課長の資格「ビジネスマネジャー検定」その学習ブログ

心身ともに健康な状態でないと、良く働く事ができないのだなぁと実感しました。皆さんも自身を振り返ってみて、思い当たる事が無いでしょうか？


お昼寝の話

ある会社で事務職をしている女性がいたんです。今期から係長に昇進したという事で、やっぱりモチベーションはあがりますよね。張り切っていたんです。


ですが、最近の悩みを聞く機会があったのですが、どうやら仕事上でのミスが続いており、ストレスがたまっているということ。まったく仕事に集中できないのだそうです。そんな自分がさらに腹ただしい思えて、不甲斐なさを感じていたそうです。


悶々としていた日々が続いていたようなのです。こうして話をするだけでも、彼女のストレスは軽減されるのかもしれませんが、一日の流れなどを改めて見つめなおしてみたのです。


会社で悩み、自宅で悩み・・・その中身を考えてみたところ自宅での時間に原因があるのではないかと仮説を立てました。就寝時間は変わらず、睡眠もある程度取れているのですが、子供の進学の事、家計、介護など仕事上の責任の他に重なってプライベートでのプレッシャーも大きくなっていました。その状態での睡眠で、しっかりと休息が取れていないのではないか・・・・？


一見、怠け者のようにも感じられるかもしれませんが、昼休みに１０分から１５分の昼寝を勧めました。自分もたった１０分、１５分の昼寝でもずいぶんとすっきりした事があったので。


実際に試してみたところ、午後の業務にも集中でき、だんだんとミスも減っていき、仕事が進むようになってきたという事です。たったの一言、ほんの昼寝。それだけで、期待以上の好循環を生み出したんです。眠気を我慢して一生懸命働いているつもりでも、その効率を考えてみれば、１０分と言えど休んだ方が心身のため。


実際のところ、適度な昼寝によって脳が活性化し、その後の仕事の能率が上がるということです。時間の有効活用で、心身の健康を保ちながら効率的な仕事を行う事が大切だなぁと感じた出来事です。