのだ。そう、どの機体も大きく耐久値を減らしていたのである!その為リスポーン後の交戦で、一気に巻き返しに成功したのだ。それでもポイント差は開いていた。が、積極的な動きに陰りは無い。むしろこの状況でよりよい戦い方を研究し始めるメンバーが出てきたりしていた。反撃の狼煙は、すでに上がっていた。
「これはブーメランカッターを使うといいぞ、連続でダメージを与えられるし、これはいい!」
ブーメランカッターの有効性を見いだした仲間に支援を託し、こちらは中央の崖の上からダイブ&パンチ!!ブーメランカッターでダウンした敵機に追い撃ちをかけるのだ!ってギャーース!?ブーメランカッターがこっちにもー!場所は考えなければならないが、この戦い方も悪くない。さらに一歩、戦い方に磨きがかかったゾゴック隊であった。
ガンキャノンSML装備が2機もいる・・・アレに足止めされたらそれすなわち待機画面送りとなる為、それに警戒しつつ、ジムキャノンやらアクアジムやらを殴りに行った。
そして残り時間3分、ついにエースも決まり終盤に突入した。この頃には、序盤に感じられていた支援機編成に対する恐怖は誰も持ち合わせていなかった。圧倒的と言えるほどあったポイント差が、ここまでの戦いで随分と小さくなっていた。他の仲間達がどれほどアグレッシヴに、どれほど情熱的に戦っているかが分かるというものである。
しかしこの身はここまでで僅か2機を撃破したのみ。皆がこれだけ奮戦しているというのに、このままこんな不甲斐無い結果で終われるだろうか?否否否!!断じて否!!!ここまでポイント差を詰めたのだ、そこから更に勝利をもぎ取る為に最善の策は・・・
敵エースを狙うしかない!!
そう決断したらやる事はひとつ。手前に数機の敵機がいたが、この際他の機体なんぞどうでもいいので思いっきり無視!狙うは敵エースのみ・・・絶対に仕留めてくれる!!とはいえ、すんなりと進める訳も無い。こちらは無視したくとも、敵からすればそうはいかない。すぐにでも敵エースに向かいたかったが、ダウンさせたり逃げたりしつつ、近づくしかなかった。
幾多の困難乗り越えて、ついに中継地点Bから細い路地に入ったところで敵エース、すなわちジムキャノンを捉えた。最終的には友軍機が爆散した、その爆煙を隠れ蓑に一気に近付いたのだ。急襲に成功し、一撃叩きこむ。無論これでは撃破できない。そして追い撃ちも間に合わなかった。起き上がり距離を取ろうとするジムキャノンを追う。しかし無敵時間が切れた瞬間ジムキャノンから砲撃が!その直撃を受けつつも、何とかタックルを繰り出して足止めを狙う。悪あがきにしかならないかと思ったが、そこにタックルを被せてくるジムキャノン。ッ!これは千載一遇の大チャンス!!時間的にもタイミング的にもこの瞬間を狙う以外に勝機は無い!!!
「うおおおお!」
相性の悪さなんぞ知った事か!理屈も理論も正論も無用、今この一撃に求めるオーダーは唯一つ!!
「ぶち抜け!!」
ゴスゥッ!!
シールドで防がれる可能性もあった、タイミングが悪くて空振りする可能性もあった。しかし、それら負の可能性をすべて粉砕し、鋼の拳がエース機を貫く!膝をつき爆散するジムキャノン、そして表示された『敵エースを撃破』の文字!
「ぅおおっしゃああーー!エースもらったぁーー!!」
『おおおおーーー!』
『うおおおお!』
『お、スゲェぞ!今ので逆転だぁぁぁぁ!!』
『おおおおおおおー』
戦闘終了間際の逆転劇に、一気に湧きあがるゾゴック隊。そして確認したところ、この時点で残り時間は8秒・・・
『逃げろ!みんな逃げ切れー!!』
『俺は逃げる!逃げるぞ!』
『散れ!構うこたない、散れぇー!!』
『あ、■さん墜ちないでね!』(←あと一撃で撃破されそう)
「が、ガンバレー!」
人の事を心配している場合では無い。こちらの耐久値も残り1/3程度しかなかったのだ。一心不乱に細い路地を駆け抜けた・・・周りの様子を見ている余裕は無かった。そして、長い、長い8秒が過ぎ去り ─
『我が軍の勝利です!』
『『『『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!』』』』
編成的に不利な状況を、皆の力で乗り越えた瞬間であった!!!正に、正に奇跡の大逆転。これだよ、これがあるからゾゴック隊はやめられない!!
しかし、あまりにも熱過ぎる戦いが続いてしまい、己のエネルギーが尽きたようだった。睡魔と闘ってまでプレイした価値は充分あった・・・もう、満足、だ・・・zzzz・・・
はー、楽しかったぁー、本当にどうなる事かと思ったヨ。
・・・今回は運も味方して勝つには勝てたが、もうゾゴック隊で支援機一色編成相手にするのは・・・ハゲ上がるからヤメテェー。
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投稿者:butuyoku|23:20|GundamBattleOperation(PS3)
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