2014年05月20日
ガンダムバトルオペレーション日記U327『刹那のシーソーゲーム』
僅か数秒の間に起こった逆転劇。一瞬先は天国が地獄か。
【本日の進行具合】 大佐 LV5
ガンダムバトルオペレーション(2周目)327日目。やっちまった・・・とあるエースマッチで敵支援機がリザルト1位で被ダメージ最小なのに、こちらは味方エースを差し置いてリザルト1位・・・典型的なダメ格闘機そのままではないか!!この戦いは勝てたからよかったものの、エース決定後は「エース機撃破」に思考回路が思いっきり切り替わってしまうようだ・・・しばらくは野良でプレイする時はベーシックだけにしよう・・・。
刹那のシーソーゲーム
タイミングが良くないのか、入室する先々ですんなりと出撃できない事(格闘機が被ったり、おかしなレベルの機体を選択していたり)が続いていた午前1時頃。そろそろいい時間だし、まだ支給エネルギーが残ってはいたがもう寝てしまおうかと思った矢先、Dさん(仮称)からお誘いを受けた。Oh・・・スバラシイタイミングデース。
その後数戦し、「これでラストです」というコメントが表示された。ちなみにこれで2度目である。な、何を言ってるのか分からねーと思うが、この身も何を言われたのか分からなかったドッギュゥゥ〜ン。とにもかくにも、これは本日2回目の「ラストです」宣言であった。
その一戦が終わった後のリザルト画面。そこで、悲鳴を上げる事になった。
ゥッゲェェーー!!ポイント3桁でリザルト4位、挙句に被ダメージ最小ゥゥ!?
なんてこったい!あ、あれだけ前に出て殴り続けていたのに、結果だけ見たら見事な「イモック」っぷりではないか!そんな馬ぁー鹿なぁー!3回撃破されているのにかいっ!!(涙)
ボイスチャット(以下VC)から「イモックですねー!」と実に楽しそうな声が聞こえてくる。ぐぬぬぬ、悔しいが反論の余地無し。実際のプレイ内容では無い、この痛ましいまでの戦績こそ「イモック」の称号に相応しいものなのだ(号泣)。
とはいえ、時間的にこれでお開きかな?まさか、就寝前にこんな屈辱を受けた状態に陥ろうとは夢にも思わなかった。がっくりと項垂れた。
しかし、予想だにしない事が起こった。Dさん(仮称)がチャットルーム内に書きこんだコメントが、オカしかったのである。
「次でラストですかぁ?ww」
・・・え?またまた??いやホントにいつがラストなの??これは最早「ラストラスト詐欺」のレベルよ??VCから同じような意見が聞こえてくる。しかし相変わらず誰も退室しない。それどころか、そそくさと出撃準備を完了させる者まで出てくる始末。なんだい、皆やる気満々じゃねーーか!!
しかしこれは「イモック」の汚名挽回(ジェリド風)の大チャンス!さようなら就寝時間、こんにちは戦場。明日は寝不足確定だ!!
MAPもメンバーも機体も変わらぬまま戦闘開始。一応全員カスタマイズ画面に切り替えてはいるのだが、誰も機体を変更していないのはバレバレであり、カムフラージュのカの字程も意味を為していなかった。
もっとアグレッシヴに!もっとオフェンシヴに!!恐らく先程はブーメランカッターを多用したのがいけなかったのだ。我がゾゴックは拳で語ってこそ華!敵の編成なんぞ知った事か!!相手が何者であれやることは同じ「近付いて殴る」だけのことよ!!!
とは言え、敵編成はすぐに判明した。ジムストライカー、プロトタイプガンダム、ジム改、陸戦型ガンダムである。
ゾゴック隊でプレイしている際、エースが決まるまでポイント優位で事が運ぶ事はほとんど無い。それは今回もまた同じであった。相性そのものはよくてもそのリーチ差は圧倒的で、格闘機2機に痛い目に遭わせられる。バズーカ系装備の汎用機にも上手く固められたら身動きが取れない。絶叫と怒号と悲鳴と爆笑と共に、敵機に近付いては殴るを繰り返した。
そして残り3分、エース選抜の時を迎えた。これからが本番である。
『エースになりました』
・・・クックック、そうだろうそうだろう・・・何しろここまでで3機程撃破していたのだ、そうなってもおかしくは無いと思っていた!故に耐久値を調整し、3分を迎える前に撃破されておいたのも大正解だ。これで最早「イモック」の称号とは決別・・・このまま逆転を狙い、敵機を粉砕してくれる!!テンションを上げて気合を入れて、いざ勝利を掴む為に友軍機達と共に敵陣へと突っ込んでいったのだが・・・
ぎぃやーー!?(アッサリ爆散)
別に孤立した訳でも無く友軍機達と共に交戦していたのだが、切ない事に1機も撃破できずに撃破されてしまった。そして残り耐久値の少なくなった敵機を友軍機達が次々と撃破していくのがリスポーン待機画面から確認できた。あ、あれらをエースたるこの身が撃破出来ていれば、ポイント的に圧倒的優位に立てたものを・・・何故この身だけが撃破されちゃったりなんかしちゃってるの!!ちょっぴり勇み足過ぎたカシラ。要反省。
気を取り直してリスポーン。先程の反省をほんのり活かしつつ、ここから少しずつ、でも確実にポイント差を縮めていく。誰かが敵機をダウンさせたなら、すかさず他の機体が追い撃ち攻撃を加える!「強制ダウン」スキルを有効活用する最大限の方法「天下餅コンボ」はここでも健在であった。いける・・・これは行ける!
