監督に聞いてみた其の四「何故本編で登場しなかったMSがコミック版では多々登場するの?」 - ぶつよくさんの『言いたい放題』。
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監督に聞いてみた其の四「何故本編で登場しなかったMSがコミック版では多々登場するの?」

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あれだけ目立ったアイツ達が、何故突然現れたのか。全ては、雷電宙域に原因が。

監督に聞いてみた其の四「何故本編で登場しなかったMSがコミック版では多々登場するの?」


「フルアーマースレイヴレイス」「ペイルライダーキャバルリー」「ペイルライダーデュラハン」。ゲーム本編にはまったく出てこないにも関わらず、いきなりコミック版で登場した「サイドストーリーズ」オリジナルのMS達。突然現れたかと思いきや、主人公機として扱われる等大抜擢にも程がある待遇を受けるという不思議極まりない機体達である。
しかし、それなら「何故ゲーム本編に登場させなかったのか?」という疑問が湧いてくるのも当然だろう。ただでさえゲーム初出の機体の知名度は低いのに、さらに「そのコミック版だけ」にしか登場しないなんてマニアックにも程がある。話の流れで、何故わざわざこんな事をしたのかを徳島監督に伺ってみたのだが・・・・・・・・・書いていいかちょいとアヤシイので多少ぼやかして書く事にする。

さて、こんな事になった原因なのだが・・・

『TB』ショックである。

ここでいう『TB』とは、この身が愛して止まない名作「宇宙の騎士テッカマンブレード」の事・・・では無い。コミックが大ヒットしてからというものOVAになったりその総集編が映画になったりガンプラのシリーズが出たり(MG含)1番くじになったりしている例の『アレ』の事である。
何がショックなのかというと、これは出版社の問題である。要するに、この10年の間ガンダムコミックを引っ張ってきたとの自負がある某社的には、他社の『TB』人気は想定外どころの騒ぎでは無かったという訳だ。むしろ危機感を覚えたという。これに対抗すべく、思いっきりテコ入れの対象とされたのがコミック版「サイドストーリーズ」だったという訳だ。どうやら派手目の話にしようとしたらしい。
・・・いやいや。確かに対抗意識を持つ事はいいと思うよ?競い合う事で、より良いものができるならファンとしても嬉しい話だよ?

でも、もう発売されているゲームのコミカライズなのに、何でこの作品をテコ入れ対象にしちゃったのさ!?(困惑)

フルアーマースレイヴレイスがデザインされたのも『TB』に対抗意識が向いた為だそうな。スレイヴレイスのデザインのままでは「地味過ぎる」と言われ、頭部がガンダム顔になったんだってさ。
そしてペイルライダーキャバルリーにV字アンテナが搭載されたのも、やっぱりガンダム顔っぽくする為だったんだって。

なんて無茶をするんだ・・・張り合う対象がはっきり決まっているんだったら、最初からそういう新作を企画したら良かったのに。作品の面白さや魅力は「派手さ」だけでは無いと思うがなぁ。原作への敬意が希薄なのはちょいといただけないな。

それにしてもコミック版「サイドストーリーズ」は良い作品だったねぇ。最初こそ『バトルオペレーション』でペイルライダーが使用可能になるプロダクトコード目当てに購入したけど、話が面白かったので結局全巻揃えちゃったヨ。
序盤から丁寧だったし、確かにゲームとは全然違う展開ではあったが最後も綺麗にまとまっていたので良い印象の方が強い。漫画を担当されたおおのじゅんじ先生には、今後もご活躍いただきたいものだ。

ゲームの方?うん、まるでPS1の如きゲームエンジンの古さもあるが、それ以上に「死にゆく者たちへの祈り」の演出の壮絶な手抜きっぷりはぜってぇ忘れネェ(真顔)。



さて、本当はもっともっと徳島監督にお伺いしたかった事はたくさんあったのだが、ここでタイムリミットがやってきた。もうギリギリもいいところだったのである。我ながら粘り過ぎといえよう。ここで話を切り上げ、挨拶もそこそこに駅に向かったのだが・・・この時パンケーキ代を支払ってなかったのは先述の通りである。いやぁ、焦って行動すると碌な事にならない典型的なシチュエーションだな。時間が惜しくても、多少の余裕は持たないとイカンね。

色々なお話をしてくださった徳島監督、そしてこの機会を与えてくれた村長に感謝を。個人的に大変楽しい時間を過ごさせていただきました。この場を借りて、改めて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。いやホント、今年最高の思い出やね。

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ちなみにコレはオフ会でもらった「感謝状」と「トロフィー」だ。自分で用意したイラストと、徳島監督はじめ開発人の方々にサインを書いていただいた各アイテム、そしてこの感謝状・トロフィーは一緒にして大切に保管している。これらはワンセットで個人的な宝物になっているのダヨ。フハハハハ。

では『バトルオペレーション2』の続報を心待ちにしつつ、他の事で色々と遊んでみるとするかねぇ。
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