韓国の国家安保総括点検会議が発足
【ソウル=竹腰雅彦】韓国の国家安保総括点検会議は3日、李明博(イミョンバク)大統領に国防改革の課題を初めて報告した。
同会議は、海軍哨戒艦「天安(チョンアン)」沈没事件を受け、安保体制や軍の危機管理を見直すために発足した。報告は、潜水艦やゲリラ攻撃など北朝鮮のあらゆる挑発に備えるとともに、韓国を挑発する意思を封じる「能動的抑止」が必要と提言した。
提言はミサイル発射など「明確に戦争に発展すると判断できる兆候」がある場合、北朝鮮の軍施設を韓国が先制攻撃することを視野に入れた内容で、攻撃を受けた後に即時反撃するという現行の対応から一歩踏み込むものだ。
詳しくはこちらから
この記事へのコメント