2020年09月20日
自分自身への問いかけの難しさ
毎日忙しい日々をお過ごしかと思いますが、マネジャーに関わらず「自分を見つめる」という時間について感じたこと。
まるで悟ったかのような事を申し上げますが、
「反省」とは言うけれど、自分はどうあるべきかを真剣に自問自答するのは難しいと思います。
昔々のお話で、徳川家康が若かりし頃、隣国の武田信玄が天下を取る為に上洛の軍を興し、家康の領国「遠江(とおとうみ)」に侵攻してきました。
ところが信玄は、家康のこもる浜松城を攻めようとはせずに、そのまま領土を素通りしようとしました。
えっ?ってなりますよね。家康は悩みました。
軍の規模、戦力の違いは明白で、戦えばまず負けてしまう、しかし「戦わぬは武士の名折れ」そう思った家康は出陣します。
家康は完膚なきまでに敗れました。
敗走した家康がまず命じたのは、自分の肖像画を書かせる事だったそうです。
えッ?って今度は家康に対して思いましたよね。
しかめっ面に左手を頬にあてて、左足をおり右足の上に乗せるという滑稽な姿。こんな絵を書かせて家康は何を考えたのでしょう。
「勝つことばかり知りて負けくることを知らざれば害その身に至る」
後年、家康が遺した人生訓の一節と重ね合わせれば、負けた己が姿を素直に見つめ、足らざるところや志を問い直すためにあの肖像画を書かせたのではないかと考えられます。
自分は何者か、何がしたいのか、他でもないおのれ自身にしっかり問いかける時間も必要ではないでしょうか。
まるで悟ったかのような事を申し上げますが、
「反省」とは言うけれど、自分はどうあるべきかを真剣に自問自答するのは難しいと思います。
昔々のお話で、徳川家康が若かりし頃、隣国の武田信玄が天下を取る為に上洛の軍を興し、家康の領国「遠江(とおとうみ)」に侵攻してきました。
ところが信玄は、家康のこもる浜松城を攻めようとはせずに、そのまま領土を素通りしようとしました。
えっ?ってなりますよね。家康は悩みました。
軍の規模、戦力の違いは明白で、戦えばまず負けてしまう、しかし「戦わぬは武士の名折れ」そう思った家康は出陣します。
家康は完膚なきまでに敗れました。
敗走した家康がまず命じたのは、自分の肖像画を書かせる事だったそうです。
えッ?って今度は家康に対して思いましたよね。
しかめっ面に左手を頬にあてて、左足をおり右足の上に乗せるという滑稽な姿。こんな絵を書かせて家康は何を考えたのでしょう。
「勝つことばかり知りて負けくることを知らざれば害その身に至る」
後年、家康が遺した人生訓の一節と重ね合わせれば、負けた己が姿を素直に見つめ、足らざるところや志を問い直すためにあの肖像画を書かせたのではないかと考えられます。
自分は何者か、何がしたいのか、他でもないおのれ自身にしっかり問いかける時間も必要ではないでしょうか。
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