ぶつよくさんの『言いたい放題』。

それはプラモの祭典。偶然でも何でもいい、会場へ行くことにこそ意味がある！

エキスポin大阪YayYayYay！

11月2日から開催されている『ガンプラEXPO in大阪』。最新のガンプラの展示を始め、GUNPLA BUILDERS WORLD CUP（以下GBWC）優勝作品、劇中のワンシーンを再現したジオラマ作品等を閲覧できるイベントである。
元々行くつもりは無かったのだが、急に大阪に舞台（※下記参照）を見に行く事になり、ちょうどいいタイミングという事で行ってきたぞ（我が事ながらこんなのばっかりだな）。

開店10分前に会場たる梅田ロフトへご到着。入口の前には女性を含め20人近くの人が並んでいた。ちなみに『LOFT』は11月で創業30周年を迎えたということで、特別スペースを設けてイメージカラー黄色い雑貨（12本全て黄色の色鉛筆等面白い品もあるぞ）を限定発売しているので、多分そっち目当てだろう･･･と思っていた。
そして開店。ほとんどの人がエキスポ会場に（汗）。アレー？入口から入ってみると、早々に巨大なガンダムの頭部（1/1スケール）がお出迎え。ブレードアンテナの先に安全基準フラッグがあるので、これも「ガンプラだ」と言い張るつもりのようだ。
会場は右手が展示ブース、左手が限定商品販売コーナーになっていたぞ。

【展示ブース】
・12月に発売予定の「1/60　ＰＧ　ガンダムエクシア (LIGHTING MODEL)」が展示されていたぞ。細身なイメージの強い機体だが、やはり大型化するとマッシヴな感じになるよねぇ。発光ギミックが今までに無い特徴だ･･･というか何じゃこのヘヴィ過ぎる値段は（脂汗）。新作としては、ＭＧジムスナイパーカスタムやＨＧブルーディスティニー２号機等も展示されていたぞ。
・「1/100　ＭＧ　ＺＺガンダム」の雄姿も。フゥーッ！やはりかっこいい！！しかしこの身的に、あくまでもド本命は「ＦＡＺＺ」である。まずは「フルアーマーＺＺガンダム」からだろうからしばらく先になるとは思うが･･･待ってる！期待して待ってる！！



・GBWC日本大会歴代チャンピオン作品を実際に見る事ができるというのも本イベントの注目点だ。いやー、写真を見るだけでもスゲェと思っていたものが、間近で見るとその凄さがより一層見えてくる！ものによっては最早ガンプラとは言い難いレベルである。しかしクオリティが高過ぎて何と言うか･･･遠過ぎる！！



・ビルドファイターズコーナーもあったぞ。その中でも「バトローグ」「ＧＭの逆襲」に登場したキットが居並んでいたが、それだけでも結構な種類になるんやね。今後の展開も楽しみにしておこう。
・プレミアムバンダイ取扱商品コーナー。「Ｗ」系を中心に現在取り扱っているアイテムを展示していたが、やはりネットショップ限定品を実際に見る事ができるのは良い事だ。アレとかコレとか、そんなつもりもなかったのに買ってしまうかもしれぬな。
・「1/48　メガサイズ　ユニコーンガンダム」。でかぁぁあい、説明不要！これまた実物を見るとインパクトが違うのぅ。近くにＰＧ版も展示されていたが、個人的にはＰＧ版の方が好きかなー？
・「ガンダムOO」コーナー。10周年という事で、設定画やら説明文等の資料が壁一面に設置されていたぞ。展示ブースの裏側になるので目立たないが、逆ににぎやかしくないのでゆっくり見て回る事が出来たぞ。
・ディオラマ展示。「ガンダムSEED」「ビルドファイターズ」のワンシーンを再現したディオラマである。んー、単体展示もいいが、ディオラマ展示も熱いのぅ。ベースが欲しいわな。
・様々な著名人がカラーリングをプロデュースした「ガンプラサポーターズ」の展示もあったぞ。あくまでもカラーリングのプロデュースなので、ご本人が塗装した訳ではないぞ。色々と個性が溢れだしていた事に間違いは無い。
他にもＭＧやＰＧ、RE/100等のシリーズを紹介した展示等もあったぞ。

【販売コーナー】
さて一通り展示ブースを満喫し、いよいよお待ちかねの限定商品を物色する。今回の『ガンダムエキスポin大阪』では18種類もの限定品がラインナップされているのだ。ちなみに、「ガンプラEXPO」なのでプラモデル以外の商品は無い。ちょっとしたグッズどころか、ガンダムマーカー等ガンプラに関係ありそうなものすら置いていない。実に男らしい割り切りっぷりである。
ではどんなものか一通り見て回ろうかねー。おや、これは1/100だったのか。ほぉ〜、こっちは実物を見るとなかなか･･･。んー、コレのクリア形成も面白いなーっはっはっは。



･･･
･･････
･････････なんてこったいジーザス。

18アイテム中、

10アイテムが売り切れ状態ですって！？

おおぅ･･･まさか半分以上も無くなっているとは･･･これには軽くショックを受けてしまった。しかしそんな事もあろうかと、購入するつもりのものを4種類くらいピックアップしておいたのだ。荷物の量もあって元から1点買えればいいと思っていた。さ、残っているのはどれかなー？

（商品を見直す）･･･欲しいモンが全部売り切れとるやないかー！！（血涙）

想像以上の大人気っぷりである。確かに開催してから数日経過しているが、まさかこれほどまでに偏るとは･･･！！『君のガンプラがここにある』のフレーズに対し、「この身のガンプラはここには無い（涙）」と言わざるを得ない状況であった。如何に限定商品であろうとも、組み立てないのを前提としたプラモデルは不要である。もう･･･もうこれ以上「積みプラ」は要らないんだ！！（切実）
どうやらこの日の夕方に数点が再入荷予定とのことだが、その時間には帰路についている。無理に買うつもりにもなれず、何度か展示ブースと販売ブースを見て回り、それなりの満足感とそこはかとないガッカリ感を胸に梅田ロフトを後にしたのだった。

だがしかし、その後ふらりと寄ったヨドバシカメラで、地元では長らく品切れ状態（再販されても早々に完売）でネットでの購入も検討していた某キットを発見！しかもラスト１ダヨ！！よいよい、限定品では無くとも欲しいものを入手できた事に変わり無し。予算の事を考えれば、むしろ無理に限定品を買わずに正解だった。結果的に、ホクホク顔で帰宅したのは言うまでも無い。

確かに限定品に関しては残念だったが、全体的には充分満足。行った甲斐はあったというものだ･･･四の五の言わずに早ぅ積んでるキットを組んでいかんとイカンですなぁ。


※
今回観に行ったのは、佐々木蔵之介氏主演の舞台『リチャード三世』である。シェイクスピア作の史劇として非常に有名な物語なので細かい説明は不要だろう。
が、時代背景が「薔薇戦争（1455年〜1485年）」半ばから末期の話となるので、その流れが分かっていないと人間関係、その立場等が実に分かり難い。同じ名前なのに別人、というキャラクターも多々登場するので、場合によっては誰の事を言っているのか分からなくなったりしてしまう。
実際、その辺りの事を思いっきり忘れていたので序盤は分からないことが多く、状況を飲み込むのに一苦労だった。人物関係などが分かっていたらもっと楽しめたのだと思う。一通り予習してから観ればよかったなとちょいと後悔している。
しかし、舞台自体は非常に面白く、２時間４５分の上映時間もあっという間であった。そういえば前回観に行った「マクベス」からもう２年か･･･月日が経つのは早いものだねぇ（しみじみ）。