ぶつよくさんの『言いたい放題』。

逆転勝利目前、やらかした男が一人。その最後は、雨だけが知っている。

【只今の階級】大佐　ＬＶ３

ガンダムバトルオペレーション開始から１５１３日目。はっはー、今週も週間任務に焦る必要は無さそうだぁー！しばらくはこれでいいよ･･･呑気にやらせておくれよ･･･。

無人都市みれん雨

パイセンと共に挑んだ今回のシチュエーションは『戦場の犬たち』。そして機体はジムキャノンであった。ほほぅ、『開戦の狼煙』ではあまり選ばれなかったジムキャノンが来たか。このシチュエーションでは勝敗のカギを握る機体と言える。さて、まともに戦えるかな？（汗）

実のところ、戦闘そのものは何と言うか、両軍共に序盤から連携らしい連携も無く、実に野暮ったく撃破し撃破されるという戦いだった。個人的には、何故か妙に友軍機に射線を塞がれたり、味方の援護に行ったらその味方がどこかへ行ってしまったりと、釈然としない展開にイマイチ盛り上がっていなかった。
しかし幸か不幸か、この戦いは実力伯仲であった。戦闘時間がちょうど半分を過ぎた時のポイントは、１８９０対１８６５だったのである。う、うーむ･･･接戦であるという点だけを見ると熱い展開のようだが、内容が内容だけに凄く微妙に感じられるなぁ。

ところが、残り時間２分の頃には状況が変わっていた。連邦側が各個撃破されてしまい、逆転された後ポイント差が開いてしまったのである。これはマズイ、このまま連携の無いまま戦ったら、差が開く一方になるのでは･･･。
が、そんな心配は無用だった。相変わらず連携が取れないまま戦い続けた結果、残り１分で敵機を一掃する事に成功し、中継地点Ｆを制圧するに至ったのである。そして残り時間２５秒で逆転に成功した･･････何なの？どーなってんの今回の戦いは！？何か色々雑過ぎない？？

ま、まぁ残り時間も少ないし、これで勝っただろう、と思ったがそうはいかなかった。この直後にもう１機のジムキャノンがジオン軍拠点前の広場で交戦しているのが見えた。その残り耐久値は僅かであった。これはマズイ･･･急いで援護に向かったが、合流した直後に撃破されてしまった。これにより、そのポイント差は４０に。それでも、まだ辛うじて勝っている状態であった。
ジムキャノンを撃破したのはザクバズーカ装備のザク�Uであった。幸いパイセンのジムＷＤ隊仕様も近くに来ていた為、２機でザク�Uを攻撃する。砲撃して足を止め、マシンガンを叩き込む。ここでパイセンがビームサーベルでダウンさせた。うっ、残り時間が微妙な時にダウンさせたか･･･。案の定撃破しきれず、起き上がり後無敵時間を利用して拠点エリアに後退するザク�U。

と、残り時間１２秒になった時･･･

敵に中継地点を制圧され、１０ポイント差で逆転されてしまったではないか！！

オゥフ、何という微妙極まりない展開であろうか！？こちらもいずれかの中継地点を制圧すれば逆転できるが、位置的にジムキャノンでは今から移動しても間に合わない。それよりも目の前のザク�Uを撃破することに専念するのだ！相手はダメージを受けているザク�Uだ。２機で攻撃すればやってやれない事は無い！！ハズ。

「追いましょうパイセン！」
『おぅ！俺達ならやれるぅぅ！！』

拠点の方へ後退していくザク�Uをパイセンと共に追う。残り時間はいよいよ少ないがまだ諦めてはいない！角を曲がったところで狙いを定める･･･よし無敵時間が終わったな！最早スラスターで逃げる事も出来まい･･･240mmキャノン直撃からのマシンガンで一気に撃破して逆転大勝利してくれるわ！！もらったーーーーーーッ！！

ドンッ！！

逆転勝利の希望を乗せて、240mmキャノンを放った･･････瞬間！！

ズササ〜･･･ガンッ

「あ゛！？」
『･･･あ』

ザク�Uに向かって放たれた砲弾。それは、この身の左後方からタックルで突っ込んできたパイセンのジムに命中した。目の前に飛び込んできた為、自身の放った砲弾の爆風で怯むジムキャノン。それはまるで、ザク�Uを庇うかのような、そんな見事なタイミングであった･･･ってゴルァァ！！

「･････････ヲイ（怒怒怒怒怒怒怒）」
『い、いや、敵の足を止めようと思って･･･』

“タックルが当たったとしても正面に来られたら砲撃が当てられんやないかい”とか、“それならロケットランチャーもしくはグレネードで攻撃せんかい”等々色々と言いたい事はあったが、その数秒後に戦闘時間は終了してしまった。こうなっては四の五の言っても始まらない。大人しく敗北を認める他無かった。

結果は敗北。それにしても１０ポイント差とは何とも惜しい戦いだった。両軍共それほど連携して戦えていた訳ではないので、そう言った意味で五分五分だったのだろう（あんまり嬉しい事ではないけども）。最後のパイセンの行動は、必死なプレイが裏目に出たケースの良い例と言えよう。下手に引き籠ったプレイをするよりも遥かに好感が持てる。


･･･でもパイセンは後で説教な。