2013年07月10日
ガンダムバトルオペレーション日記U013『真・英雄伝説』
目に見える派手な結果を残した者が英雄か?否、断じて否!!真の英雄とは、表にあらわれずとも本当の意味でチームに貢献した者にこそ相応しい。
【本日の進行具合】 上等兵 LV5
ガンダムバトルオペレーション(2周目)13日目。この階級のこのレベルになってくると、様々な種類の設計図がどんどん出てきて嬉しいのだが、種類が多すぎて全然揃わない!ええぃ、余計なものは後でいい!とにかくLV1ドムを完成させてくれ頼むから!今度こそ上等兵の時点で使わせてくれぇぇぇぇぇ!!
真・英雄伝説
普段はホストになってプレイしているのだが、時々他の部屋にお邪魔している。今回は無人都市4対4の部屋での一幕である。
序盤から友軍ボマーによって数的不利が発生したものの、拠点爆破が見事成功した上、残りの3機で何とか互角に戦えていた為にポイント的には優位であった。そして中盤以降は、中継地点C付近が主戦場となっていたのである。
なんとか中継地点Cを制圧したかったのだが、もちろんそう簡単にはいかない。そうこうしている内に友軍機が撃破され、1機だけになってしまった。残る敵は2機だが、当然集中砲火を浴びてしまう。イカン、このままでは撃破されるだけだ・・・ならば、ここは脱出だ!よし、辛うじて間に合ったな。このままC地点を制圧してや・・・(敵機がC地点の付近でリスポーンしてここまで戻ってきた友軍機と交戦)せいあつ・・・(友軍機が撃破される)せいあ・・・(もう1機敵が降ってきた)
止めよう。無駄死にする未来しか見えない。ちっ、チクショウ!覚えてやがれっ!
泣く泣くスラスター移動で中継地点Fまで戻る。遠いー、しまった、これなら歩兵状態で撃破されてリスポーンした方が早かったー!
ようやくF地点に到着して自機を呼び出した頃、自軍拠点方面から「支援頼む!」との要請がかかった。どうやら爆弾設置に来ていた敵機と友軍のザクUS型が交戦中のようだった。普段であれば敵ボマーなど無視して前線へ合流しているところだが、残り時間・爆破された場合のポイント差・チーム的な機体相性等を考えると、ここは爆弾を解除しておいた方がいいように思えた。幸か不幸か、中継地点Fまで戻ってきていたので「近いし」というのも理由のひとつになっていた。
ご大層な考えの下での行動ではない。単に気まぐれで動いたに過ぎない。
ザクキャノンの移動速度に若干のもどかしさを覚えつつ、自軍拠点周辺まで接近した。もつちょっとだから待ってねー、なんて呑気な感じで歩を進めていた。すると、レーダーに映ったのは・・・
何!?敵影2だと??
そう、支援を求めてきたザクUS型のプレイヤーは、敵機2機を相手に孤軍奮闘していたのだ!・・・なんと・・・見事、よくぞ堪えていたものだ。待ってろ、今加勢するぞ!!呑気な気分は、一瞬にして吹っ飛んでいった。
すると、敵機の内1機がこちらに向かってきた。ほぼ無傷の陸戦型ジムである。もしこれがジムライトアーマー等の格闘機であれば、恐らくアッサリと撃破されて終わっていただろう。だが我がザクキャノンと相性のいい汎用機であれば、迂闊な立ち回りさえしなければ何とかなる(時々ヒドイ目に遭わされるが)!!
初弾のグレネードとロケットランチャーは相打ちであった。しかし既に武装はキャノンに切り替えている。仮にここで緊急回避されたところで、マシンガンで脚部を狙えばいいだけのこと。体勢を立て直した直後に砲撃・・・直撃!!もう貴様に勝ち目は無い!マシンガンで脚部を破壊、ブーストで逃げたところを再度の砲撃で撃破した。
この時点で爆破まで残り27秒。ザクUS型はまだ交戦中であった。本来なら、協力して残りの敵機を撃破してから解除に向かうのが正しい判断だろう。しかしかつて幾度と無くそう考えて行動し失敗した経験がある身としては、それでは間に合わないと感じていた。
もしザクUS型が撃破されてしまえば爆弾解除中のこちらも撃破され、結果拠点爆破を許してしまう危険がある。こうなってしまったら最悪だ・・・しかし、恐らくこのままでは拠点が爆破されてしまう・・・ザクUS型のここまでの努力を無にしてしまう!
今こそ戦友を信じる時!
ザクUS型を信じ、爆弾撤去を優先した。拠点まで近づいて機体を降り、解除を開始するのに約10秒。残り時間に余裕は無い。この最中でもザクUS型は戦い続けている!
がんばれザクUS型!もう少し・・・もう少しで解除できるから!・・・あああイライラする、早く解除しろ!
しかしその心配は無かった。解除している最中に、ザクUS型が見事敵機を撃破したのである。こうして、無事爆弾撤去に成功。結果的に、敵機2機(パイロット含)と爆弾撤去分のポイントで、その差を大きく開ける事に成功したのである。
そしてその後すぐ戦闘時間が終了。この攻防を征した、我らジオン軍の勝利となった。
と、ここだけ見ると、まるでこの身が大活躍している様に見える。何せ格好よろしい表現を使うなら
「友軍の支援要請に颯爽と駆けつけたザクキャノン!素早く敵機を撃破し、爆弾撤去にも成功!敵の逆転を阻止し、チームを勝利に導いた!!」
・・・と言えなくも無いからである。言葉の魔法というヤツだなこりゃ。
だがしかし!
彼のザクUS型がこの身と同じ「ボマーは放っておいていい」と判断していたら?
ひとりで抱え込み、支援要請を出さずにいたら?
2機相手に撃破されていたら?
こちらが爆弾解除中に撃破されていたら?
もしかしたら逆転負けを喰らって、地に膝を着いていたのは我々だったかもしれないのだ。
結果的にこちらが爆弾を撤去する事ができたのは、彼の獅子奮迅の活躍があっての事である。まだまだ階級が上等兵という事もあって、連携らしい連携すら取れないことが多い。そんな時にこんな素晴らしいプレイヤーと一緒に戦えた事が、とても嬉しい。
そういえば爆弾撤去後、ザクUS型のプレイヤーがテキストチャットで「ありがとう!」と伝えてきたが・・・馬鹿言っちゃいけない、真に称えられるべきは君だよ、ザクUS型のプレイヤー!ジオン十時勲章ものの英雄に対し、敬礼!
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投稿者:butuyoku|23:43|GundamBattleOperation(PS3)
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