確かに逆転できる可能性はある。なにしろあと1機撃破できればそれは実現できるのだ!しかし、そこに至ったのは残り時間10秒を切ってからであった。普段であれば諦めがちな状況であるが、さすがはゾゴックを駆る者達。こんな状況でも、鋭い観察眼でそのチャンスを見逃さなかったのである。
「陸戦型ガンダムだ!」
VCを通して狙うべき敵機が示される。見れば陸戦型ガンダムの残り耐久値は1/6程度。アームパンチを直撃させる事ができれば、確実に一撃で仕留める事が出来る耐久値ではないか!一斉にゾゴック達の視線が陸戦型ガンダムに注がれた。さすがにこうなっては狙われているという自覚があったのだろう、必死に逃げ始める陸戦型ガンダム。しかし逃がさん・・・逃がさぁぁん!!ふふふ、機体レベルはどうか知らんが、スラスター量ではこのゾゴックの方が上よ!!焦るな、残り時間は僅か5秒だけど焦るな!
残り4秒。ふははついに追いついたぞ!このまま沈めぇぇい!!ドゴンッ(陸戦型ガンダム爆散)
残り3秒。よっしゃあ陸戦型ガンダムを撃破ぁぁ!これで逆転大勝利ぃぃ!これが!!これこそがゾゴッ・・・
残り2秒。ズバンッ!ッッアッーーーーーーーーーーー!!??(爆散)
残り1秒。(キルカメラ視点)な・・・ププププロトタイプガンダムだとぉぅぅ!?貴様はオレノー(フェードアウト)
一瞬に様々な事が起こった為、すぐには何が起こったのか分からなかった。実は陸戦型ガンダムを撃破したあと、いつもの癖で横にブーストキャンセルしていた。しかしその場所が狭い通路状になっているところだった為、横への移動距離はほぼ皆無であった。そのタイミングを見計らっていたかの如く、そして友軍機達の湧きすりぬけて、プロトタイプガンダムが背後から我がゾゴックをビームジャベリンで貫いたのである。これまでの戦いで残り耐久値が大きく減っていたゾゴックがその攻撃に耐えられるはずも無く、敢え無く撃破されてしまったのだった。
VCからは、逆転した事に対する歓喜の咆哮が湧きあがったかと思ったら一転、逆転されて戦闘時間が終わってしまった事に対する悲痛な叫びが木霊した。そう、いい歳をした漢達の野太い悲鳴が響き渡ったのである。
結果、敗・北!惜敗も惜敗、1秒に笑い1秒に泣いた激戦であった。
くああ、陸戦型ガンダムを撃破した瞬間はヒーローだったのに、その1秒後には戦犯になっとるがな!なんという落差、並みの絶叫マシーンではまず味わえない超絶ハイスピードなアップダウンであった。
とは言え、熱い・・・実に熱い戦いに、負けはしたものの満足感を得ていた。互いに最後の瞬間まで諦めなかったからこそ生まれた熱戦、逆転に次ぐ逆転劇だったのだ・・・この戦いをつまらないと感じた者は、実際にプレイしたプレイヤーの中には誰一人としておるまい。
・・・「イモック」な戦績でも無かったしね!(白目)
ところが困った事に、この後さらにもう一戦「ラスト」バトルが行われた。どうやらDさん(仮称)が自身のスコアに満足できなかったらしく、戦いは続いたのである。これで4戦目のラストバトル・・・最初に「ラストです」と言われてから、軽やかに1時間は経過していた。ラストとは一体・・・?やれやれ、Dさん(仮称)も素直にゾゴックを使えば楽になれたものを・・・。
この戦闘で、ついにゾゴック隊は勝利を収めた。そして終了後、ようやくルーム解散となったのだった・・・。
どうだい、ネタ機体の代表格のゾゴックだって、こんなに盛り上がる戦いが出来るんだぜ・・・?だから早く、LV5以上の解放をだな・・・
【GundamBattleOperation(PS3)の最新記事】
投稿者:butuyoku|22:51|GundamBattleOperation(PS3)
この記事へのコメント